『ピクロスe』
対応ゲーム機 ： ニンテンドー3DS（ダウンロード専用）
配信開始日 ： 2011/07/27
配信価格 ： 500円（税込）
ジャンル ： ピクチャークロスワードパズル
プレイ人数 ： 1人
CERO ： A（全年齢対象）
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 ： 約3時間
プレイ内容 ： 問題を100ほどクリア
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●= 3DSで、おなじみのピクチャーパズルを =●
今作は、往年のパズルゲーム『ピクロス』シリーズの最新作です。
開発を担当したのは、『ピクロスDS』を開発したジュピター。操作まわりが多少変わったくらいで、グラフィックやプレイスタイルはそのまま。全150問が用意されています。
●= 概要 =●
マス目を塗りつぶしてイラストを完成させるパズルゲームです。
マス目の上と左に数字が書いており、それを参考にして塗りつぶしていきます。
|== 一例 ==|
「4」＝その列・行は、4マス続けて塗りつぶすところがあります。
「132」＝その列・行は、1マス→3マス→2マスの順番で塗りつぶすところがあり、1マスと3マスの間、3マスと2マスの間は必ず1マス以上空いています。
◆== 塗りつぶしと×印 ==◆
正しいポイントを次々と塗りつぶしていきましょう。
逆に、塗りつぶせないと分かったポイントには「×印」を付けておきましょう。大いに参考になります。
◆== ヒント機能 ==◆
挑戦開始前に、ルーレットで1列と1行だけ、答えを塗りつぶしてくれます。ヒント機能は使わなくてもOKです。使わなくてもメリットはないですが（笑）
また、5つ並んだ問題の中で、一番右の問題ではヒント機能を使えません。
◆== ナビゲーション機能 ==◆
Lボタン・Rボタン、もしくは下画面の？マークをタッチすると、「塗りつぶしや×印が分かる数字」が青色に変化します。参考にしましょう。
この機能も、5つ並んだ問題の中で一番右の問題では、使えません。
◆== 操作説明 ==◆
設定モード、もしくはポーズメニュー画面で、2種類の操作を切り替えられます。
| ボタン操作 | タッチ操作 | |
| スライドパッド または十字ボタン | カーソル移動 | |
| Aボタン | マス目をタッチ | 塗りつぶす |
| Bボタン | マス目をタッチ | ×印を付ける |
| スライドパッド上 または十字ボタン上 またはXボタン | 「塗りつぶし」モードに | |
| スライドパッド下 または十字ボタン下 またはBボタン | 「×印」モードに | |
| Lボタン・Rボタン または？マークをタッチ | ナビゲーション機能 | |
| STARTボタン・SELECTボタン または一時停止マークをタッチ | ポーズメニューを開く | |
●= モードについて =●
◆== あそびかた ==◆
ピクロスが初めての人は、こちらで遊び方を学びましょう。
◆== イージーピクロス ==◆
5×5マスの簡単なピクロスです。全15問。
塗りつぶしをミスすると、ペナルティとして経過時間が増加します。（1回目は2分増加、2回目は4分増加、3回目以降は8分増加）
1時間以内に全て塗りつぶせないと、クリアしたことにはなりません。
◆== ノーマルピクロス ==◆
10×10マスや15×15マスの、本格的なピクロスです。全60問。
細かいルールは、イージーピクロスと同じです。
◆== フリーピクロス ==◆
10×10マスや15×15マスの、本格的なピクロスです。全60問。
ノーマルピクロスとの違いは、”ミスしても教えてくれない”という点です。
ペナルティはないですが、塗りつぶしが正しいかどうかは最後まで分からないので、総あたりは通用しません。確実に解いていきましょう。
◆== エクストラピクロス ==◆
フリーピクロスよりも、さらにちょっと難しめのピクロスです。全15問。
細かいルールは、フリーピクロスと同じです。
■＝＝ partygameの評価 ＝＝■ … 55点（100点満点）
なんか、遊びづらいです
○＝良かった点
△＝人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×＝悪かった点
|== ○ タッチ操作との相性が良い ==|
ピクロスとタッチペンの相性が良いことは、DS版などですでに分かっていますが…ボタン操作で試したりすると、改めて感じます。どう考えてもタッチ操作のほうが快適ですね。
|== △ 15×15マスまでしかない ==|
