セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」 インプレッション

2011年05月23日 11時50分05秒 | 【旧】購入・レビュー話


パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
製作国: アメリカ
上映時間: 約2時間20分
配給: ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
映倫区分: G(全年齢対象)


●= 永遠の命を与える泉を求めて =●
今作は、これまでに3作品上映されてきた「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズ最新作です。
ストーリー的には、前3作品との繋がりはないようです。また、シリーズでは初めて3D版も上映されます。

私は過去のシリーズ作品を全く見たことがありませんが…友人に連れられて、見に行ってみました。
3D版もありましたが、今回私は2Dの字幕版で見ました。

◆-- あらすじ --◆
永遠の生命をもたらすと言われる「生命(いのち)の泉」を求めて、史上最恐の海賊・黒ひげが動き始めます。
時を同じくして、海賊ジャック・スパロウの前にかつての恋人アンジェリカが現れ、生命の泉への同行を誘います。
さらに、海軍将校になった元海賊のバルボッサも現れ、生命の泉に必要な聖杯を捜し求めます。

黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ。
3人の海賊の思惑が渦巻くなか、ジャックは巻き込まれる形で生命の泉を目指します。
果たして、永遠の生命を手に入れるのは…?


■== partygameの評価 ==■
面白いと思えるのは「初見」だからかな?


=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|-- ジャックの個性が引き立つ --|
まあ、こういう質の作品は多いですが、いわゆる”ひょうきん”な性格のジャックと、比較的真面目な印象のある周辺の登場人物。だからこそ、ひょうきんなジャックが引き立っていますね。

|-- 表現力が高い --|
あくまで初見としての意見ですが、グラフィックのクオリティは高いです。
どれがCGでどれが現実か、ハッキリは分からなかったです。さすがにディズニーは技術力が高いですね。

|-- △途中から、頭がこんがらがる --|
今回は主に、黒ひげが船長の勢力と、バルボッサが船長の勢力がピックアップされているわけですが…わりと場面がコロコロ切り替わり、後半になってくると、この人はどっちの勢力だったっけ?とか、この人はどういう立場だったっけ?とかが訳分からなくなってきました(笑)
全体的にストーリー展開のテンポは良かったと思う一方で、話を隅々まで理解するという点でいうと、テンポが早すぎるように感じました。まあ、「生命の泉を目指す」という大本はブレないので、そこさえ理解できていれば基本的には楽しめますけどね。

|-- △アクシデントは思ったより少なめ --|
必要なものを集めつつ、生命の泉を目指すという流れだったわけですが、比較的「予定通りに進んでいる」という印象で、予想外のアクシデントが少ないような気がしました。
どれも、事前に予告される、あるいは予想できるレベルのものだったので、もうちょっと意外性のある展開が欲しかったです。まあ、過去作品もこういう流れだったのかもしれませんが。

◆-- 総評 --◆
率直に、良くも悪くも「普通に楽しめた」という感じでした。
表現力の高さ。また、ジャックの個性やアクションが引き立っており、この2点がこの作品の大きな魅力だと思いますが、ストーリー的にはわりと普通で意外性が少ないという印象でした。

ちなみに、シリーズ作品を見ている人からすると、イマイチな印象の意見が多いようですね。
4作品目ということでさすがに飽きていることもあるでしょうし、今作から製作スタッフも違うらしいので、作品の質に違いがあるのでしょうね。まあ、ある種「初見」のほうが良かったということなのかもしれません。
まあ…この作品で「初見」という人は、ほとんどいないと思いますけどね(笑)


その他の映画の評価は、こちらからどうぞ
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