やっぱり最初は、カブですか…(苦笑)
『ポポロクロイス牧場物語』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2015/06/18
価格 ―→ パッケージ版 = 5,980円/ダウンロード版 = 5,500円(ともに税別)
ジャンル ―→ ほのぼの冒険/RPG
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
漫画が原作。かつてプレイステーションを中心に展開されていた『ポポロクロイス物語』シリーズで初となる、任天堂のゲーム機での作品です。
時系列は、初代『ポポロクロイス物語』の後のお話。土地を枯らす謎の怪物「黒獣(こくじゅう)」と戦うため、再び冒険へと赴きます。道中では、黒獣に侵された畑があり、小さな姿になって畑の中にいる黒獣を倒すことで、農作物を育てたりできます。家畜や鉱石の採掘など、『牧場物語』シリーズのエッセンスが冒険を盛り立ててくれます。
まだ物語の序盤だと思いますが、基本的な要素は一通り体験できたようですので、感想を書かせていただきます。
ちなみに、『ポポロクロイズ』としても『牧場物語』としても、シリーズはほぼ初経験です。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,880円(新品・お店で500円割引券を使用)
プレイ時間 ―→ 約5時間
プレイ内容 ―→ 1つ目の遺跡に突入したあたり
過去のシリーズ作品 ―→ 初代『ポポロクロイス物語』を、ゲームアーカイブスで序盤だけプレイしたことがあります。『牧場物語』は、派生作品である『ルーンファクトリー』は全てプレイしていますが、本家の『牧場物語』シリーズは、ほぼ未経験です。
○ ―→ ほのぼのした雰囲気や演出が好印象です。
ここが『ポポロクロイス物語』ならでは、なんでしょうね。
シリアスもあり、ギャグもあり、でもそれを全部包み込んでしまうような朗(ほが)らかな世界。なんか、じっくり楽しみたいという気分にさせてくれます。各キャラクターの個性も、ものすごく引き立っていますね。
△ ―→ 戦闘のテンポは悪くありませんが、エンカウント率が高めです。
今作はランダムエンカウント(一定数移動するたびに敵が出現)になっているのですが、だいたい5~10秒くらいに1回はエンカウント。そこまで移動速度が速くないことも相まって、なかなか先に進めない感じがするのです。
戦闘では、マス目を移動しつつ攻撃や特技を使用する、シミュレーションRPGのような要素あり。戦略性がありますしテンポも良いのですが、移動中、敵がターゲット内に入っていない状態でAボタンを押したら、即ターン終了しちゃうんですよね。テンポは良いですが、わりと誤爆してしまうことがあるのも事実です。
△ ―→ 今のところ、難易度はかなり易しめな印象です。
序盤だから、ということもあるかもしれませんが。
ボス戦も含め、とりあえずピンチになったことがありません。敵から受けるダメージがたいして大きくないですし、回復役として「青いオオカミ」がいますし。
初代『ポポロクロイス物語』では、序盤からけっこう歯ごたえのある難易度だった印象なのですが、今作はそんなこと無いようです。私としては、むしろ少しホッとしていますが(苦笑)
△ ―→ 移動は8方向です。
フル3Dのグラフィックですけど、移動は8方向にしかできません。
スライドパッドだと操作しづらいので、十字ボタンでの操作をオススメします。
× ―→ 「牧場物語」としての要素は、あまり無いと思ったほうが良いようです。
だいたい1~2時間くらい進めると、自分の小さな牧場を初めて持つことになります。しかしあくまで、メインは冒険です。
タネを植える → 水をあげる → 収穫できるようになるまで冒険って流れなんでしょうけど、大抵の場合、冒険中に「水がかわきました」みたいなメッセージが出て、急かされちゃうんですよね。瞬間移動みたいなものもないですし、帰ろうと思えばまた多くの戦闘が待ち構えていますし。今のところ枯れたことは一度もないので、そもそも枯れるという概念がないのかもしれませんが…なんか、モヤモヤします。
しかも、先ほどお話したようにエンカウント率が高いので、戦闘でお金が着実に手に入っていきます。作物を育てて出荷するより、戦闘のほうが遥かに稼げるんですよね。
いや、稼げるというか「ひとりでに貯まっていく」って感じです(苦笑)。こんなことでは、作物の育てがいが薄れてしまいます。
あとは、特定の女性との恋愛要素くらいですかね。これはまあ序盤なので、まだそんなに多くの相手とは出会えていません。
…と言う感じで、「牧場物語」の要素は総じて”ついで”レベルにしか感じません。もう少し先に進めれば印象が変わるかもしれませんが、現状は、この印象が正直なところです。
× ―→ ダンジョンの構成が面白くないです。
今作では、いわゆる「畑ダンジョン」と呼ばれるものが登場します。
特定のシナリオでは、黒獣に侵された畑を見つけて調べることで、体が小さくなって畑の中に侵入。黒獣を倒すと、その畑が元通りになってシナリオが進行します。
