
『Hard Corps:Uprising(ハードコープス アップライジング)』
対応ハード : Xbox360(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/02/16
配信価格 : 1,200ポイント(=約1,600円)
ジャンル : 2Dアクションシューティング
プレイ人数 : 1~2人
通信機能 : インターネット通信協力プレイ対応
CERO : B(12才以上対象)
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 600ポイント(ゴールドメンバーシップ限定の週間割引で購入)
プレイ時間 : 約3時間
プレイ内容 : ライジングモードで最終ステージまでは到達(まだクリアできず…)
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●= ハードボイルドなガンシューティングが、新たな姿に =●
今作は、コナミが長年に渡り展開しているアクションシューティング『魂斗羅(コントラ)』シリーズの最新作です。
『ギルティギア』シリーズなどで有名なアークシステムワークスの手によって、スタイリッシュなデザインに生まれ変わりましたが、プレイスタイルやお馴染み(?)のボス。ヘビーな難易度は健在です。
私は一応、過去シリーズ作品をいくつかプレイしています。
まあ、上手くはないのでまともに全ステージクリアした試しはないんですが…(苦笑)
●= 概要 =●
2Dグラフィックのスクロールアクションゲームです。
ガンガン奥を目指していき、ステージ奥のボスを倒すとステージクリアです。
全8ステージが待ち構えています。
攻撃を受けたり、床のないポイントに落下してしまうと残機が1つ減ってしまいます。
0になるとゲームオーバー。コンティニューはできますが、回数に限りがあります。
このシリーズは一撃でアウトが当たり前でしたが、今作では「ライフ」が導入。(初期は3つ)
弱い攻撃であれば、何回か耐えることができるようになりました。
あ、でも落下とかは問答無用でアウトですよ(笑)
◆== 操作方法 ==◆
左スティックまたは方向パッド | 移動・しゃがみ | |
Xボタン | 攻撃 | |
Yボタン | 武器の切り替え | 武器は2種類までストックできます。 ダメージを受けると獲得した武器がなくなり通常弾に戻りますが、 使用していないほうの武器は残り続けます。 |
Aボタン | ジャンプ | 2段ジャンプできますよ。 |
Bボタン | アクション | 状況に応じたアクションが発生します。 |
LBボタン・RBボタン または横移動2回入力 | ダッシュ | 地上では押したまま移動でダッシュ。 空中では、ボタンを押すと前方への空中ダッシュができます。 |
RTボタン | 立ち位置を固定 | 本来は斜め上に攻撃すると「移動しながら攻撃」となりますが、 RTボタン押しっぱなしで、移動せずに四方八方を攻撃できます。 |
LTボタン | 照準の方向を固定 | これで、真上に攻撃しながら移動などができます。 |
ちなみに、ここで紹介したのは初期状態での操作方法です。
操作は、オプションで細かい変更が可能です。
◆== 武器について ==◆
たまにアイテムカプセルが浮遊してきます。
撃ち落とせば、様々な種類の武器が登場します。
武器には最大でレベル3まであり、同じ武器を獲得し続けるとパワーアップしていきます。
ただし、レベルがいくつであっても、ダメージ一回で武器は消滅するので、注意!
