『Avatar Wave: Snowball Fight
(アバターウェーブ:スノーボールファイト)』
対応ハード : Xbox360(ダウンロード専用・インディーズ ゲーム)
※インディーズ ゲーム=無償提供されている「XNA Game Studio」で作成されたゲームで、お手軽で安価なゲームが多いです。
開発・配信元 : ホットウェーブ ゲームズ※海外のサイトです
配信開始日 : 2007/07/18
配信価格 : 240マイクロソフトポイント(=約360円)
ジャンル : スポーツ&レクリエーション
プレイ人数 : 1~4人(オンライン時 2~4人)
通信機能 : 通信プレイ対応(ボイスチャットなし)
CERO : 未審査
表現の参考(最大3) : 「暴力的な表現」=1 「性的な表現」=0 「成人向けの表現」=0
容量 : 49MB
参考データ--------------------------
購入価格:80マイクロソフトポイント(=120円)
※「ゴールドメンバーシップ」専用の割引セールで購入
プレイ時間:約1時間
ローカルでの対人戦:なし
Xbox Liveでの対人戦:10回ほど
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ほとんど宣伝されることのないインディーズゲームですが、私は、そんな作品たちも紹介・評価していければと思います。
●Xbox Liveで、ほのぼの?雪合戦
今作は、Xbox Liveに登録しているアバターで、雪合戦を楽しめるゲームです。
ローカルではもちろん、Xbox Liveに接続して最大2人vs2人での対戦が可能です。
●ルールと操作
◆ルール
テニスコートくらいの大きさに分けられたそれぞれの陣地の中を移動しつつ、雪玉を相手に投げてぶつけていきます。相手の陣地にいるキャラクターの体力を0にできれば、勝ちになります。特に障害物はありません。
なお、1チーム2人での対戦の場合、どちらか1人が先にやられることになるでしょう。その場合、その場で凍りつきます。凍りついたプレイヤーに、味方の雪玉は当たりませんが、敵の雪玉は当たるので、壁として利用するといいでしょう。
◆雪玉を投げるまでの手順
まずは、雪玉を作る必要があります。
Xボタンを押すと、青いメーターが表示されて、メーターが伸びていきます。メーターが満タンになるごとに雪玉が1つ増えます。同時に、3つまで持つことが出来ます。(例外あり)
そして、Aボタンを押すと、今度は赤いメーターが表示されます。Aボタンを離すと、相手に向かって雪玉を投げます。投げるスピードはメーターの長さによって決まり、雪玉のスピードが早いほどダメージも大きいです。また、投げている間にAボタンを連打していると、同じスピードで雪玉を連投することができるようです。
確実にダメージを与えるには、早い玉のほうがいいですが、早い球を当てた場合、相手は大抵倒れてしまいます。倒れている間は雪玉を作るチャンスでもありますが、ダメージを与えることもできないので、あえて少し緩めの玉で連続して当てるというのも、1つの手です。
ちなみに、雪玉を投げる方向を微調整することはできません。必ず、相手のいる方向に向かって投げます。相手が2人いる場合は、赤いメーターが表示されている間に左スティックで投げる相手を選択しましょう。
◆アイテム
プレイ中は、様々なアイテムが降ってきます。英語表記のため全部はちょっと分かりませんでしたが…とりあえず、分かるものから一部紹介します。
・一定時間、雪玉を5つまで持つことができます。
・一定時間、雪玉が大きくなります。
・一定時間、雪玉がカーブを描いて飛んでいきます。
◆操作
左スティック…移動
Xボタン…雪玉を作る
Aボタン…雪玉を投げる
Bボタン…緊急回避
Bボタンで前転による緊急回避ができますが、回避後にスキができるので、ここぞ!という時にだけ使いましょう。
●モード紹介
◆ゲーム
対戦を行います。4種類のモードがあります。
・アーケード…順番に敵を倒していく1人用のモードです。全8ステージで、5ステージ目からは敵が2人になります。
・Liveマルチプレイ…Xbox Liveに接続して最大4人での対戦ができます。
・バーサス…ローカルでの、最大4人での対戦ができます。
・サバイバル…多くの敵を相手に、攻撃を避けて1秒でも長く生き残るというモードです。
◆スクリーンセーバー
雪合戦の舞台となるステージを鑑賞できるモードです。
BGMを自由に聞いたりも出来ます。
◆ランキング
「アーケード」と「サバイバル」でのランキングを確認できます。
ランキングはローカルのもので、Xbox Liveには対応していません。
◆アンロックアイテム
「アーケード」でポイントを一定まで溜めると、登場するアイテムの種類が増えるようです。ここは、その増えたアイテムを確認できるモードです。
◆セレクト
様々なアバターが登場し、吹き出し文章が浮き上がっていきます。
吹き出しの文章は、左スティックで照準を動かして、RBボタンかRTボタンで撃ち壊すことができます。
どういう場所なのか、よく分かりません(笑)
◆partygameの評価◆…67点(100点満点)
お手軽に対戦できていいんじゃないでしょうか?
まあ、悪くないとは思います。単純な駆け引きですね。タイマン(1vs1)でも楽しめますが、2人いたほうがいいでしょうね。1人だと、冗長になりがちです。(特にフェイントもできませんし、投げる方向の調節もできませんし)
普通の横移動でも充分回避できるので、それを理解すれば、それなりに上手くプレイできると思います。
一応、Xbox Liveでの対戦もできますが、まあ…人はそうそういないです。私が何回か接続した時は、たまたまいました。
でも、「アーケード」でも一応それなりに楽しめはしますし、ローカルでの対戦でも充分楽しめはします。
難点…というか、仕方ないことなんですが、アイテムの効果が分からないんですよね。英語表記なので。回復っぽいものもあれば、そうじゃないものもあったり…。食べ物とか、全部回復っぽく見えるんですよね(笑)
まあ、それでも見た目で分かるアイテムがいくつかある点は、評価できるかな…と。
ローカルで友達との対戦、あるいはフレンドとの対戦をお手軽に楽しみたいなら、悪くはないと思います。Xbox360では、どうしてもガッツリとした通信プレイが多いので、たまにはこういうお手軽なものも良いかと思います。
まあ、本来の価格(240マイクロソフトポイント)だったら、ちょっと悩みどころですかね。特に新しい要素があるわけでもないので。誰か対戦できる相手がいれば、良いかと思います。
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