で。このダンジョンの構成が、あまりに単純な構造。少し歩いて分かれ道があって、行き止まりか宝箱があるか先に進めるか?で、また分かれ道。その繰り返しです。しかも、ダンジョンの形も真っ直ぐか90度曲がるかしかなく、いかにも少ないパターンを使って作りましたって感じがしてしまい、余計に味気なく感じます。
ちなみに、少し先に進むと登場する遺跡のダンジョンも、同じ構成です。ワンパターンな道筋が延々と続き、しかもエンカウント率が高いので。今のゲームユーザーが、これを楽しいと思えるかは疑問です。
■====== まとめ ======■
●●●●●○○○○○ … 5点(10点満点)
雰囲気やテンポは良いと思うのですが、システム周りで素っ気ないと感じる部分も多いです。
エンカウント率の高さしかり、ダンジョンの構成しかり、牧場物語の要素しかり。もうちょっとこう、ゲームを楽しませたい!という思いを感じさせて欲しいです。
特に、「牧場物語」の要素が”ついで”でしかない点は要注意です。
タイトル名が『ポポロクロイス牧場物語』なので、冒険とスローライフがいい感じに融合している…なんて期待をしてしまうと思うのですが、むしろ、あまり噛みあっていないと感じました。
まあ、ジャンルが「ほのぼの冒険/RPG」ですからね。どこにもスローライフとは書いていません。私は前情報をそれなりに見ていたので、購入前から何となく予想していましたが、あまり調べず店頭で衝動買いしちゃった『牧場物語』シリーズの経験者は、肩透かしを食らうことでしょう。あくまで『ポポロクロイス物語』の新作であり、RPGであるという点はご注意くださいね。
かなり色々文句は言いましたが、難易度があまり高くないおかげで、今のところはまったり進められています。雰囲気は本当に良いのでね。オート戦闘も可能ですし、エンカウント率の高さ以外は、テンポも良いのです。
問題は、「あ、なんか面白くなってきたかも」と感じるのが先か?私が飽きるのが先か?って話になりそうです(苦笑)
シナリオクリアしたら、セカンドインプレッションを書く予定です。
↓↓ 興味をお持ちいただけたようでしたら、是非どうぞ ↓↓
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『ポポロクロイス牧場物語』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2015/06/18
価格 ―→ パッケージ版 = 5,980円/ダウンロード版 = 5,500円(ともに税別)
ジャンル ―→ ほのぼの冒険/RPG
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
漫画が原作。かつてプレイステーションを中心に展開されていた『ポポロクロイス物語』シリーズで初となる、任天堂のゲーム機での作品です。
時系列は、初代『ポポロクロイス物語』の後のお話。土地を枯らす謎の怪物「黒獣(こくじゅう)」と戦うため、再び冒険へと赴きます。道中では、黒獣に侵された畑があり、小さな姿になって畑の中にいる黒獣を倒すことで、農作物を育てたりできます。家畜や鉱石の採掘など、『牧場物語』シリーズのエッセンスが冒険を盛り立ててくれます。
まだ物語の序盤だと思いますが、基本的な要素は一通り体験できたようですので、感想を書かせていただきます。
ちなみに、『ポポロクロイズ』としても『牧場物語』としても、シリーズはほぼ初経験です。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,880円(新品・お店で500円割引券を使用)
プレイ時間 ―→ 約5時間
プレイ内容 ―→ 1つ目の遺跡に突入したあたり
過去のシリーズ作品 ―→ 初代『ポポロクロイス物語』を、ゲームアーカイブスで序盤だけプレイしたことがあります。『牧場物語』は、派生作品である『ルーンファクトリー』は全てプレイしていますが、本家の『牧場物語』シリーズは、ほぼ未経験です。
○ ―→ ほのぼのした雰囲気や演出が好印象です。
ここが『ポポロクロイス物語』ならでは、なんでしょうね。
シリアスもあり、ギャグもあり、でもそれを全部包み込んでしまうような朗(ほが)らかな世界。なんか、じっくり楽しみたいという気分にさせてくれます。各キャラクターの個性も、ものすごく引き立っていますね。
△ ―→ 戦闘のテンポは悪くありませんが、エンカウント率が高めです。
今作はランダムエンカウント(一定数移動するたびに敵が出現)になっているのですが、だいたい5~10秒くらいに1回はエンカウント。そこまで移動速度が速くないことも相まって、なかなか先に進めない感じがするのです。
戦闘では、マス目を移動しつつ攻撃や特技を使用する、シミュレーションRPGのような要素あり。戦略性がありますしテンポも良いのですが、移動中、敵がターゲット内に入っていない状態でAボタンを押したら、即ターン終了しちゃうんですよね。テンポは良いですが、わりと誤爆してしまうことがあるのも事実です。
