セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

2014年にプレイしたiPhoneゲームアプリ 軽くインプレッション

2014年12月27日 07時32分55秒 | 【旧】購入・レビュー話
毎年の締めにはいつも、遊んだゲームソフトの一覧や面白かったランキングを公開しますけど、ゲーム機のゲームに限定しています。
とはいえ、せっかくiPhoneを持っていて、iPhoneのゲームアプリも遊んでいたりしますので。今回は「有料で購入してダウンロードしたもの限定」で、2014年に遊んだ主なiPhoneアプリを軽く紹介してみます。



◆== 『Smash Hit(スマッシュヒット)』 ==◆
3Dグラフィックのステージで、奥に強制スクロールしていきます。その道中に様々なガラスの物体があるので、タッチして鉄球を投げて壊していきましょう。
四角すいや結晶のようなガラスを壊すと、持ち球が増えます。上の画像でいうと、右下にあるガラスですね。スクロール上にガラスの障害物が残っていると、ぶつかって持ち球を失います。持ち球がゼロになるまでに、どこまでいけるか?を目指すのが、このゲームの目的になります。
持ち球を増やせるガラスを逃さず壊していくと、10個壊すごとに”一度に投げる鉄球の数”が増えていきます。しかも、投げる鉄球の数が増えても、消費する持ち球は1つなので、増えると断然有利になります。ただし、逃したり障害物にぶつかると1つに戻るので、注意力と鉄球を当てる正確性が要求されます。

アプリ自体は無料でダウンロード出来て、途中までプレイ可能。最後までプレイしたり、途中から再開したい場合は、追加コンテンツ「プレミアム(200円)」を購入する必要があります。
だいたいこういうアプリをダウンロードしたら、私は無料で楽しめるところまで楽しんで終わりってなるのですが…今作は、シンプルながら、なかなか爽快に楽しめたので、追加コンテンツを購入したわけです。
とりあえず、全ステージ攻略まで行きました。そうすると「エンドレスモード」が解禁されました。鉄球の数を増やして維持し続けられると、かなり有利に進められますね。逆に、持ち球増やせるガラスを壊し損ねて鉄球が1つになると途端に、難易度が跳ね上がるので。ちょっと大味な難易度ですけど、ガラスを叩き壊すような感じはなかなか爽快です。



◆== 『RPGクリエイター』 ==◆
文字通り、自分だけのRPGが作れちゃうアプリです。
こちらも無料でダウンロード可能ですが、利用できる機能はごく一部。それで試してみて良さそうだったら、「機能制限解除(900円)」を購入して、思う存分楽しむと良いでしょう。

一応、「機能制限解除」が値下げされている時に購入してはみました。
後のアップデートで、インターネット上にアップロードして不特定多数の人に楽しんで頂けるようになったので、多少はやる気が出たんですが…やっぱりこう、細かい操作が多いのでね。スマートフォンだと、思ったところの隣のマスをタッチしちゃうことも多く、なかなか快適とはいかなかったです。
すでにアップロードされている人の作品なんかも少し触ってみたりしたのですが…やっぱり、できることに限界を感じるってレベルではありますね。そりゃまあ、さすがにパソコン版のようにはいかないですけど、そこは仕方ないのかな。

とはいえ、軽い気持ちで作っていって、それが積み重なっていい感じの1本に仕上がるってこともありそうなので。
気が向いたら、軽い気持ちで作ってみますかね。



◆== 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』 ==◆
スマートフォンに移植された、『ドラゴンクエスト』シリーズ2作目。「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」内で購入します。
ちなみに、過去にスーパーファミコン版をプレイしていますが、クリアしたことがありませんでした。このスマートフォンアプリ版では、無事、ラスボスを撃破しましたよ。

