やっぱり、ケータくんの夏は、まだまだ終わりません。
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/10
希望小売価格 ―→ 4,600円(税別)
ジャンル ―→ RPG
プレイ人数 ―→ 1~4人
└→ 最大2人の対戦やメダル交換(ネット通信も対応)
└→ 「妖怪ウォッチバスターズ」で最大4人協力プレイ(ネット通信は非対応)
すれちがい通信 ―→ 出会った相手からプレゼント&対戦
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
小学生の主人公と、愉快な”妖怪”たちが織り成す、現代風の町を舞台にしたRPGです。
主人公が住む町「さくらニュータウン」を中心に、様々な場所へと足を運んで、妖怪を仲間にしたり、仲間にした妖怪で戦ったりします。
シリーズ2作目となる今回は、電車などを通じて新たな町に行けるようになったほか、「60年前の世界」にも行くことになります。探索要素や新しい妖怪、通信プレイなど、色々なところがパワーアップしています。
私は「本家」バージョンを購入しました。
とりあえず、前回紹介し損なった内容について、触れておきます。
|== きまぐれゲート ==|
他の妖怪と同じく、妖怪ウォッチに反応。レンズで探してみると、「きまぐれゲート」が出現することがあります。
中に入ると「敵を全部倒せ」などのお題が出るので、お題をクリアしましょう。クリアすると「ゲートボール」なるものを獲得。たくさん集めて、とある場所で使うと…?
|== ナゾのたてふだ ==|
「きまぐれゲート」と同じで、妖怪と同じ反応をするので、レンズで探しましょう。
立札を調べると、妖怪にまつわるクイズが出題。正解をすると、立札の前に「妖怪サークル」というものが出現。ここに、クイズで答えた妖怪と同じ妖怪を配置してあげることで、何か良いことが起こるみたいですよ。
なお、「妖怪サークル」に配置した妖怪は、メンバーとして連れていけなくなる…ということはないので、ご安心を。
|== えんえんトンネル ==|
とある場所にある「えんえんトンネル」。中に入ると、外に出るまでセーブすることができなくなります。
延々と続くトンネルのなかで、妖怪が出てきたり、人と出会ったり、なぜか”謎の自動販売機”が置いてあったり。色々と摩訶不思議なことがあります。奇妙なセリフの数々は、ちょっと『MOTHER2』を思い起こさせます。
一番奥を目指してもいいですし、ところどころに出てくる「非常口」から脱出しても良いです。どこで何が起こるか、分かりませんからね…。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 本家
購入価格 ―→ 4,063円(新品)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア(寄り道は、あまりしていません)
シナリオクリアまでにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
備考 ―→ 発売日に配信された「Ver1.1」のアップデートを適応しています。
シリーズ作品の経験 ―→ 前作『妖怪ウォッチ』は、シナリオクリアまでプレイしたことがあります。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ なかなか熱くなれるストーリーでした。
前作は、それこそ「ドラえもん」のように、あくまで「日常のなかで妖怪と戯れる日々」みたいな印象が強かったですが、今回はわりと大筋なストーリーがあり、それに基づいた展開となっています。
ま、私は前作をプレイした時に「こういうゆるいストーリー展開はいいね~」と言いましたが、RPGの正統とも言える、愛と勇気と友情のストーリーみたいなのも、やっぱり良いものですね。
あと、今作では<ネタバレ注意!→>ジバニャンの過去が語られるストーリー<←ネタバレ注意!>があるんですが、うかつにも、ちょっと目が潤んじゃいました。
○ ―→ 前作以上に、会話を見るのが楽しくなっています。
普通に話しかける会話だけではなく、話しかけていないのに会話の吹き出しアイコンが勝手に出てきて、会話しているところを見れるという場面もあるのですが、その対話が妙に気になって面白くて、その場を離れられなくなります(苦笑)
