赤コイン、あと1個どこ～？
『ヨッシー New アイランド』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/24
希望小売価格 ―→ 4,571円（税別）
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1～2人（2人通信プレイでミニゲームが楽しめます）
CERO ―→ A（全年齢対象）
■====== 簡単なご紹介 ======■
ヨッシーが主人公の2Dスクロール型アクションゲーム『ヨッシーアイランド』シリーズの3DS版です。
『ヨッシーアイランド』シリーズらしく、暖かみのあるデザインで描かれた世界で、ヨッシーがタマゴ投げやヒップドロップといったおなじみのアクションで活躍します。実は、時系列的にも、初代『ヨッシーアイランド』の直後のお話ということになっているみたいです。
とりあえず、現時点で体験した範囲で、今作の特徴を紹介します。
|== ステージクリア式 ==|
各ワールドごとに8ステージ。全6ワールド構成となっています。ワールドの4つ目と8つ目にはボスが待ち構えています。
とにかくステージを進んでいき、一番奥のゴールリングを目指しましょう。
|== ヨッシーのアクション ==|
基本操作は、ジャンプ・舌を伸ばす・タマゴ投げ・ヒップドロップといったところです。
敵を食べて十字ボタン下でタマゴにして、そのタマゴを投げて敵や障害物に当てるのは、いつも通り。ジャンプボタン押しっぱなしで「ふんばりジャンプ」できるのも、いつも通りです。
|== スターのおまもり／赤コイン／スペシャルフラワー ==|
「スターのおまもり」は、初期で10個。最大で30個までたまります。
ヨッシーが敵に当たるなどすると、背中に乗っていたベビィマリオが離れてしまい、スターのおまもりが減っていきます。ゼロになるとベビィマリオが連れ去られて残機が1つ減ります。
減っても、10個までは自動的に回復しますよ。
あと、各ステージには20個の「赤コイン」と5個の「スペシャルフラワー」が隠されています。
赤コインは、普段は普通のコインと同じ色をしているので、獲得するまで赤コインかどうかは分かりません。視界に入ったコインは、できるだけ獲得していきましょう。
これら3つのアイテムは、満タンもしくは全部獲得すると、その証となる勲章を獲得します。
ステージクリアだけで満足でも良いですが、せっかくなら全ステージ全勲章を目指してみましょう。
|== メガタマゴ ==|
巨大なヘイホーから作れる「メガタマゴ」。もちろん、破壊力も抜群です。1回の投げで、より多くのものを破壊できれば、残機が最大で3機増えますよ。
ただし、メガタマゴよりも狭い通路には、持っていくことができません。
また、鉄のヘイホーから「テツタマゴ」というのを作ることもでき、これは投げるのではなく転がして使います。持ったまま水中に入ると、沈んで水中を歩くことができたりします。
|== 変身について ==|
七色のゲートに入ると、ヨッシーがトロッコや飛行機といったものに変身して、専用のエリアに移動します。
変身したヨッシーの操作は全て、ジャイロ操作とボタンのみで行います。例えばトロッコは、本体を傾けると左右に動き、ボタンを押してジャンプ。飛行機だと、本体を傾けて進む向きを調整し、ボタンを押すとバックします。
変身には制限時間があり、制限時間が切れてしまうと七色のゲートまで戻されちゃいます。何度でも挑戦できますよ。
道中の、制限時間が増えるアイテムは、欠かさず取りましょう。
|== 初代『ヨッシーアイランド』との細かな違い ==|
私が気づいた範囲で書きますね。
◆叩くといくらでもタマゴが出てくる「タマゴブロック」。
今作でも登場しますが、今回は、ランダムで黄色や赤のタマゴも出てきます。
◆初代『ヨッシーアイランド』では、スターのおまもりを増やしたりタマゴを補充したりなどの消費アイテムが存在しましたが、今作にはありません。自分の力だけで攻略しましょう。
◆中間ポイントを取った後にミスすると、中間ポイントからの再開になります。
これは今まで通りなんですが、再開した時、「スターのおまもり」は必ず10個になっています。（確か初代では、スターのおまもりの数も保存されていました）
ちょっと厳しいルールですね。
◆ゴールリングをくぐった時に、回っていたルーレットが「スペシャルフラワー」に止まるとボーナスゲーム発生！…というのが初代にはありましたが、今作ではスペシャルフラワーに止まると、そのステージで獲得したフラワーと同じ数だけ「特別なメダル」を獲得します。