アクションゲームでは無いですし、動くのも4方向だけなので、バーチャルパッド(疑似的に表示されたボタンなどで操作するスタイル)による操作もそこまでストレスは感じませんでした。片手でも操作できますしね。
シリーズのなかでも難易度高めと言われるドラクエIIですが、私でもコツコツプレイすれば十分行けた感じ。というか、とにかくどんな状況でも回復を怠らないようにすれば比較的安全に戦えたって感じですね。まあ、ファミコン版では”例のラスボス”が”例の回復魔法”を使うので、きっと同じ方法で戦っても無理なんでしょうね。そこだけでも、間違いなく難易度は易しくなっていると思います。



◆== 『聖剣伝説2』 ==◆
スーパーファミコンが原作となる、往年の名作。『ファイナルファンタジー』シリーズの派生作品として登場した『聖剣伝説』シリーズの2作目です。
スーパーファミコン版は、シナリオクリアまでプレイしたことがあります。ほとんど覚えていないけど(苦笑)

随所にイメージイラストが追加され、主要キャラクターの可愛らしい姿が見れるのはいいのですが…操作性は、やはりどうしてもゲーム機のようにはいきません。これもバーチャルパッドによる操作で、感触は「思ったよりは悪くない」とは感じたものの、満足いくものとは言い難いかな。まあ、こればかりはバーチャルパッドに慣れないと、仕方がない領域なんでしょうね。
とはいえ、指でフィールドの一部が隠れて、そこから敵が攻撃を仕掛けてくるなんてこともあるので。やっぱりこういうタイプはできれば、ゲーム機で遊んだほうがいいな~と感じた次第でございます。その他の点については、良いと思いますけどね。



◆== 『解放少女』 ==◆
レベルファイブが3DSで発売・配信された同タイトルを、スマートフォンに移植したものです。
私は3DS版で、とりあえずシナリオクリアまでプレイしたことがあります。

元々はボタン操作でプレイするものなので、先ほど紹介した『聖剣伝説2』と同様で操作感に不安がありましたが…いや、これはけっこういい感じでした。
左の指で疑似スティックによる機体の操作をしつつ、右スティックで標的をタッチ。離すと一斉にレーザー照射。このレーザー照射の操作感は、3DS版より気持ちよくなっていると思いました。疑似スティックによる機体操作も、けっこう思い通りいけます。
ただし、3DS版ではL・Rボタンでできた平行移動が、今作では「移動モードを切り替え→疑似スティックで操作」という操作になるので、通常の移動と平行移動を使いこなすには、ひと手間かかるようになりました。まあ、こればかりは仕方ないかな。
目標の近くにいくまでは通常移動にして、目標のところにたどり着いたら平行移動で敵の攻撃をかいくぐりながら迎撃。これが良いかと思います。



◆== 『逆転裁判5』(追加エピソードのみ) ==◆
3DSで発売された同タイトルを移植。
ただ、私は3DSで本編を楽しんでいるので、スマートフォン版では、追加エピソード「逆転の帰還(600円)」のみ楽しませてもらいました。

まあ、元々が3DSで、タッチ操作にも全て対応していましたから、スマートフォンでの操作は違和感なし。表現力も、充分移植できています。もちろん、立体視には対応していませんが。
それと「逆転の帰還」のエピソードは、私個人的にはけっこう好きなタイプの物語でした。
これ、本編に入れてよ~…って思うくらいです。追加コンテンツって、製品版の発売と比べると比較的そこまで時間に追われることなく作れたから、なかなかいい感じに作れたってことなのかもしれません。いや、本編がつまらなかったってわけではないのですけど、こっちのほうが物語としてのまとまりは良かったというのが率直に思うところです。



◆== 『Raiden Legacy(ライデン レガシー)』 ==◆
縦スクロール型シューティングとして名をはせた『雷電』シリーズ。そのなかで、始まりとなる初代『雷電』。そして、派生作品として生まれた『ライデンファイターズ』・『ライデンファイターズ2』・『ライデンファイターズJET』。この全4作品を収録したアプリです。