この特殊な会話場面は、そこまで多くはありませんでしたが、今後もっと盛り込まれていくと、よいアクセントになってくれそうですね。
○ ―→ クエストが挑戦しやすくなっているのが、嬉しいです。
前作も、色々なクエストが好きなだけ受注できましたが、色々やっているうちに、誰からお願いされたものか?とかが分からなくなるので、結局やらなくなることが多かったです。
今回は、受注しているクエスト一覧を選択すると、下画面の全体マップに矢印が表示。
自分で探さないといけないクエストなど例外で表示されないクエストもありますが、基本、これで次に目指すべき場所が分かるので、迷わずクエストに挑戦できます。この1つがあるだけで、グッと楽しみやすくなりますね。
○ ―→ 前作よりは、妖怪が仲間になりやすくなっている気がします。
感覚的な問題なので、本当にそうなのか確信は持てませんが…今のところ、仲間にするのにやたら時間がかかったという場面はありませんでした。
それこそ今回は、ストーリー展開のなかで、必ず自力で妖怪を仲間にしないといけない場面がありまして。最初は、ちゃんと仲間になってくれるのか心配でしたが、2~3回くらい戦えば仲間になってくれたので。あ~、これくらいならいいかな、って思いました。
もちろん、食べ物を与えるという前提になりますけどね。
△ ―→ 難易度は、たぶん前作より高いです。
個人的な印象としては、序盤はそうでもないですし、ボスも全体的にそこまで強くないというか。思ったより短い時間で倒せるな~って思っていたのですが、終盤の敵やラスボスは、けっこうキツかったです。
特にラスボスは「レベルを上げれば絶対に倒せる、とは言い切れない理由」がありまして。私は運よく1回の挑戦で倒せましたが、戦闘が始まって序盤で、けっこう絶望しました(苦笑)
△ ―→ 戦闘での、スロー演出や処理落ちについて。
前作でもあったのかもしれませんが、前作では気にならなかったんですよね。
今作では、例えばクリティカルヒットとかした時にスロー演出が入ったりするのですが、もし、ちょうど必殺技を出すのに線を引いている時だと、その演出の影響をモロに受けちゃうのです。線を引くスピードも、一瞬だけスローになって、なんか上手く線が引けなくて、タイムロスになるという。
また、一部のボス戦では、上画面での演出が凄いせいか、単純に処理落ちしていることもありました。これもやはり、下画面での操作に影響を与えています。
これは、完全に作り方の問題になりますけど、上画面の演出や処理落ちの影響を受けないように作れなかったのかな~?と思いました。
△ ―→ 「きまぐれゲート」について。
アクセントの1つとして良いとは思うんですが、序盤にゲートが出てきて挑戦した時に、明らかにこちらのレベルに合っていない敵が出てきて、一瞬でボコボコにされたことがありました。もちろん、ここで負けたらゲームオーバー扱いになり、自宅に飛ばされてしまいます。
まあ、こういう経験は1回しかなかったので、たまたま運が悪かっただけなのかもしれませんが…わりとバランスが取れている『妖怪ウォッチ』シリーズのなかで、バランスに不安が残る要素が入ってきた気がして、ちょっとモヤモヤしました。
きまぐれゲートに入る前は、必ずセーブしておきましょうね。
<ネタバレ注意!→>△ ―→ 「妖怪ウォッチ 零式」について。
物語の中盤くらいから使えるようになる、新たな妖怪ウォッチ。
戦闘時、下画面の真ん中をタッチすると切り替えることができ、「ねらう」コメントが「つつく」コマンドに変化。必殺技も強力になりますが、その反面、隣の妖怪の必殺ゲージも消費するというリスクがあります。
で、「つつく」コマンドは、上画面の妖怪たちに、特定のタイミングで「つつけ!」というアイコンが出てきます。
選択して、下画面でつついてやることで、色々な効果を発揮。味方の妖怪であれば良い効果が出て、敵の妖怪であれば悪い効果を与えます。
…実は、この「つつく」という概念が、イマイチピンと来ていないんですよ。いつ「つつけ!」って出るか分からないですし、なんか、ワンランク上のテクニックが追加された気がして、ちょっと戦闘が複雑になった印象です。
おそらく、簡単に紹介されただけで終わって、実践によるチュートリアルというのが無かったので、良く分からないまま使わなくなったんだと思います。
他の新要素と違って、いわゆる何百回とプレイすることになる戦闘に関する要素なので。もうちょっと、詳しいチュートリアルが欲しかったかもしれません。というワガママです(笑)<←ネタバレ注意!>
