いつか、全作品の全ステージ制覇できたらいいな~。
『BIT.TRIP SAGA(ビット トリップ サーガ)』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS(ダウンロード専用タイトル)
配信開始日 ―→ 2013/07/10
配信価格 ―→ 1,500円(税込)
ジャンル ―→ リズムアクション
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
Wiiウェアで展開されてきた、レトロ感と独創性あふれるリズムアクション『BIT.TRIP』シリーズの集大成となる作品です。
Wiiウェアで配信された4タイトルに、『BIT TRIP.FATE』『BIT TRIP.FLUX』の新作2タイトルが収録されています。
とりあえず、1作品ずつ紹介します。
◆== 『BIT.TRIP BEAT』 ==◆
シリーズ1作目。ブロック崩しゲームのような要領で画面左の黄色いバーを操作して、画面右から飛んでくるビット(弾)を跳ね返しましょう。
スライドパッドでも操作できますし、下画面をタッチして操作することもできますよ。
目視で全て追おうと思うと難しいですが、リズムに乗って流れをつかむことで対応しやすくなります。
◆== 『BIT.TRIP CORE』 ==◆
シリーズ2作目。十字ボタンを押しながらAボタンを押すと、十字ボタンの方向に応じて画面真ん中の十字マークから光線が出ます。四方八方から飛んでくるビット(弾)に合わせて、光線を当てましょう。これもやはり、リズムに乗るのが大切です。
Bボタンで、一発限りのボムを使用。画面内のビットを一掃出来ます。
◆== 『BIT.TRIP VOID』 ==◆
シリーズ3作目。スライドパッドで黒い球を操作して、黒いビット(弾)に触り、白いビットは避けましょう。
黒いビットに触り続けると球が大きくなるので、Aボタンで縮小します。状況によっては大きくなるほうが有利ですが、もちろん白いビットに触れやすくなります。
◆== 『BIT.TRIP RUNNER』 ==◆
シリーズ4作目。2D横スクロールアクションゲームです。
自動で走るキャラクター。ジャンプやスライディング、キックなどのアクションを駆使して障害物に当たらないようゴールを目指しましょう。障害物にぶつかると最初からやり直しです。
ステージ中の金塊を全て獲得してからゴールすると、ボーナスステージに挑戦できます。
◆== 『BIT TRIP.FATE』 ==◆
新作です。ジャンルとしては、シューティングゲームになります。ゆっくりとスクロールするステージのなかで、敵の攻撃をかいくぐりながら倒していきましょう。
スライドパッドでキャラクターを移動。線に沿ってしか移動できません。下画面のタッチスクリーンで照準の位置を操作。タッチしている間、射撃を行います。
道中に、キャラクターのマークが付いたパワーアップアイテムが落ちています。一定間隔でマークが変わり、獲得した時のマークに応じてパワーアップの内容が異なります。
◆== 『BIT TRIP.FLUX』 ==◆
新作ですが、『BIT.TRIP BEAT』のパワーアップ版みたいなものです。
BEAT版と違うのは、バーが画面右になったこと。跳ね返すビットだけでなく、触れてはいけないビットも出てくること。そして、触れなくてもミスにならないけど触れるとボーナス得点が入る”金のビット”が登場することです。
全てのタイトルには”レベル”という概念があり、成功し続けたりすることでレベルアップ。ミスをすることでレベルダウンしていきます。一番下のレベルになった状態でさらにレベルダウンしてしまうと、ゲームオーバーとなります。
『BIT.TRIP RUNNER』だけは例外で、一度でもミスすると最初からやり直しで、レベルも初期状態に戻ります。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
プレイ時間 ―→ 約3時間半
プレイ内容 ―→ とりあえず全作品を一通りプレイ
過去のシリーズ作品 ―→ Wiiウェアの4作品は全て、購入してプレイしています。
△ ―→ 『BIT.TRIP BEAT』について
1作目ということもありますけど、Wiiウェアの4作品のなかではやっぱり一番、しっくり来るんですよね。リズムアクションとしての概念を保ちつつ、ブロック崩しの要領を取り入れたという独創性は、今もなお他に類を見ない作品です。
