『MR.BRAIN』
対応ハード : DSi(DSiウェア)
発売元 : スクウェア・エニックス
開発 : ハ・ン・ド
配信開始日 : 2009/05/27
販売価格 :500DSiポイント(=500円)
ジャンル : 脳力トレーニング
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 19ブロック
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●3つのトレーニングで、脳を活性化!
今作は、いわゆる脳トレ系ゲームで、TBSで放送されていたドラマ『MR.BRAIN』とのコラボレーションで制作されたものです。(ドラマ放送は7月で終了)
●3つの脳力トレーニング
◆クイックブレイク
5×5マスのパネルがあります。最初にパネルが1枚壊れて矢印が表示されるので、矢印の方向に従って次のパネルをタッチして壊していきます。壊すとまた矢印が出てくるので、それを繰り返して、全ての矢印と、ゴールである星マークを出せばクリアです。違うパネルをタッチして爆弾が出てしまうと、ゲームオーバーです。(運よく矢印が出ればセーブ)
矢印は、1つの場合は隣のパネルを壊しますが、2重になっている場合は2つ先を、3重になっている場合は3つ先を壊すというルールです。
ステージは全部で3つあり、続けて挑戦していきます。そして、全ステージをミスなしでクリアすると、かかった時間がスコアとして記録されます。
◆ナンバーショット
画面の上には数字の書かれたUFOがいて、画面の下には数字の書かれたパネルがあります。
パネルをタッチしてUFOにスライドして離すと、パネルの数字の値だけ、UFOの数字がマイナスされます。で、UFOの数字がちょうど0になると、UFOを倒すことが出来ます。マイナスの値になってしまうと逃げられてしまいます。制限時間内に、より多くのUFOを倒していきましょう。
ちなみに、表示されているパネルのどれを使ってもUFOを逃がしてしまう場合、パネルが自動でシャッフルされます。
◆ジャンパニ
下画面には、それぞれグー・チョキ・パーが描かれたパネルがあります。タッチスライドで、自由に移動できます。
で、上画面から下画面に向けて、たくさんのグー・チョキ・パーが降ってきます。それに対して、「勝てる手」になるパネルをぶつけていくと、得点が入ります。「あいこ」か「負ける手」をぶつけてしまった場合、その時点でゲームオーバーです。
なお、全てのゲームには「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の称号があり、各ノルマを超えることで称号を獲得することが出来ます。
◆partygameの評価◆…55点
全体の内容が薄いかな…
トレーニング内容自体はまあいいんじゃないかと思いました。個人的にはクイックブレイクが好きです。
しかし反面、フラッシュゲームみたいにも感じました。なぜかBGMはかっこよかったですが、なんか演出とか表現に厚みがないように思えました。
しかも、シンプルな内容なのはいいんですが、それにしてもやる気に繋がる内容が少なすぎます。難易度の違いもなく、称号さえ獲得してしまったらもうやらないって感じです。極めればとことん極められるとは思いますが、ある程度意欲の湧く目標は欲しかったです。難易度設定とか。
というか…元となる作品を私は見たことがないですが、公式サイトを見る限りではドラマ番組ですので、あまり関連性はないのかな…?タイトルロゴはそのまま使っていますし、雰囲気も原作に忠実なのかもしれませんが、どうでしょうか?少なくとも、元の作品が好きだから買う、というものではないと思いました。
『MR.BRAIN』という名前を借りて、アイデア勝負の脳トレ系ゲームを作ってみた、という感じです。すぐに飽きてしまう可能性が高いですが、たまにはやってみたいと思えるタイトルではあるかも?しれません。