『レイトン教授と魔神の笛』
対応ハード : DS
開発・発売元 : レベルファイブ
発売日 : 2009/11/26
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー
プレイ人数 : 1人
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
CERO : A(全年齢対象)
●レイトンとルークの、出会いの物語
今作は、主にDSで展開されている『レイトン教授』シリーズの第4作目です。前3作品は「三作部」という形で一応まとまり、今作は「新たな三作部」の第1作目として発売されました。
魔神が暴れているとされている「ミストハレリ」という町でレイトンとルークが初めて出会う物語で、新しいレギュラーとして「レミ」というレイトン教授の助手も登場します。
●基本的なこと・変わったことなど
◆基本的なこと
基本的には、これまでのシリーズと同じです。タッチして離しかけたり調べたり…靴アイコンをタッチで移動、カバンをタッチでメニューを開きます。
ナゾトキの画面も一緒ですし、いろいろ調べると手に入るひらめきコインで、ヒントを聞ける点も同じです。
ちょっと違うとすれば…アイコンに対するアクションでしょうか?
2点ありまして…1つは、1度タッチすると画面移動や会話などを行わない限り、同じ場所をタッチしても反応しなくなることです。これで、ひらめきコイン探しのために何十回も同じセリフが開くということがないわけです。
で、2つ目はタッチする回数でセリフが変わる点でしょうか?1回目はレイトンのセリフ、2回目はレミのセリフ、3回目はルークのセリフ…みたいな感じです。
タイトル画面の「ひみつのモード」で、ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して新しいナゾをダウンロードしたり、ピカラット(ナゾを解くと貰える得点のようなもの)の数に応じて利用できるようになるシークレットファイルがあるのも、いつも通りです。
◆メニュー画面について
メニュー画面から遊べるおまけ要素も、いつも通り新しいものばかりです。
・みんなのエピソード
レイトンや、いろいろ出会った住人などのプチエピソードを楽しめます。メインストーリーとは関係ありません。
会話などを進めていくなかで、エピソードが増えていくようです。
・ミニチュアトレイン
ちょっとしたパズルゲームです。電車を、全ての駅を通った後にゴールするよう、限られた数の線路を引くというものです。線路を引いて発車!で、グラフィックが立体的になって、うまくいけば成功です。
・ミラクルフィッシュ
ちょっとした言葉遊びです。魚に「言葉」を食べさせると、その言葉はある法則にしたがって変換され、別の言葉となって出てきます。いくつか魚がいるので、最初の言葉から、目的の言葉に変換することができれば成功です。
・コレクションボックス
画面をタッチしていると、他とちょっと反応が違うことがあります。タッチし続けると、コレクションアイテムを入手できます。メインストーリーとは全く絡みのない、一種のやり込み要素です。
◆partygameの評価◆…85点(100点満点)
安定していますね
ひらめきコインを探すには、相変わらず総当たりでタッチしないといけませんが、多少のアクションがあったり会話の変化があったりして、ちょっとタッチのし甲斐は出てきたように思います。メニューから遊べるプチ要素も、いつも通りのいいアクセントです。
ナゾのレベルについては…ちょっと高め?な気がしました。私が衰えているだけかもしれませんが(笑)
…と、多少変化はありますが、良くも悪くもいつも通りの安定した出来です。さすがに驚きを感じられる点は少ないですが、シリーズ経験者は、いつもの通りにナゾやストーリーを楽しめることでしょう。未経験者も、是非どうぞ。
ストーリーをクリアして、クリア後のおまけである『レイトン教授のロンドンライフ』を少しプレイしたら、セカンドインプレッションを書きます。
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※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはお控えください