もちろん、持っているのとは別の武器を獲得すると、上書きされます。
●= モード紹介 =●
◆== アーケードモード ==◆
固定された設定で、ステージ攻略に挑戦します。
残機3、ライフ3、コンティニュー可能回数3となります。
◆== ライジングモード ==◆
成長システムが導入されたモードです。
攻略するステージは「アーケードモード」と同じですが、こちらは一度プレイしたステージから再開することが出来ます。
また、ステージクリア時に獲得したスコアポイントを使用して、キャラクターを強化することが出来ます。残機・ライフ・コンティニュー可能回数の増加のほか、武器獲得時の初期レベルを上げたり、特殊なアクションを取得したりなどできます。
※強化された内容は、ライジングモードでのみ反映されます。アーケードモードでは反映されません。
キャラクターの強化は、ステージクリア後にもできますし、タイトル画面からも可能です。
◆== オンラインモード ==◆
インターネットに接続して、オンライン協力プレイができます。
「アーケードモード」と「ライジングモード」の、どちらのモードでもプレイ可能です。
■== partygameの評価 ==■ … 76点(100点満点)
相変わらず容赦ない難易度(笑)
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ スタイリッシュでド派手に ==|
グラフィックがグッとメカニック?になり、演出も全体的に派手になりました。
過去のシリーズ作品を知っている人からすると、あまりに変わりすぎている印象もあると思いますが、今の時代のユーザーにはこのほうが受け入れられやすい気がします。
まあ、システム的な部分はけっこう変わっていないので、少しプレイすれば分かるはずです。これは魂斗羅だと(笑)
|== ○ ライジングモードなどの親切要素 ==|
容赦のない難易度ではありますが、今回はプレイするとたまるポイントで強化できるという仕組みがあります。
これでガンガン強化すればいいですし、途中からの再開もできるので、その点は過去のシリーズ作品より優しいです。
ライフ制になってことで、一撃で死ぬことも少なくなりました。
|== △ それでも難易度は超高い ==|
上記で「強化できるようになった」と言いましたが、だから初心者でも大丈夫…というわけではありません。
私はライジングモードでそれなりに強化していますが、最終ステージが未だ突破できず…。(しかも最終ステージから再開しているのに)
アクションの腕前が必要である前提は、変わっていません。あくまで、多少なりとも敷居が下がったという程度です。いや、むしろライジングモードがあるぶん、なお難しくなっているかも…。
あと、ライフ制になりましたが、落下したら一撃でミス。後半とか、ほとんど意味がありません(笑)
|== △ ちょっと見えにくい場面も ==|
今回、グラフィックがわりと書き込まれているんですが、故に敵やアタリ判定のある物体が背景と混じってしまうところも。3Dグラフィックで奥や手前に移動する敵キャラも、アタリ判定がちょっと分かりにくいかも。
また、演出がそれなりに派手になっているので、演出に隠れて体当たりを食らうようなこともありました。
|== △ ロードについて ==|
ステージ開始前のロードは、けっこう長いです。(約20秒)
ただ、ステージが開始すれば、クリアまでロードなしです。いわゆる、海外の作品でよくある”最初に全部読み込むスタイル”ですね。
|== △ オンラインモードは…ね ==|
まあ、Xbox360版なので購入前から覚悟はしていましたが、やっぱり人がいません。
PS3版なら、まだ多少は相手が見つかる…といいですね(苦笑)
◆== まとめ ==◆
グラフィックは様変わりしましたが、プレイスタイルはいつも通りの『魂斗羅』です。
ライジングモードやライフ制などで「ヌルくなった」なんて思っているそこのアナタ。プレイすれば、見事に玉砕されると思いますよ(笑)
相変わらずヘビーな難易度なので、アクションが好きな人もしくは得意な人。それ以外はお断りです。
あと、しいて言うなら…わりとおバカ要素のあった過去シリーズ作品と比べると、今作は展開もシリアスな感じに。まあ「そこが好きだったのに…」という人は少ないと思いますが、参考までに。
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万人向け ← ○○○○○○○○●○ → 熟練者向け
前述の通り、アクションにそれなりの自信がある人だけどうぞ。
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手軽に ← ○○○○○○○○●○ → じっくり
1ステージにつき、15~30分。けっこう長いです。
仮に「アーケードモード」で全クリアしようと思うと…早くとも2時間半はかかるかと。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
問われるのは、アクションの腕前。ただそれだけです。
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爽快感重視 ← ○○○○○○○●○○ → 達成感重視
基本はステージクリアを目指す作品ですが、
爆発物を誘爆させて一掃したりと、爽快感を得られるポイントもわりと多いです。
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