これは、各ワールドごとに保存され、累計で最大30枚まで獲得できる模様。10枚および20枚まで達成すると、残機が増えます。30枚まで貯まると…まだ知りません（笑）
◆セーブして電源を切り、再開すると、初代『ヨッシーアイランド』では残機が5つに戻っていましたが、今作では残機も保存されています。
◆このゲームのボスというと、「ビッグスライム」など巨大化したザコ敵が出てくるものですが、それが出てくるのは各ワールドの8ステージ目のみ。4ステージ目では、”あの敵キャラクター”が、あの手この手でヨッシーに立ち向かってきます。
■====== partygameの感想 ======■
○＝良い △＝まあまあ or ちょっと気になる ×＝悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,960円（新品）
プレイ時間 ―→ 約2時間
プレイ内容 ―→ 2つ目のワールドまでクリア（ミニゲームはプレイしていません）
シリーズ作品の経験 ―→ ヨッシーが主人公の2Dアクションは、全てプレイ経験あり（初代・ヨッシーストーリー・万有引力・DS版）。ただしDS版は未クリア。
○ ―→ ほのぼのした世界観や雰囲気に、癒されます。
斜線が入って、ちょっとクレヨンで描いたようなデザイン。ヨッシーには、こういうデザインが似合いますよね。過去のシリーズ作品よりもさらに、ほのぼのとした空気が作れているように思います。
○ ―→ ヨッシーの操作感覚は、慣れれば問題ないレベル。
初代『ヨッシーアイランド』に慣れ親しんでいる私としては、最初は若干もっさりしているかな？と感じて、ちょっと違和感があったのですけど、1つ目のワールドを攻略する頃には、もう慣れました。
おそらく、気にしなくて良いレベルだと思います。
○ ―→ 難易度は、今のところほどよい感じ。
いわゆる「ただクリアするだけなら難しくないけど、収集要素をコンプリートしようと思うと難易度が跳ね上がる」ってヤツです。
とりあえず、ワールド1の5・6・7ステージ目。3ステージで、赤コイン1個だけが足りないって状況になって「ムキー！」ってなりましたよ（笑）
これこそが『ヨッシーアイランド』の醍醐味であり、難しさですよね。しかも、助太刀してくれるアイテムなんてものも無いですから、考えようによっては初代よりコンプリートが難しいってことになります。
△ ―→ 懐かしい敵や仕掛けが多いけど、そのぶん新鮮味に欠けます。
新しいステージに進むたびに「あ～、あったあった」と思う仕掛けや「いたね～こんなヤツ」と思う敵が出てきて、懐かしさには存分に浸れます。
ただ、そのぶん、なんか新作を遊んでいる気分が薄れてしまうというか。もうちょっと、過去のシリーズを遊んでいる私でも「おぉ～」と思える仕掛けが欲しいところです。これから出てくるかもしれませんけどね。
「メガタマゴ」を新要素の1つとしてアピールしていますが、これも、言ってしまえば仕掛けの１つでしかないですからね。
新要素としてのインパクトは、言うほど大きくないと感じました。
△ ―→ 曲は、雰囲気に合っているんですけど、アレンジ曲が多すぎる気がします。
紹介映像でも流れていた、今作のメイン曲。あの曲をベースにしつつ、様々なステージで様々なアレンジ曲が流れています。
…少しくらいならいいですが、アレンジ曲があまり多すぎると、これはこれで新鮮味が薄いです。そう感じました。
△ ―→ ジャイロ操作による変身ヨッシーの操作は、楽しいけど難しいです。
少し傾けるだけで動きますし、立体視は自動でOFFになるので、わりとすんなり楽しめました。
ただ、現時点で経験した乗り物のなかで、飛行機の操作が異様に難しかったかな。ほかは直感的に分かりやすく動いてくれるんですが、飛行機だけはなんか、ジャイロ操作で飛ぶ高さを調整するって感じになるので、上級編って感じがしました。
当然、乗り物のエリアにも赤コインやスペシャルフラワーがありますからね。ここで「ムキー！」ってなって面倒くさくなっちゃった…なんてことにならないか、心配です。
△ ―→ 立体視のバランスが、少しおかしい？
ゲームのプレイ自体に影響はないんですが、たまに違和感を感じます。
例えば、タマゴがいくらでも出てくる「タマゴブロック」が、ヨッシーよりも明らかに奥にあるように見えて、しかも叩いて出てくるタマゴは、奥行きがわりと手前に見えるので、ヘンな見え方になるんですよね。