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
ファーストインプレッションと、同じ点数にしました。
順当にパワーアップしたという印象のまま、最後まで楽しむことができました。今回は、ストーリーがそこそこ気になったので、寄り道をあまりせずにプレイしましたが、それでも前作よりは少し時間がかかりました。ボリュームも、順当にパワーアップしているようですね。
前作を楽しんで頂けた人なら、ほぼ間違いなく今作も楽しんで頂けることでしょう。
パワーアップしているとはいえ、基本は寄り道要素がパワーアップしているという感じなので、億劫に感じる必要はありません。メインストーリーだけを進めるだけなら、それでも問題ありません。
一方で、ストーリーそっちのけで寄り道しまくっても良いでしょう。通信対戦に明け暮れても良いですし、「妖怪ウォッチバスターズ」で1人ないし友達と一緒に楽しむのも良いですし。いっそ、夏休みやしく虫取りや魚釣りばかり楽しむのも良いですし。思い思いの夏休みを過ごせます。個人的には、魚釣りが思いのほか楽しいうえに、釣れる種類がけっこう多くて、楽しんでいます。
あと、ファーストインプレッションの時にも言いましたが、「フルコンプリート前提」で考えると、各バージョンでしか出てこない妖怪や妖怪メダル経由でしか手に入らない妖怪がいたりなどで、阿漕なやり方が気に入らないと感じるかもしれません。一応、この点はご注意くださいね。
ただ私は、あまり言及しません。そんなこと言いだしたら、過去に同じようなことをやっている人気作はあるわけですし、純粋にゲームとして楽しむだけであれば、必要以上に神経質になる必要はないと判断しています。「フルコンプリート」なんて元々は、やりたい人がやればいいというワンランク上の遊びだと思っていますので。
約2週間で150万本以上を売り上げ、現在のゲーム業界を支える一角として開花した『妖怪ウォッチ』シリーズ。
今後の展開にも注目していきましょう。少なくとも私は、ゲームで続編が出るなら、付き合っていこうかと思います。
※クリックで、大きなサイズに
あ、ちなみに。シナリオクリアした時のメンバーなんですが、上の写真(ファーストインプレッションの時のメンバー)と、ほとんど一緒でした。変わったことといったら「バクロ婆」が進化したくらいです。平均レベルは、35でした。
あと、インターネット通信対戦は、だいたい10回くらい挑戦して、勝率は6割くらいかな。
ランクが上がってくれば、相手も強くなってくるので、なかなか勝てません。レベルは60固定なので、完全に、妖怪の組み合わせと戦略次第です。色々なメンバーを作ってみて、さらに上のランクに行けるか?に挑戦するのも、楽しみの1つですね。
関連記事:
3DS『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』 ファーストインプレッション(2014/07/15)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/10
希望小売価格 ―→ 4,600円(税別)
ジャンル ―→ RPG
プレイ人数 ―→ 1~4人
└→ 最大2人の対戦やメダル交換(ネット通信も対応)
└→ 「妖怪ウォッチバスターズ」で最大4人協力プレイ(ネット通信は非対応)
すれちがい通信 ―→ 出会った相手からプレゼント&対戦
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
小学生の主人公と、愉快な”妖怪”たちが織り成す、現代風の町を舞台にしたRPGです。
主人公が住む町「さくらニュータウン」を中心に、様々な場所へと足を運んで、妖怪を仲間にしたり、仲間にした妖怪で戦ったりします。
シリーズ2作目となる今回は、電車などを通じて新たな町に行けるようになったほか、「60年前の世界」にも行くことになります。探索要素や新しい妖怪、通信プレイなど、色々なところがパワーアップしています。
私は「本家」バージョンを購入しました。
とりあえず、前回紹介し損なった内容について、触れておきます。
|== きまぐれゲート ==|
他の妖怪と同じく、妖怪ウォッチに反応。レンズで探してみると、「きまぐれゲート」が出現することがあります。
中に入ると「敵を全部倒せ」などのお題が出るので、お題をクリアしましょう。クリアすると「ゲートボール」なるものを獲得。たくさん集めて、とある場所で使うと…?
