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『エレビッツ ~カイとゼロの不思議な旅~』
対応ハード : DS
発売元・開発 : コナミ
発売日 : 2008/12/11
希望小売価格 : 5,250円(税込)
ジャンル : アクションアドベンチャー
プレイ人数 : 1~4人
CERP : A(全年齢対象)
通信機能 : DSワイヤレスプレイ対応・ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
※遅くなりましたが、シナリオクリアしてからのインプレッションです。
※シナリオクリアまでのプレイ時間は約8時間半でした。
※マルチプレイモードはプレイしていないので、この記事では評価しません。ご了承ください。
◆partygameの評価◆…84点
独特の謎解き要素もあり、良質なアクションアドベンチャー
敵を倒していくことが主体のアクションではなく、謎解きが主体のアクションです。(ボスは倒しますが)それを理解したうえで購入すれば、充分楽しめる作品だと思います。
私は、むしろ謎解き要素がここまで強いとは思っておらず…そのせいで一回、プレイが止まったところがあります。最初のうちはそうでもないんですが、所持するオメガが増えてくると、仕掛けのバリエーションが増えてくるので…わりと苦労しました。
しかも、新しい場所へ行くと基本的にグラフィックが違うので、まずはどれに対して、どのオメガが有効なのか?を確かめる必要があります。もちろん、それを発見するのも謎解きの一種ですが、オメガをチェンジしては試してみて…という感じで、その部分はちょっと単調になりがちだったかもしれません。ボス戦で倒し方を探るのは面白かったですけど。
結局私は、終盤でちょいと攻略サイトのお世話になっちゃいました…。謎解きの内容自体ははよく考えられていたようだったので、オメガの使い方をもう少し快適にできれば、遊びやすかっただろうな~思います。とはいえ、むしろ、このもどかしさも達成感に繋がるポイントと言えなくもないですが…。「遊びやすい」が全て「面白い」に繋がるとは限らない、というところですね。
なお、2周目以降も繰り返しストーリーを進められますし、オメガや乾電池・ピンクエレビッツのコンプリート要素とかあるので、1周で物足りない人は挑戦してみたら良いかと思います。
当時の価格(5,250円)から考えると、ボリュームは…まあ、こんなものでしょう。しっかり作られている印象があるので、プレイ時間のわりに、そんなにボリューム不足には感じませんでした。
とりあえず、他とは一味違うエレビッツのアクションアドベンチャー。
しかし、前作よりは幅広い層に楽しんでもらえるスタイルになったので、前作をプレイした人も、アクションアドベンチャーがお好きな人も、是非どうぞ。
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