両家の祖父母から贈られたふたつのおひなさまのうち、昨年は段飾りを出したので、今年は立雛を*
言うなれば、段飾りはフルコースの料理のようなもの。
片やこちらは、日常の延長線上の『ささやかなハレ』の料理のような。
豪華さや艶やかさでは七段飾りに遠く及びませんが、この素朴な優雅さは眺めるたびに穏やかな喜びをもたらしてくれます。
お道具も何も持たないおひなさまなので、飾るスペース(いつものリビングのキッチンユニットの上)に合わせて、周囲を紙のガーランドでデコレーション*
今年は雰囲気を変えたくて、この少し大ぶりなガーランドを新調。
100円ショップのおりがみで作りました。
この場所に置くためにDIYしたいつもの飾り棚にも、小さなおひなさまを*
おとなになってから自分のために求めて以来、とても大切にしている京陶人形。
今年も無事に出すことができて嬉し*
今年のガーランドは立体です。
おりがみを丸く切り抜いたものを5枚貼り合わせて、なんとなーく球状に見えるようにしてみました(笑)
五弁の花びらを持つ球は、直径3センチのものと2センチのものと2種類あります。
それらを適当にテグスでつないで、吊り下げてあります。
紙製のガーランドは、その軽さが一番の魅力です。
吊り下げるのに負担はないし(場所によってはセロテープだけでも大丈夫!)、人やエアコンが巻き起こすささやかな気流で気ままにふわりふわりと揺れるのが、また可愛い♪
紙とハサミと糊さえあればできちゃうお手軽さもいいですしね*
…あ、ちなみにこの五弁の球。
立ち上げている花びらを畳めば平らになるので、収納時にも嵩張りません(笑)
あくまでも主役はおひなさまなので、ガーランドの紙選びにはちょっぴり神経を使いました。
それでも自分の「好き」に従って選べばそこには必ず共通点があるので、いろんな色柄や素材のものを組み合わせても意外としっくりと馴染むもので。
それがまた、おもしろい*
リビングがひと足早く春色に。
目に入るたびに「うふふ*」と嬉しくなる景色です。