△ ―→ 今のところ、難易度はかなり易しめな印象です。
序盤だから、ということもあるかもしれませんが。
ボス戦も含め、とりあえずピンチになったことがありません。敵から受けるダメージがたいして大きくないですし、回復役として「青いオオカミ」がいますし。
初代『ポポロクロイス物語』では、序盤からけっこう歯ごたえのある難易度だった印象なのですが、今作はそんなこと無いようです。私としては、むしろ少しホッとしていますが(苦笑)
△ ―→ 移動は8方向です。
フル3Dのグラフィックですけど、移動は8方向にしかできません。
スライドパッドだと操作しづらいので、十字ボタンでの操作をオススメします。
× ―→ 「牧場物語」としての要素は、あまり無いと思ったほうが良いようです。
だいたい1~2時間くらい進めると、自分の小さな牧場を初めて持つことになります。しかしあくまで、メインは冒険です。
タネを植える → 水をあげる → 収穫できるようになるまで冒険って流れなんでしょうけど、大抵の場合、冒険中に「水がかわきました」みたいなメッセージが出て、急かされちゃうんですよね。瞬間移動みたいなものもないですし、帰ろうと思えばまた多くの戦闘が待ち構えていますし。今のところ枯れたことは一度もないので、そもそも枯れるという概念がないのかもしれませんが…なんか、モヤモヤします。
しかも、先ほどお話したようにエンカウント率が高いので、戦闘でお金が着実に手に入っていきます。作物を育てて出荷するより、戦闘のほうが遥かに稼げるんですよね。
いや、稼げるというか「ひとりでに貯まっていく」って感じです(苦笑)。こんなことでは、作物の育てがいが薄れてしまいます。
あとは、特定の女性との恋愛要素くらいですかね。これはまあ序盤なので、まだそんなに多くの相手とは出会えていません。
…と言う感じで、「牧場物語」の要素は総じて”ついで”レベルにしか感じません。もう少し先に進めれば印象が変わるかもしれませんが、現状は、この印象が正直なところです。
× ―→ ダンジョンの構成が面白くないです。
今作では、いわゆる「畑ダンジョン」と呼ばれるものが登場します。
特定のシナリオでは、黒獣に侵された畑を見つけて調べることで、体が小さくなって畑の中に侵入。黒獣を倒すと、その畑が元通りになってシナリオが進行します。
で。このダンジョンの構成が、あまりに単純な構造。少し歩いて分かれ道があって、行き止まりか宝箱があるか先に進めるか?で、また分かれ道。その繰り返しです。しかも、ダンジョンの形も真っ直ぐか90度曲がるかしかなく、いかにも少ないパターンを使って作りましたって感じがしてしまい、余計に味気なく感じます。
ちなみに、少し先に進むと登場する遺跡のダンジョンも、同じ構成です。ワンパターンな道筋が延々と続き、しかもエンカウント率が高いので。今のゲームユーザーが、これを楽しいと思えるかは疑問です。
■====== まとめ ======■
●●●●●○○○○○ … 5点(10点満点)
雰囲気やテンポは良いと思うのですが、システム周りで素っ気ないと感じる部分も多いです。
エンカウント率の高さしかり、ダンジョンの構成しかり、牧場物語の要素しかり。もうちょっとこう、ゲームを楽しませたい!という思いを感じさせて欲しいです。
特に、「牧場物語」の要素が”ついで”でしかない点は要注意です。
タイトル名が『ポポロクロイス牧場物語』なので、冒険とスローライフがいい感じに融合している…なんて期待をしてしまうと思うのですが、むしろ、あまり噛みあっていないと感じました。
まあ、ジャンルが「ほのぼの冒険/RPG」ですからね。どこにもスローライフとは書いていません。私は前情報をそれなりに見ていたので、購入前から何となく予想していましたが、あまり調べず店頭で衝動買いしちゃった『牧場物語』シリーズの経験者は、肩透かしを食らうことでしょう。あくまで『ポポロクロイス物語』の新作であり、RPGであるという点はご注意くださいね。
かなり色々文句は言いましたが、難易度があまり高くないおかげで、今のところはまったり進められています。雰囲気は本当に良いのでね。オート戦闘も可能ですし、エンカウント率の高さ以外は、テンポも良いのです。
問題は、「あ、なんか面白くなってきたかも」と感じるのが先か?私が飽きるのが先か?って話になりそうです(苦笑)
シナリオクリアしたら、セカンドインプレッションを書く予定です。
万人向け ← | ○○●○○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○●○○○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ●○○○○○○○○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○○○○● | → 達成感重視 |
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