ただし、背景に紛れてたまにビットが見えにくいのが難点。立体視に対応したことで、わりとマシになったんですが、それでも分かりにくい場面はありました。
ちなみに、操作はタッチ操作のほうが断然やりやすいです。スライドパッドだと微調整が難しいので。
× ―→ 『BIT.TRIP CORE』について
たぶんWiiウェア版をプレイした当時も思っていたことなんですが、1作目の「BEAT」と比べると、なんか普通のリズムアクションになっちゃったって感じだったんですよね。タイミングに合わせてボタンを押す従来のリズムアクションを、小難しくした感じというか。
しかもそのくせ、「BEAT」よりさらに背景が賑やかになったので、ビットがなお見えにくくなっています。背景の色と完全に同化してしまうこともあり、立体視であっても意味がありません。こういうのが、リズムアクションで一番のストレスなんですよね。単に難しいなら許容できる可能性がありますが、見えないのはどうしようもないわけで。
○ ―→ 『BIT.TRIP VOID』について
単純ながら、ギリギリまで黒い球を大きくするチキンレース的な感じで、それなりに緊張感のあるアクションが楽しめます。ちょっとした弾幕シューティングを遊んでいるような感覚に近いかな。
”リズムに乗る”のとは違うプレイスタイルですが、個人的にはわりと好きです。なんとなくでプレイしても、音の鳴り方が勝手にリズムに乗ってくれるので、ちょっと不思議なノリで楽しめます。それに、背景はシンプルでビットが見えなくなる恐れもありませんし、文字表記は場所を取らないよう表示されるため、画面いっぱいでゲームを楽しめるのもGOODです。
△ ―→ 『BIT.TRIP RUNNER』について
Wiiウェア版をプレイした当時も厳しい感想を書いたんですが、3DS版になっても変わりないですね。
プレイヤーからしたら、”ボタンを押したタイミング”に合わせてリズムを刻みたいところなのに、このゲームは”障害物などを乗り越えるタイミング”に合わせたリズムになっているので、どうもリズムに乗れないんですよね。そのくせ、一度のミスも許されないという難しさが、悪い意味で拍車をかけています。演出や音声がけっこう派手なので、リズムさえ良ければかなり気持ちよく楽しめそうなだけに、もったいないです。
ただ、それで”×”ではなく”△”を付けているのは…普通のアクションゲームとして見ればそこそこ楽しめるのかな?と思うようにもなったからです。他の作品と比べると、1ステージあたりにかかる時間が短めなので楽しみやすいほうですし。ま、考えかた次第ですかね。
○ ―→ 『BIT TRIP.FATE』について
3作目の「VOID」と同じような感じで、今作もリズムに乗る必要はほとんど無く、純粋にシューティングを楽しむという感覚が強いです。ただ、鳴る音がリズムに乗っているので、聞いてて心地よいです。
シューティングゲームとして見ても一風変わっており、「ゴンドラに乗って操作する、全方位シューティング」といった感じ。操作には慣れが必要ですが、これはこれで全然楽しめると思いました。
ただし、難易度は高いので、シューティング苦手な人はご容赦を。
○ ―→ 『BIT TRIP.FLUX』について
純粋にパワーアップしているな~と思える出来でした。そのうえで、ビットの色が白に統一されているため、背景にまぎれて見えにくいということが無くなったのはありがたいです。金のビットは、小さいこともあって見逃しやすいですが、ま、ボーナス得点なので別にいいです(苦笑)
△ ―→ 全体的に、難易度が高くて1ステージが思いのほか長いです。
「RUNNER」以外の5作品は、基本的に1ステージがけっこう長いです。5~10分くらいあるかな?で、ゲームオーバーになったら最初からですから、けっこうキツいです。「RUNNER」はステージ数が多くて1ステージがそんなに長くないですが、そうはいっても1度のミスで最初からなので。これはこれで結局、長くなることがあります。
いうほど手軽に遊べる難易度&ステージの長さではないので、ある意味携帯ゲーム機には不向きなのかもしれませんが…そこは、レトロ感あふれる雰囲気に合わせた難易度であるということで、許容してあげてくださいな。
△ ―→ 音量バランスがちょっとおかしい?