|== ナゾのたてふだ ==|
「きまぐれゲート」と同じで、妖怪と同じ反応をするので、レンズで探しましょう。
立札を調べると、妖怪にまつわるクイズが出題。正解をすると、立札の前に「妖怪サークル」というものが出現。ここに、クイズで答えた妖怪と同じ妖怪を配置してあげることで、何か良いことが起こるみたいですよ。
なお、「妖怪サークル」に配置した妖怪は、メンバーとして連れていけなくなる…ということはないので、ご安心を。
|== えんえんトンネル ==|
とある場所にある「えんえんトンネル」。中に入ると、外に出るまでセーブすることができなくなります。
延々と続くトンネルのなかで、妖怪が出てきたり、人と出会ったり、なぜか”謎の自動販売機”が置いてあったり。色々と摩訶不思議なことがあります。奇妙なセリフの数々は、ちょっと『MOTHER2』を思い起こさせます。
一番奥を目指してもいいですし、ところどころに出てくる「非常口」から脱出しても良いです。どこで何が起こるか、分かりませんからね…。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 本家
購入価格 ―→ 4,063円(新品)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア(寄り道は、あまりしていません)
シナリオクリアまでにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
備考 ―→ 発売日に配信された「Ver1.1」のアップデートを適応しています。
シリーズ作品の経験 ―→ 前作『妖怪ウォッチ』は、シナリオクリアまでプレイしたことがあります。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ なかなか熱くなれるストーリーでした。
前作は、それこそ「ドラえもん」のように、あくまで「日常のなかで妖怪と戯れる日々」みたいな印象が強かったですが、今回はわりと大筋なストーリーがあり、それに基づいた展開となっています。
ま、私は前作をプレイした時に「こういうゆるいストーリー展開はいいね~」と言いましたが、RPGの正統とも言える、愛と勇気と友情のストーリーみたいなのも、やっぱり良いものですね。
あと、今作では<ネタバレ注意!→>ジバニャンの過去が語られるストーリー<←ネタバレ注意!>があるんですが、うかつにも、ちょっと目が潤んじゃいました。
○ ―→ 前作以上に、会話を見るのが楽しくなっています。
普通に話しかける会話だけではなく、話しかけていないのに会話の吹き出しアイコンが勝手に出てきて、会話しているところを見れるという場面もあるのですが、その対話が妙に気になって面白くて、その場を離れられなくなります(苦笑)
この特殊な会話場面は、そこまで多くはありませんでしたが、今後もっと盛り込まれていくと、よいアクセントになってくれそうですね。
○ ―→ クエストが挑戦しやすくなっているのが、嬉しいです。
前作も、色々なクエストが好きなだけ受注できましたが、色々やっているうちに、誰からお願いされたものか?とかが分からなくなるので、結局やらなくなることが多かったです。
今回は、受注しているクエスト一覧を選択すると、下画面の全体マップに矢印が表示。
自分で探さないといけないクエストなど例外で表示されないクエストもありますが、基本、これで次に目指すべき場所が分かるので、迷わずクエストに挑戦できます。この1つがあるだけで、グッと楽しみやすくなりますね。
○ ―→ 前作よりは、妖怪が仲間になりやすくなっている気がします。
感覚的な問題なので、本当にそうなのか確信は持てませんが…今のところ、仲間にするのにやたら時間がかかったという場面はありませんでした。
それこそ今回は、ストーリー展開のなかで、必ず自力で妖怪を仲間にしないといけない場面がありまして。最初は、ちゃんと仲間になってくれるのか心配でしたが、2~3回くらい戦えば仲間になってくれたので。あ~、これくらいならいいかな、って思いました。
もちろん、食べ物を与えるという前提になりますけどね。
△ ―→ 難易度は、たぶん前作より高いです。
個人的な印象としては、序盤はそうでもないですし、ボスも全体的にそこまで強くないというか。思ったより短い時間で倒せるな~って思っていたのですが、終盤の敵やラスボスは、けっこうキツかったです。
特にラスボスは「レベルを上げれば絶対に倒せる、とは言い切れない理由」がありまして。私は運よく1回の挑戦で倒せましたが、戦闘が始まって序盤で、けっこう絶望しました(苦笑)
△ ―→ 戦闘での、スロー演出や処理落ちについて。
前作でもあったのかもしれませんが、前作では気にならなかったんですよね。
今作では、例えばクリティカルヒットとかした時にスロー演出が入ったりするのですが、もし、ちょうど必殺技を出すのに線を引いている時だと、その演出の影響をモロに受けちゃうのです。線を引くスピードも、一瞬だけスローになって、なんか上手く線が引けなくて、タイムロスになるという。
また、一部のボス戦では、上画面での演出が凄いせいか、単純に処理落ちしていることもありました。これもやはり、下画面での操作に影響を与えています。
これは、完全に作り方の問題になりますけど、上画面の演出や処理落ちの影響を受けないように作れなかったのかな~?と思いました。
