『レイトン教授と最後の時間旅行』
対応ハード : DS
発売日 : 2008/11/27
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
○レイトン教授シリーズも、DSで3作目
今作は、『レイトン教授と不思議な町』『レイトン教授と悪魔の箱』に続く、シリーズ最新作です。
今回はレイトンとルークが、時空を越えてナゾ解明に挑みます!
○基本的なことは…
流れ自体は、過去の作品と変わっていません。
画面内の人物やらモノやらにタッチして、話しかけたり調べたり出来ます。その過程の中で、いろんなナゾに挑戦していきます。ヒントを見るために必要な「ひらめきコイン」を探すのも、お忘れなく。
画面の中の、カバンをタッチするとメニューが開き、クツをタッチすると他の場所に移動できます。
一部レイアウトや文字のデザインが変わっていたり、ヒントが3つの他に「スペシャルヒント」というのが出来ていたり、細かい点で変わっているところはあります。
○3つの新しいパズルモード
前作でいうと、ハムスターをダイエットさせるというモードがありましたが、今回も今回で、新しいパズルモードが用意されています。
◆不思議な絵本
背景だけが用意されていて、それ以外は何も描かれていない本があります。画面上には、その本のストーリーが表示されています。
で、ナゾを解いたりすることで、いろんなシールを獲得します。そのシールを、ストーリーにちゃんと沿うように本に貼っていき、絵本を完成させるというものです。
全部完成させれば…たぶんイイコトが起こります(笑)
◆おもちゃの車
マス目で区切られたコース上に矢印パネルを置いて、おもちゃの車をゴールに導くというモードです。
コース上には、車のスタート地点、ゴール地点、アイテムが配置されています。
そのコース上に、矢印パネルとジャンプパネルを置きます。パネルの数は、決められています。
置き終わった後「発進!」を選択すると、おもちゃの車が真っ直ぐ走り出します。
車のスタートする位置は変えられませんが、方向は変えることが出来ます。
矢印のパネル乗ると、その矢印の方向に曲がります。
ジャンプパネルに乗ると、1マス分ジャンプします。障害物をよけられます。
パネルは、一度乗ると消えてしまいます。
このルールにのっとって車を誘導し、全てのアイテムを獲得してゴール地点に導いてください。
◆おしゃべりオウム
オウムがいる状態で人々と会話した時に、オウムがその言葉の一部を覚えることがあります。まずはいろんな人に話しかけて、いろんな言葉をオウムに覚えさせましょう。
このモードに入って「おしゃべり相手を探す(変える)」を選択すると、おしゃべりしたい相手が決定します。その人物のところに向かうと、そ頭上にオウムのアイコンが表示されているので、話しかけます。
あとは、オウムとその人物が、会話をします。今まで覚えてきた言葉を駆使して、会話をうまく成立させてください。
○もちろん、クリア後のおまけも
クリア後も楽しめるモードがいっぱいあります。
特定の条件を満たすと挑戦可能な、超難関のナゾに挑む「レイトンからの挑戦状」。
ニンテンドーWi-Fiコネクション通信で、毎週新しいナゾが配信される「週刊ナゾ通信」。
ピカラット(ナゾを解いた時に、難易度などに応じて獲得できるスコアみたいなもの)が一定以上に達すると、ムービーや音楽が楽しめるようになる「シークレットファイル」。
などなど…ここらへんは、以前と変わりありませんね。
●完成された作品に、さらなる磨きを
基本的なシステムは今まで通りなので、さすがに3作目ともなると物珍しさはなくなりますが…代わりに「安心感」というものが生まれてくるものです。
今回も、そんな「安心感」という期待に充分応えられる完成度になっています。
ストーリーに関しては、実はすでにクリアしちゃいましたが…不思議な町、悪魔の箱ときて、今回はまさに最大級のスケールでした。規模的にも、ナゾ的にも。
あらゆるネタバレが絡んでいるので、書きたくても書けませんが…きっと楽しめることでしょう。もっとも、あそこまで規模が大きいと、どこかで語られていないナゾが残っていそうな気もしますが…。私はあまり難しく考えたくないので、純粋に見たままの感覚を楽しんでいます。
新しいパズルモードも、いいアクセントになってます。
ふと思い出してちょっとやっていると…意外にハマってしまいます。
ナゾトキのバランスについて。
前作のインプレッションで私は、パズルのように考えて考えて答えを見つける「思考型」のナゾと、ちょっとしたひらめきで答えを見つける「ひらめき型」のナゾの、2種類のナゾタイプのバランスについて話しました。
前作では「思考型」が多かったことに不満を抱いていましたが…今回は、そこそこバランスが取れていたんじゃないかと思います。ただ、後半になるとストーリー上で必ず解かなくてはいけない「思考型」のナゾがあるので、そこはもう…仕方ないというか、好みと努力で何とかするしかないですね。どんだけヒントもらっても、分からない時は分からないですし(笑)
ただ、個人的には今回の「思考型」のナゾは、単純なものが多かった気がしたので、まだマシなのかも…?とは思いました。
余談ですが…私はレベルファイブの作品では他に『ダーククロニクル』が好きだったりしますが、レベルファイブはわりと、英国的な世界観を作り出すのがウマイのかもしれません。だったらいっそ、そっち方面にもっと力を入れていってもいい気がしますね。会社の個性として。
まあ、ゲームらしいクオリティのゲームも大事なんだと思いますが。
まあ、それはともかくとしまして…。
総じて、積み重ねてきたレイトンシリーズの完成度に、さらに磨きをかけた出来となっています。
シリーズプレイしてきた人は迷わず購入!気になっている人も、買って損はさせないハズです!
関連記事:
レベルファイブ旅立ちの日 「レイトン教授と不思議な町」ファーストインプレッション(2007/02/14)
レイトン教授と不思議な町 ストーリークリアしちゃいました(2007/02/16)
『レイトン教授と悪魔の箱』 ファーストインプレッション(2007/11/29)
『レイトン教授と悪魔の箱』 ストーリークリア後のセカンドインプレッション(2007/12/05)
※お願い※
コメントのほうでも、ネタバレ内容は書かない方向でお願いします。
partygameとの約束だよ!(笑)
シリーズを通して安定した造りになっていてとても良いシリーズですね。
メモ帳が進化していたりと、細かい部分がどんどん改善されていくのも好感が持てます。
私はまだクリア前ですが、遊び始めると時間を忘れそうで怖いです(/ω\)
後半、若干ナゾを飛ばしていったので、6時間半くらいでクリアしました。もちろん、これから残ったナゾを倒していきたいところです。
あ、確かにメモ帳が進化してましたね。8色まで使えたり、太さも変えられたり。やはりゲームというのは、細かい配慮の積み重ねが、いかに気持ちよく遊んでいただけるかという決め手になります。
◆『レイトン教授と最後の時間旅行』完成披露会◆
http://blog.goo.ne.jp/partygame/e/27118dba1c02a23097b48038f8afe00d
こちらの記事で取り上げましたが、『レイトン教授 The First Movie』というのが来年の元旦から、アニメ映画として公開されるそうです。
たぶんアニメ化って、これのことです…よね?それともテレビアニメ化?
私は、街へいこうよどうぶつの森を やりながら
ドラマも 見ながらなので、ただいま 4章です。
まあ、コツコツ一歩ずつ クリア目指して 頑張りたいと 思います。
他にもいろいろ楽しんでいると、大変ですよね~。という私も、どうぶつの森やらルーンファクトリーやら何やら…いろいろあるわけですが(笑)