いくつかの作品で感じた違和感ですが、ビットを跳ね返したり消したりした時にリズム良く流れる音が、たまに聞こえないことがありました。鳴っていないことは無いのですが、極端に音量が小さくなったりするのです。
リズムに合わせて音響もリズムに乗るのが面白いところですから、音量が極端なのは気になりますね。原作では感じなかったのですが…。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●○○○○○ … 5点(10点満点)
独創的なリズムアクションの世界に、どっぷり浸かれます。Wiiウェア版が未経験なら、全ての作品で新鮮な体験ができることと思います。後は、プレイしていてそれぞれの作品が好きになれるかどうか?ってところですね。
難易度が高くひとクセあるものばかりなので、それなりにゲームに慣れていないと厳しいとは思いますが、そういう作品に対して挑戦することにやりがいを感じられるのなら、けっこう長く楽しめるかもしれません。
Wiiウェア版では1作品500円で配信されており、当時はその独創性もあって価格相応に感じたものですが、あれから時は経ち、コストパフォーマンスの高い作品が増えてきた今の時代、6作品1,500円で何とか許容範囲かな?というレベルに感じました。ましてや、それぞれに個性があるゆえに全ての作品を気に入る可能性が少ないことを考えると、なおのことです。
ちなみに。個人的に好きな作品順に並べてみると、
1 ―→ 『BIT TRIP.FATE』(新作)
2 ―→ 『BIT TRIP.FLUX』(新作)
3 ―→ 『BIT.TRIP VOID』(3作目)
4 ―→ 『BIT.TRIP BEAT』(1作目)
5 ―→ 『BIT.TRIP RUNNER』(4作目)
6 ―→ 『BIT.TRIP CORE』(2作目)
こんな感じです。でも、新作2つが上位を占めたとなると、結果的には買って良かったのかもしれませんね。
ということで、ゲームにそれなりに慣れていて、リズムアクション系を楽しんでみたいという人は、この一風どころかずいぶん変わったリズムアクションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『BIT.TRIP SAGA(ビット トリップ サーガ)』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS(ダウンロード専用タイトル)
配信開始日 ―→ 2013/07/10
配信価格 ―→ 1,500円(税込)
ジャンル ―→ リズムアクション
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
Wiiウェアで展開されてきた、レトロ感と独創性あふれるリズムアクション『BIT.TRIP』シリーズの集大成となる作品です。
Wiiウェアで配信された4タイトルに、『BIT TRIP.FATE』『BIT TRIP.FLUX』の新作2タイトルが収録されています。
とりあえず、1作品ずつ紹介します。
◆== 『BIT.TRIP BEAT』 ==◆
シリーズ1作目。ブロック崩しゲームのような要領で画面左の黄色いバーを操作して、画面右から飛んでくるビット(弾)を跳ね返しましょう。
スライドパッドでも操作できますし、下画面をタッチして操作することもできますよ。
目視で全て追おうと思うと難しいですが、リズムに乗って流れをつかむことで対応しやすくなります。
◆== 『BIT.TRIP CORE』 ==◆
シリーズ2作目。十字ボタンを押しながらAボタンを押すと、十字ボタンの方向に応じて画面真ん中の十字マークから光線が出ます。四方八方から飛んでくるビット(弾)に合わせて、光線を当てましょう。これもやはり、リズムに乗るのが大切です。
Bボタンで、一発限りのボムを使用。画面内のビットを一掃出来ます。
◆== 『BIT.TRIP VOID』 ==◆
シリーズ3作目。スライドパッドで黒い球を操作して、黒いビット(弾)に触り、白いビットは避けましょう。
黒いビットに触り続けると球が大きくなるので、Aボタンで縮小します。状況によっては大きくなるほうが有利ですが、もちろん白いビットに触れやすくなります。
◆== 『BIT.TRIP RUNNER』 ==◆
シリーズ4作目。2D横スクロールアクションゲームです。