△ ―→ 「きまぐれゲート」について。
アクセントの1つとして良いとは思うんですが、序盤にゲートが出てきて挑戦した時に、明らかにこちらのレベルに合っていない敵が出てきて、一瞬でボコボコにされたことがありました。もちろん、ここで負けたらゲームオーバー扱いになり、自宅に飛ばされてしまいます。
まあ、こういう経験は1回しかなかったので、たまたま運が悪かっただけなのかもしれませんが…わりとバランスが取れている『妖怪ウォッチ』シリーズのなかで、バランスに不安が残る要素が入ってきた気がして、ちょっとモヤモヤしました。
きまぐれゲートに入る前は、必ずセーブしておきましょうね。
<ネタバレ注意!→>△ ―→ 「妖怪ウォッチ 零式」について。
物語の中盤くらいから使えるようになる、新たな妖怪ウォッチ。
戦闘時、下画面の真ん中をタッチすると切り替えることができ、「ねらう」コメントが「つつく」コマンドに変化。必殺技も強力になりますが、その反面、隣の妖怪の必殺ゲージも消費するというリスクがあります。
で、「つつく」コマンドは、上画面の妖怪たちに、特定のタイミングで「つつけ!」というアイコンが出てきます。
選択して、下画面でつついてやることで、色々な効果を発揮。味方の妖怪であれば良い効果が出て、敵の妖怪であれば悪い効果を与えます。
…実は、この「つつく」という概念が、イマイチピンと来ていないんですよ。いつ「つつけ!」って出るか分からないですし、なんか、ワンランク上のテクニックが追加された気がして、ちょっと戦闘が複雑になった印象です。
おそらく、簡単に紹介されただけで終わって、実践によるチュートリアルというのが無かったので、良く分からないまま使わなくなったんだと思います。
他の新要素と違って、いわゆる何百回とプレイすることになる戦闘に関する要素なので。もうちょっと、詳しいチュートリアルが欲しかったかもしれません。というワガママです(笑)<←ネタバレ注意!>
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
ファーストインプレッションと、同じ点数にしました。
順当にパワーアップしたという印象のまま、最後まで楽しむことができました。今回は、ストーリーがそこそこ気になったので、寄り道をあまりせずにプレイしましたが、それでも前作よりは少し時間がかかりました。ボリュームも、順当にパワーアップしているようですね。
前作を楽しんで頂けた人なら、ほぼ間違いなく今作も楽しんで頂けることでしょう。
パワーアップしているとはいえ、基本は寄り道要素がパワーアップしているという感じなので、億劫に感じる必要はありません。メインストーリーだけを進めるだけなら、それでも問題ありません。
一方で、ストーリーそっちのけで寄り道しまくっても良いでしょう。通信対戦に明け暮れても良いですし、「妖怪ウォッチバスターズ」で1人ないし友達と一緒に楽しむのも良いですし。いっそ、夏休みやしく虫取りや魚釣りばかり楽しむのも良いですし。思い思いの夏休みを過ごせます。個人的には、魚釣りが思いのほか楽しいうえに、釣れる種類がけっこう多くて、楽しんでいます。
あと、ファーストインプレッションの時にも言いましたが、「フルコンプリート前提」で考えると、各バージョンでしか出てこない妖怪や妖怪メダル経由でしか手に入らない妖怪がいたりなどで、阿漕なやり方が気に入らないと感じるかもしれません。一応、この点はご注意くださいね。
ただ私は、あまり言及しません。そんなこと言いだしたら、過去に同じようなことをやっている人気作はあるわけですし、純粋にゲームとして楽しむだけであれば、必要以上に神経質になる必要はないと判断しています。「フルコンプリート」なんて元々は、やりたい人がやればいいというワンランク上の遊びだと思っていますので。
約2週間で150万本以上を売り上げ、現在のゲーム業界を支える一角として開花した『妖怪ウォッチ』シリーズ。
今後の展開にも注目していきましょう。少なくとも私は、ゲームで続編が出るなら、付き合っていこうかと思います。
※クリックで、大きなサイズに
あ、ちなみに。シナリオクリアした時のメンバーなんですが、上の写真(ファーストインプレッションの時のメンバー)と、ほとんど一緒でした。変わったことといったら「バクロ婆」が進化したくらいです。平均レベルは、35でした。
あと、インターネット通信対戦は、だいたい10回くらい挑戦して、勝率は6割くらいかな。
ランクが上がってくれば、相手も強くなってくるので、なかなか勝てません。レベルは60固定なので、完全に、妖怪の組み合わせと戦略次第です。色々なメンバーを作ってみて、さらに上のランクに行けるか?に挑戦するのも、楽しみの1つですね。
万人向け ← | ○○●○○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○●○○○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○●○○○○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○○○○● | → 達成感重視 |
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