『トリプルパック －Xbox Live アーケード コンピレーション－』
対応ハード ： Xbox360
発売日 ： 2011/05/19
希望小売価格 ： 2,980円（税込）
ジャンル ： アクション傑作選
プレイ人数 ： 1～4人（収録作品によって異なります）
通信機能 ： ボイスチャット対応（収録作品によって異なります）
CERO ： D（17才以上対象）
取り込みの容量 ： 726MB
◆-参考データ-------------------------◆
購入価格 ： 2,510円（税込）
プレイ時間 ： 約6時間
プレイ内容 ： 一通り全ての作品を少しずつプレイ
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●= Xbox Live アーケードの名作たちを1つに =●
今作は、Xbox Live アーケード（Xbox360のダウンロード専用タイトル）でも特に人気や評価の高いアクションゲーム3作品を収録した、お得なパックです。
●= 概要 - 『TRIALS HD（トライアルズ HD）』 =●
いわゆるモトクロスです。『エキサイトバイク』みたいな感じですが、団体レースではなく個人レースです。
バランスを崩したり、ライダーが大ダメージを受けると、チェックポイントからやり直しです。少しでも早いタイム＆少ないミスでゴールを目指しましょう。
また、大ジャンプや火の輪くぐりといった全15種類のミニゲームも収録されています。
RTボタンでアクセル。LTボタンでバック。左スティックで体重移動。基本はこれだけです。
ジャンプ後の着地は、バイクが着地地点と平行になるようにバランスを取ること。そして、下り坂では背後に重力を。上り坂では前面に重力をかける。これが基本です。
ただ、難しくなってくれば、基本に忠実なだけではクリアできません。色々と試しては失敗して、感覚的に攻略方法を探してみましょう。
また、コースの作成もできちゃいます。
作成したコースは保存して、Xbox360フレンドと共有することができます。
●= 概要 - 『LIMBO（リンボ）』 =●
白黒だけで表現されたグラフィックが特徴の、2Dスクロールアクションゲームです。
ただひたすら奥を目指していきます。
少年ができるアクションは、左スティックで移動。Aボタンでジャンプ。Bボタンで物を掴むなどのアクション。たったこれだけです。これだけで、あらゆる巧妙な仕掛けを突破していかなくてはいけません。ミスをすると、直前からやり直しとなります。
あくまで普通の少年なので…高いところから落ちてもダメです。泳ぐこともできないみたいです。崖つかまりはできるようです。あと、グロテクスな表現にご注意あれ。
●= 概要 - 『SPLOSION MAN（スプロージョン マン）』 =●
炎とプラズマから生まれたスプロージョンマンを操作する、2Dスクロールアクションゲームです。（グラフィックは3D）
最大4人での協力プレイも楽しめるようです。（今のところ協力プレイは体験していません）
左スティックで移動して、A・B・X・Yボタンのどれかを押すと「爆発」します。
スプロージョンマンは、その爆発によってジャンプすることができます。また、壁に張り付いての壁ジャンプも可能。空中で一度に爆発できるのは、原則として3回までです。爆薬の近くで爆発すれば、スーパージャンプ！
もちろん、敵を倒すときも爆発で。もうドッカンドッカンいっちゃってください。
敵の攻撃を受ける・トラップに触れるなどでミスをすると、直前のチェックポイントからやり直しです。
■＝＝ partygameの評価 ＝＝■ … 89点（100点満点）
傑作集と言うだけのことはありますね
○＝良かった点
△＝人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×＝悪かった点
|-- ○トライアルズHDについて --|
『エキサイトバイク』の経験者なら基本的なコツはすぐに分かると思いますが、こちらは物理演算で体重移動や反動などが全て表現されているので、より繊細な操作が必要です。
とはいえ、爆発などスタントマンっぽいド派手な演出もあり、ただ走っているだけでも気持ちよいです。ミニゲーム的なものも色々とあって楽しめますね。また、ライダーも物理演算によって動いているので、ミスなどでぶっ飛んでいくことも。出血はないですが、人間というよりは人形っぽい印象。良くも悪くも海外ならではのノリですね。
