彼女の母である我が親友の「なんでもいいから作って!」の声にこたえるべく
腱鞘炎のことなんて忘れるくらい夢中になって、せっせと縫いました。
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『木綿の女の子服』(雄鶏社・絶版)より、丸ヨークのワンピース。 サイズ120。
胸から下に締めつけがないかたちなので、風が通って涼しそう*
生地はとても軽くてふわふわな綿麻。
おとな向けの色と模様ですが、ギャザーたっぷりのドレスにしたら
ちいさなひとにも似合う服になりました*
これを縫っているとき、本気で半泣きになる大ポカをしてしまいました (涙)
8割がた縫いあがり、あとはファスナーつけとその周辺の始末だけ、というとき。
ロックミシンをかけている際に歯が当たり、裾から6センチのところに穴をあけてしまいました
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それも2ヶ所!
画面蒼白、そののち半泣き。
穴のあいたところを取り除いたはいいけれど、今度は丈が短くなり。
3歳児とは思えないほど長身のたーたんには、これでは短すぎ。。。
生地の余分はないし。。。
しばしワンピースとにらめっこ。
ロックミシンの餌食にならなかった部分と残りのハギレを使って裾を切り替えて継ぎ足し。
当然柄が合わないので、目立たなくするために切り替え部分に細いレースをたたきつけたら・・・
あらかわいい!
本では胸元に付けるようになっていたレースが裾にきたら、なんだかバランスがよくなりました。
これぞ怪我の功名。
・・・やれやれ。 寿命が縮まった。
★ 私が作るファスナーつきの服は、ちいさな人のものでもコンシールを使っています。
理由はただひとつ、つけるのがエフロンよりも得意だから。
上記ワンピースのようにドレッシーなものにはエレメント(歯)と縫い目が表に出ないのでファスナーが悪目立ちすることなく
背中もナチュラルになるので好きなんです*