細かいところですが、自然な立体視のバランスが上手くできてないというのは、なんか任天堂らしくないと思ったので。ちょっと指摘させていただきました。
△ ―→ 演出面が”ふわふわしすぎている”ような気がします。
たぶんこれは、私が初代『ヨッシーアイランド』に慣れ親しんでいて、愛着をもっているがゆえに感じることだと思います。なので、シリーズ未経験者は気にしなくて良い話題です。たぶん。
何ていったらいいのかな…。なんか、効果音の演出にメリハリが無い気がしたんですよね。
見えない壁に入ッた時のワープするような音が無くなっていたり、ボスを倒した後の演出も静かめだったり。世界観だけでなく、曲や効果音までもが”ほのぼの”しており、鋭い音が少ないので、どことなく味気無さを感じるのです。
全体的には”ほのぼの”していて良いと思うんですが、盛り上げるべきところではしっかり盛り上げて欲しいな～って思いました。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●○○○ … 7点（10点満点）
良くも悪くも、過去のシリーズ作品の魅力をそのまま継承。まったりとした世界観で、ほどよい難易度のアクションゲームが楽しめます。
かなり久々のシリーズ新作ということで、期待値が高かったりするとは思いますが…今のところ個人的には、なんか「懐かしい」と感じる場面のほうが多くて、どうも刺激が少ないです。ゆえに、楽しめてはいるんですけど、心の底から楽しんでいるか？というと、わりとそうでも無いかもしれません。
「懐かしい」のも良いのですが、新作を買ったわけですから。新作なりの「新しい刺激」が欲しいものなのです。
で、懐かしいと思える場面が多いからこそ、それはそれで逆に、効果音とかに違和感を感じるような結果になってしまいます。
どんなシリーズでもそうですけど、シリーズに愛着の人がシリーズの新作を遊んで、懐かしいと思える場面があればあるほど、逆に昔と違うところが気になり始めたりするものだと思うんです。
こればっかりは、慣れるしかないんですけどね。私は、少しずつ慣れてきました。
…ということで、シリーズ経験者であれば、シリーズ作品の魅力を素直に継承した今作を、楽しんで頂けるとは思います。
ただ、新鮮味に欠けるかもしれない、という点はご注意くださいね。
全ワールドを攻略して、できればスペシャルステージもある程度挑戦してから、セカンドインプレッションを書く予定です。
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『ヨッシー New アイランド』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/24
希望小売価格 ―→ 4,571円（税別）
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1～2人（2人通信プレイでミニゲームが楽しめます）
CERO ―→ A（全年齢対象）
■====== 簡単なご紹介 ======■
ヨッシーが主人公の2Dスクロール型アクションゲーム『ヨッシーアイランド』シリーズの3DS版です。
『ヨッシーアイランド』シリーズらしく、暖かみのあるデザインで描かれた世界で、ヨッシーがタマゴ投げやヒップドロップといったおなじみのアクションで活躍します。実は、時系列的にも、初代『ヨッシーアイランド』の直後のお話ということになっているみたいです。
とりあえず、現時点で体験した範囲で、今作の特徴を紹介します。
|== ステージクリア式 ==|
各ワールドごとに8ステージ。全6ワールド構成となっています。ワールドの4つ目と8つ目にはボスが待ち構えています。
とにかくステージを進んでいき、一番奥のゴールリングを目指しましょう。
|== ヨッシーのアクション ==|
基本操作は、ジャンプ・舌を伸ばす・タマゴ投げ・ヒップドロップといったところです。
敵を食べて十字ボタン下でタマゴにして、そのタマゴを投げて敵や障害物に当てるのは、いつも通り。ジャンプボタン押しっぱなしで「ふんばりジャンプ」できるのも、いつも通りです。
|== スターのおまもり／赤コイン／スペシャルフラワー ==|
「スターのおまもり」は、初期で10個。最大で30個までたまります。