というか、なぜか全てのコースのゴール直後にトラップが仕掛けられていて、ゴール後にライダーは必ず非情な仕打ちを受けるという（笑）
|-- ○RIMBOについて --|
いわゆる、頭をひねって楽しむタイプのアクションゲームです。こちらも物理演算が基礎になっているっぽいです。良くも悪くもシュールな雰囲気なので、好みは分かれると思いますが…じっくりまったりと楽しみたい人には良いように思います。
ただし、数々のグロテクス表現あり。というか、CEROがDになったのはこの作品が入っているせいですからね。白黒とはいえ、音や動きの表現力は妙に高いので…苦手な人はご容赦下さい。
|-- △スプロージョンマンについて --|
いわゆるアメリカンコミックのようなノリです。キャラクターについては好みが分かれるところだと思いますが、そんなに重視するポイントでもないです。
本人が爆発しつづけるので、周りのあらゆるものを破壊できて実に爽快。どちらかというとアクションの腕前を求められる感じですが、攻略方法は分かりやすいので、感覚的には前の2作品より遊びやすいです。マルチプレイもできますしね。
ただ、ローディング画面で背景がグワングワン回っているのが、見ていると気持ち悪くなります。ゲーム性とは関係ないですが、そこがちょっと気になりました。
|-- ○テンポが良い --|
これは全ての作品に言えることですが、ミスをしても直前のチェックポイントから即リトライするので、テンポよく楽しめます。ロードも、スプロージョンマンは次のステージに進んだ時にあったりしますが、他の2作品は全くないに等しいです。
タイトル画面でのロードが少々長いので、おそらくここでほとんどのデータを読み込んでいるのでしょう。海外作品ではよくあるスタイルですね。
|-- △難易度は全体的に高め --|
すぐにリトライできるので、ほとんど苦には感じませんが…そうはいっても、トライアルズHDの後半がかなりキツいです。何十回と失敗しています（笑）
他の2作品はまだ前半なのでアレですが…それでもそこそこ難しくなってきているので、後半がちょっと怖いです。
|-- △「取り込み」をしてもディスクが回る --|
普通、取り込み（HDDへゲームデータを保存）を行えばディスクが回ることなく楽しめるので、ディスク音が気になる旧型Xbox360ではありがたいです。
しかし今作は、取り込みをおこなってもディスクが回ります。普段は聞こえない音が鳴っているので、ちょっと気になりますね。私は、プレイし始めたらどうでもよくなりますが、人によっては耳障りかもしれません。
|-- △起動がうまくいかない時がある --|
ディスクを起動すると、社名ロゴの後に3つのタイトルのパッケージが表示されて、選択することでそのゲームを起動させるんですが…選択しても反応しない時が何回かありました。その時は、一旦終了してもう一度ディスクを起動すると、解決します。
ちなみに、一度プレイした作品は、単体でゲームプレイ履歴として保存されているので…ディスクからではなく、それを選択して起動することもできるようです。
◆-- 総評 --◆
どの作品も、基本操作はシンプルながらそれぞれの特徴がしっかり楽しめる作品となっています。
微妙な操作感覚で楽しむトライアルズ HD。頭をひねって楽しむRIMBO。爆発する爽快感を楽しむスプロージョンマン。もちろん好みはあると思いますが、概ねどなたにでも楽しんでいただけるでしょう。
ただし、痛々しい表現やグロ表現、それとディスクが必ず回るという点はご注意下さい。
ダウンロード版で全て購入しようと思うと3200ポイント（＝約4,800円）かかっちゃうので、全ての作品に興味があるなら、このパッケージがオススメです。
どれか1つに興味がある人は、他の2作品の紹介を見てから検討すると良いでしょう。ちなみに私は、RIMBOに興味があったので購入しました。
もちろん、ネットワークに繋げていなくてダウンロード版を購入できない人も、是非どうぞ。
ある程度クリアして、何か新しいことがあれば、セカンドインプレッションを書く予定です。
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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