自動で走るキャラクター。ジャンプやスライディング、キックなどのアクションを駆使して障害物に当たらないようゴールを目指しましょう。障害物にぶつかると最初からやり直しです。
ステージ中の金塊を全て獲得してからゴールすると、ボーナスステージに挑戦できます。
◆== 『BIT TRIP.FATE』 ==◆
新作です。ジャンルとしては、シューティングゲームになります。ゆっくりとスクロールするステージのなかで、敵の攻撃をかいくぐりながら倒していきましょう。
スライドパッドでキャラクターを移動。線に沿ってしか移動できません。下画面のタッチスクリーンで照準の位置を操作。タッチしている間、射撃を行います。
道中に、キャラクターのマークが付いたパワーアップアイテムが落ちています。一定間隔でマークが変わり、獲得した時のマークに応じてパワーアップの内容が異なります。
◆== 『BIT TRIP.FLUX』 ==◆
新作ですが、『BIT.TRIP BEAT』のパワーアップ版みたいなものです。
BEAT版と違うのは、バーが画面右になったこと。跳ね返すビットだけでなく、触れてはいけないビットも出てくること。そして、触れなくてもミスにならないけど触れるとボーナス得点が入る”金のビット”が登場することです。
全てのタイトルには”レベル”という概念があり、成功し続けたりすることでレベルアップ。ミスをすることでレベルダウンしていきます。一番下のレベルになった状態でさらにレベルダウンしてしまうと、ゲームオーバーとなります。
『BIT.TRIP RUNNER』だけは例外で、一度でもミスすると最初からやり直しで、レベルも初期状態に戻ります。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
プレイ時間 ―→ 約3時間半
プレイ内容 ―→ とりあえず全作品を一通りプレイ
過去のシリーズ作品 ―→ Wiiウェアの4作品は全て、購入してプレイしています。
△ ―→ 『BIT.TRIP BEAT』について
1作目ということもありますけど、Wiiウェアの4作品のなかではやっぱり一番、しっくり来るんですよね。リズムアクションとしての概念を保ちつつ、ブロック崩しの要領を取り入れたという独創性は、今もなお他に類を見ない作品です。
ただし、背景に紛れてたまにビットが見えにくいのが難点。立体視に対応したことで、わりとマシになったんですが、それでも分かりにくい場面はありました。
ちなみに、操作はタッチ操作のほうが断然やりやすいです。スライドパッドだと微調整が難しいので。
× ―→ 『BIT.TRIP CORE』について
たぶんWiiウェア版をプレイした当時も思っていたことなんですが、1作目の「BEAT」と比べると、なんか普通のリズムアクションになっちゃったって感じだったんですよね。タイミングに合わせてボタンを押す従来のリズムアクションを、小難しくした感じというか。
しかもそのくせ、「BEAT」よりさらに背景が賑やかになったので、ビットがなお見えにくくなっています。背景の色と完全に同化してしまうこともあり、立体視であっても意味がありません。こういうのが、リズムアクションで一番のストレスなんですよね。単に難しいなら許容できる可能性がありますが、見えないのはどうしようもないわけで。
○ ―→ 『BIT.TRIP VOID』について
単純ながら、ギリギリまで黒い球を大きくするチキンレース的な感じで、それなりに緊張感のあるアクションが楽しめます。ちょっとした弾幕シューティングを遊んでいるような感覚に近いかな。
”リズムに乗る”のとは違うプレイスタイルですが、個人的にはわりと好きです。なんとなくでプレイしても、音の鳴り方が勝手にリズムに乗ってくれるので、ちょっと不思議なノリで楽しめます。それに、背景はシンプルでビットが見えなくなる恐れもありませんし、文字表記は場所を取らないよう表示されるため、画面いっぱいでゲームを楽しめるのもGOODです。
△ ―→ 『BIT.TRIP RUNNER』について
Wiiウェア版をプレイした当時も厳しい感想を書いたんですが、3DS版になっても変わりないですね。
プレイヤーからしたら、”ボタンを押したタイミング”に合わせてリズムを刻みたいところなのに、このゲームは”障害物などを乗り越えるタイミング”に合わせたリズムになっているので、どうもリズムに乗れないんですよね。そのくせ、一度のミスも許されないという難しさが、悪い意味で拍車をかけています。演出や音声がけっこう派手なので、リズムさえ良ければかなり気持ちよく楽しめそうなだけに、もったいないです。
