猛威を振るうTouch！Generaionsシリーズの軌跡

「おかげさまでシリーズ合計1200万本」―Touch!Generations
（Nintendo iNSIDE様より）

まず現在発売中のTouch！Generaionsシリーズのソフトをご紹介。（○が付いてるのは私が購入して実際に遊んだソフトです）


エレクトロプランクトン…2005年4月7日　○
nintendogs（ニンテンドッグス）…2005年4月21日　○
脳を鍛える大人のDSトレーニング…2005年5月19日　○
DS楽引辞典…2005年6月16日
やわらかあたま塾…2005年6月30日　○
だれでもアソビ大全…2005年11月3日　○
大人のDSゴルフ…2005年11月10日　△（体験版のみ）
もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング…2005年12月29日　○
英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け…2006年1月26日　○
漢字そのまま DS楽引辞典…2006年4月13日　△（体験版のみ）
旅の指さし会話帳DS…2006年4月20日・4月27日
テトリスDS…2006年4月27日　○
Newスーパーマリオブラザーズ…2006年5月25日　○
しゃべる!DSお料理ナビ…2006年7月20日　△（身内の所持しているのを少し触らせてもらった程度）


なんかこう見ると私、意外に貢献してますね（ぇｗ

同シリーズの皮切りとなった「エレクトロプランクトン」が発売されて１年と４ヶ月。よもやこんな恐るべき存在になるなんてホントに誰が予想したでしょうか？当時は否定的な意見が多かったという風に記憶していますが、そんな意見もどこへやら。どれだけあの時我々が、ゲームをゲームとしてくくっていたか？ゲームを遊ばない人間のことを考えていなかったかが思い知らされます。
とはいえ、私は「エレクトロプランクトン」は発売日に購入しましたし（ただし２週間で売りましたがｗ）、「nintendogs」も「絶対売れるわけないじゃん」といっていた友達の意見に対して「いや、絶対に売れる！女性層はああいうのに弱いと思うよ」と言っていたらホントにとんでもない売れ行きを見せちゃいまして、まああれがTouch！Generaionsがいよいよ力を見せ始めたというところですかね。…いや、エレクトロプランクトンも10万近くは売れてるんですけどねｗ
さらにその翌月に発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズはゲーム業界の歴史に残る存在となりまして、その他のソフト郡も平均以上の売り上げを見せています。

そしてTouch！Generaionsが浸透してきたという結果が目に見えて現れたのが「しゃべる!DSお料理ナビ」です。ゲームではない、（一応ゲームウォッチの「シェフ」は収録されてますが）ツールという意味合いの強いソフトが初週で10万本売り上げていることが、非ゲーマー層がＤＳを所持していることと、ＤＳ市場が波に乗っているかが分かります。今後も「DS美文字トレーニング」「日本常識力検定協会監修 今さら人には聞けない大人の常識力トレーニングDS」が控えており、特に常識力トレーニングのほうはまた売れそうな匂いがプンプンしています。

しかしもしTouch！Generaionsシリーズが浸透する前の我々だったら、今この常識力トレーニングが売れるであろうということはたぶん考えなかったのではないかと思います。それはすなわちTouch！Generaionsシリーズによってゲームユーザーが、「ゲーム」の「外」にまで考えが及ぶようになった。無意識のうちに知識を身につけたからに他ならないかと思っています。いわゆる「実用ソフトがそんなにたくさん売れるわけない」という「ゲームユーザー」としての考え方だけだったのが、「何かちょっとやってみたいかも」という「１人のただの人間」としての考え方を持つようになったのだと私考えています。


果てさてこのTouch！Generaionsシリーズ、一体いつまでその猛威を振るうことになるでしょうかね？どんな存在にも必ず終わりが存在するものですが、その終わりが一体いつなのかが分からないこともまた、このシリーズが伸び続けているからこそなんでしょうね。