従来のシリーズ作品では、最大で25×20マスが存在しましたが、今作では最大でも15×15マスまでの問題しかありません。
まあ、20マス～25マスとかはかなり上級で、ここまで楽しめる人はだいぶ限られてくるのですが…私は、一応楽しめていた人なので、ちょっと物足りなく感じちゃいました。まあ、これは別にいいかな～というレベルなんですが、問題は次です。
|== × 15×15マス問題でタッチ操作に難あり ==|
DS版で利用できた”ズーム機能”が、今作ではなくなっています。
公式サイトでは「解像度が向上したことで、15×15サイズの問題を画面スクロールすることなく快適にプレイできます」とか言っていますが、どこかだよ！って話です。マス目がタッチしづらく、そのせいでミスタッチしてしまうこともよくあります。
ニンテンドーDSi LLなら何とかなる程度ですが、今作は3DS専用なので…当然、みんな同じ環境で楽しむことになるでしょう。そうするとほとんどの人が、たぶん15×15マス問題で同じ不満を感じるように思います。
まあ、最悪ボタン操作にすればいいじゃんって話ですが、上記で話したように、本来はタッチ操作のほうが断然快適なので…ね。タッチ操作の有用性を活かせていないので、マイナスポイントでしかありません。
|== △ その他、気になったこと ==|
・DS版でできた「仮置き」ですが、今作では出来なくなっています。
・これもDS版にあって今作にないものなんですが、完成した時のイラストのアニメーションがありません。
あれがクリアした後のちょっとした楽しみにも感じていたので、ちょっぴり残念かな。
・3D立体視には対応していますが、別に立体視OFFでも何の問題もありません。
公式サイトでは「イラストが立体表示に」とか言ってますが、ただ単にイラスト自体が浮かんでいるように見えるだけですし、そもそもイラストの表示が画面の多くを占めているため、背景の立体感はあまり見えません。
◆== まとめ ==◆
基本はこれまで通りのピクロスですが、公式サイトで「より遊びやすくなった」と言っているわりには、『ピクロスDS』より遊びにくくなっている印象でした。
まあ、”簡易版ピクロスDS”と思ってもらえばいいですが、それでも15×15マス問題でのタッチのしづらさは、個人的にけっこう気になりました。気軽にサクサク楽しめるパズルゲームなのに、慎重なタッチ操作が求められるのって、どういうことなの？という話です。
あとは、まあ…ユーザー視点で考えてもクリエーター視点で考えても、別にDSiウェアで良かったのでは？と思っちゃいました。
ユーザーからしたら、特に3DSの機能を活かしているわけではないのでわざわざ3DS専用にする必要性を感じないですし、クリエーター視点としても、普及しているDSシリーズでも購入してもらえるようにしたほうが、成果が見込めるわけで。
まあ、任天堂としては「3DSの普及」の一石としてこの作品を3DS専用にしたんでしょうね。
『ピクロスDS』をプレイしたことがない人なら、『ピクロスDS』をオススメします。価格もかなり下がっていますし。
経験者なら…まあ、新しい問題を楽しむということで、買ってみてもいいかな？という感じです。
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万人向け ← ●○○○○○○○○○ → 熟練者向け
どなたでもどうぞ。
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手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
まあ、人によると思いますが、15×15マス問題でだいたい3分程度。
遊びたい時に、サクッと楽しんでください。
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思考タイプ ← ●○○○○○○○○○ → 感覚タイプ
パズルゲームなので。
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爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
せっかくなので、より速いタイムを極めるのもありかも？
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関連記事 ：
DS『ピクロスDS』 ファーストインプレッション（2007/02/13）
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