ただ、それで”×”ではなく”△”を付けているのは…普通のアクションゲームとして見ればそこそこ楽しめるのかな?と思うようにもなったからです。他の作品と比べると、1ステージあたりにかかる時間が短めなので楽しみやすいほうですし。ま、考えかた次第ですかね。
○ ―→ 『BIT TRIP.FATE』について
3作目の「VOID」と同じような感じで、今作もリズムに乗る必要はほとんど無く、純粋にシューティングを楽しむという感覚が強いです。ただ、鳴る音がリズムに乗っているので、聞いてて心地よいです。
シューティングゲームとして見ても一風変わっており、「ゴンドラに乗って操作する、全方位シューティング」といった感じ。操作には慣れが必要ですが、これはこれで全然楽しめると思いました。
ただし、難易度は高いので、シューティング苦手な人はご容赦を。
○ ―→ 『BIT TRIP.FLUX』について
純粋にパワーアップしているな~と思える出来でした。そのうえで、ビットの色が白に統一されているため、背景にまぎれて見えにくいということが無くなったのはありがたいです。金のビットは、小さいこともあって見逃しやすいですが、ま、ボーナス得点なので別にいいです(苦笑)
△ ―→ 全体的に、難易度が高くて1ステージが思いのほか長いです。
「RUNNER」以外の5作品は、基本的に1ステージがけっこう長いです。5~10分くらいあるかな?で、ゲームオーバーになったら最初からですから、けっこうキツいです。「RUNNER」はステージ数が多くて1ステージがそんなに長くないですが、そうはいっても1度のミスで最初からなので。これはこれで結局、長くなることがあります。
いうほど手軽に遊べる難易度&ステージの長さではないので、ある意味携帯ゲーム機には不向きなのかもしれませんが…そこは、レトロ感あふれる雰囲気に合わせた難易度であるということで、許容してあげてくださいな。
△ ―→ 音量バランスがちょっとおかしい?
いくつかの作品で感じた違和感ですが、ビットを跳ね返したり消したりした時にリズム良く流れる音が、たまに聞こえないことがありました。鳴っていないことは無いのですが、極端に音量が小さくなったりするのです。
リズムに合わせて音響もリズムに乗るのが面白いところですから、音量が極端なのは気になりますね。原作では感じなかったのですが…。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●○○○○○ … 5点(10点満点)
独創的なリズムアクションの世界に、どっぷり浸かれます。Wiiウェア版が未経験なら、全ての作品で新鮮な体験ができることと思います。後は、プレイしていてそれぞれの作品が好きになれるかどうか?ってところですね。
難易度が高くひとクセあるものばかりなので、それなりにゲームに慣れていないと厳しいとは思いますが、そういう作品に対して挑戦することにやりがいを感じられるのなら、けっこう長く楽しめるかもしれません。
Wiiウェア版では1作品500円で配信されており、当時はその独創性もあって価格相応に感じたものですが、あれから時は経ち、コストパフォーマンスの高い作品が増えてきた今の時代、6作品1,500円で何とか許容範囲かな?というレベルに感じました。ましてや、それぞれに個性があるゆえに全ての作品を気に入る可能性が少ないことを考えると、なおのことです。
ちなみに。個人的に好きな作品順に並べてみると、
1 ―→ 『BIT TRIP.FATE』(新作)
2 ―→ 『BIT TRIP.FLUX』(新作)
3 ―→ 『BIT.TRIP VOID』(3作目)
4 ―→ 『BIT.TRIP BEAT』(1作目)
5 ―→ 『BIT.TRIP RUNNER』(4作目)
6 ―→ 『BIT.TRIP CORE』(2作目)
こんな感じです。でも、新作2つが上位を占めたとなると、結果的には買って良かったのかもしれませんね。
ということで、ゲームにそれなりに慣れていて、リズムアクション系を楽しんでみたいという人は、この一風どころかずいぶん変わったリズムアクションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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