いわゆる今の”弾幕系”ではなく、昔の弾丸が早いタイプのシューティング。そのくせ、終盤になると弾幕系にもひけを取らないバラ撒きよう。高速+弾幕=無理でしょって話です(苦笑)
遊んだ記憶があるのは『ライデンファイターズJET』だけでして。初代『雷電』とか遊んでみたら、ま~敵弾の早いこと早いこと。大抵の敵弾は、画面の一番上から撃ってきても、1秒くらいで画面一番下の自機に届いちゃうくらいの速さです。
ま~、こういうのをプレイしてみると、昔のスタイルのシューティングが廃れてしまった理由も分かる気がします、まだ、今の弾幕系のほうが遊びやすいって感じです。とはいえ、イージーモードだとクレジット(コンティニュー数)9でプレイできるので、ごり押しでそれなりに何とかなるかもしれません。



◆== 『インフィニティ ブレード III』 ==◆
つい一昨日にダウンロード。本来700円のところ、限定セールで100円になっていましたので(苦笑)
ちなみに私、前2作品は経験しており、初代『インフィニティ ブレイド』はシナリオクリア。『II』はそこまで遊んでいません。

プレイスタイルは、今までと同じ。映像を眺めつつ、途中で分岐ポイントに差し掛かると、○や▽などのアイコンが表示されるので、どれかをタッチ。それにより、敵と戦ったり宝箱を開けたりといった行動を起こします。
バトルは、1vs1のアクションバトル。移動することはできず、攻撃・防御・回避を駆使して戦います。防御したり敵の攻撃に合わせてバリィ(はじく)をすると相手がひるむので、そのスキに連続攻撃をたたき込みます。

IIまでは1つの舞台しか用意されていなかったのが、今作からはいくつかの舞台を攻略していく形になっているようです。使用できるキャラクターも1人じゃないみたいですね。といっても、1つめの舞台からして一筋縄ではいかないレベルなんですが…まあ、そもそもこのシリーズが「何度も死んで成長していく」ってタイプのゲームなので。
プレイヤー自身にレベルの概念がありますし、様々な装備もありますし、それこそ経験を重ねれば攻撃パターンも見えてくるわけですからね。いずれ倒せます。
あと、これは前作の『II』からですけど、デモシーン中もそこらへんに金貨袋やアイテムが落ちていることがあり、タッチすると獲得。単に美麗なグラフィックを披露するだけでなく、飽きさせない工夫もされています。

とはいえ、基本が同じとなる以上、初代から遊び続けている人には少しマンネリズム化を感じるかもしれません。
ストーリーも、過去のシリーズと少し絡みがあるので、IIIからプレイすると、少し難解です。というか、私はIIをクリアしていないので、私にも少し難解です(苦笑)
そうなるとあとは、雰囲気を楽しめるか?ということと、コツコツ強くなってようやくボスを倒した時の達成感を味わう魅力。ここに尽きるでしょうね。



とりあえず、こんなところです。

あと、こっそり長いこと遊んでいる基本プレイ無料タイトルとして『テトリスモンスター』『サモンナイトコレクション』があります。
せっかく長いこと楽しませてもらっているので、ずっと無料で遊ぶのは気が引ける…ということで、多少なりとも課金しました。といっても、月100円くらいのレベルですが。
ま、こういうものの積み重ねで、より充実したゲームに進化していってくれると思えればいいですが…さすがに『サモンナイトコレクション』は、ガッツリ課金している人が多そうだな~という様は伺えます。


私は今もなおゲーム機メインで遊んでいますし、このブログでもほとんどゲーム機向けのゲームしか取り上げませんが、かといってスマートフォンアプリのゲームを"ないがしろ"にしているつもりはありません。
毎年けっこうな数のアプリをダウンロードしてみてはお試しプレイとかしていますし、そんななかで「おっ」と思えるものがあれば、けっこう長いこと楽しんでいたりします。ブログで書かないのは、その膨大な量のアプリを遊んで1つずつインプレッション記事なんて、とても書いていられないからです(苦笑)
ま、要するに、どんなゲーム機であっても、どんなデバイスであっても、それに相応しいゲームスタイル+ゲームとしての魅力がしっかり表現できているのなら、それでいいのかな~と。そう思える今日この頃です。

さて。次回はいよいよ、ゲーム機のほうの総括に入りましょうかね。

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