ヨッシーが敵に当たるなどすると、背中に乗っていたベビィマリオが離れてしまい、スターのおまもりが減っていきます。ゼロになるとベビィマリオが連れ去られて残機が1つ減ります。
減っても、10個までは自動的に回復しますよ。
あと、各ステージには20個の「赤コイン」と5個の「スペシャルフラワー」が隠されています。
赤コインは、普段は普通のコインと同じ色をしているので、獲得するまで赤コインかどうかは分かりません。視界に入ったコインは、できるだけ獲得していきましょう。
これら3つのアイテムは、満タンもしくは全部獲得すると、その証となる勲章を獲得します。
ステージクリアだけで満足でも良いですが、せっかくなら全ステージ全勲章を目指してみましょう。
|== メガタマゴ ==|
巨大なヘイホーから作れる「メガタマゴ」。もちろん、破壊力も抜群です。1回の投げで、より多くのものを破壊できれば、残機が最大で3機増えますよ。
ただし、メガタマゴよりも狭い通路には、持っていくことができません。
また、鉄のヘイホーから「テツタマゴ」というのを作ることもでき、これは投げるのではなく転がして使います。持ったまま水中に入ると、沈んで水中を歩くことができたりします。
|== 変身について ==|
七色のゲートに入ると、ヨッシーがトロッコや飛行機といったものに変身して、専用のエリアに移動します。
変身したヨッシーの操作は全て、ジャイロ操作とボタンのみで行います。例えばトロッコは、本体を傾けると左右に動き、ボタンを押してジャンプ。飛行機だと、本体を傾けて進む向きを調整し、ボタンを押すとバックします。
変身には制限時間があり、制限時間が切れてしまうと七色のゲートまで戻されちゃいます。何度でも挑戦できますよ。
道中の、制限時間が増えるアイテムは、欠かさず取りましょう。
|== 初代『ヨッシーアイランド』との細かな違い ==|
私が気づいた範囲で書きますね。
◆叩くといくらでもタマゴが出てくる「タマゴブロック」。
今作でも登場しますが、今回は、ランダムで黄色や赤のタマゴも出てきます。
◆初代『ヨッシーアイランド』では、スターのおまもりを増やしたりタマゴを補充したりなどの消費アイテムが存在しましたが、今作にはありません。自分の力だけで攻略しましょう。
◆中間ポイントを取った後にミスすると、中間ポイントからの再開になります。
これは今まで通りなんですが、再開した時、「スターのおまもり」は必ず10個になっています。（確か初代では、スターのおまもりの数も保存されていました）
ちょっと厳しいルールですね。
◆ゴールリングをくぐった時に、回っていたルーレットが「スペシャルフラワー」に止まるとボーナスゲーム発生！…というのが初代にはありましたが、今作ではスペシャルフラワーに止まると、そのステージで獲得したフラワーと同じ数だけ「特別なメダル」を獲得します。
これは、各ワールドごとに保存され、累計で最大30枚まで獲得できる模様。10枚および20枚まで達成すると、残機が増えます。30枚まで貯まると…まだ知りません（笑）
◆セーブして電源を切り、再開すると、初代『ヨッシーアイランド』では残機が5つに戻っていましたが、今作では残機も保存されています。
◆このゲームのボスというと、「ビッグスライム」など巨大化したザコ敵が出てくるものですが、それが出てくるのは各ワールドの8ステージ目のみ。4ステージ目では、”あの敵キャラクター”が、あの手この手でヨッシーに立ち向かってきます。
■====== partygameの感想 ======■
○＝良い △＝まあまあ or ちょっと気になる ×＝悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,960円（新品）
プレイ時間 ―→ 約2時間
プレイ内容 ―→ 2つ目のワールドまでクリア（ミニゲームはプレイしていません）
シリーズ作品の経験 ―→ ヨッシーが主人公の2Dアクションは、全てプレイ経験あり（初代・ヨッシーストーリー・万有引力・DS版）。ただしDS版は未クリア。
○ ―→ ほのぼのした世界観や雰囲気に、癒されます。
斜線が入って、ちょっとクレヨンで描いたようなデザイン。ヨッシーには、こういうデザインが似合いますよね。過去のシリーズ作品よりもさらに、ほのぼのとした空気が作れているように思います。
○ ―→ ヨッシーの操作感覚は、慣れれば問題ないレベル。
初代『ヨッシーアイランド』に慣れ親しんでいる私としては、最初は若干もっさりしているかな？と感じて、ちょっと違和感があったのですけど、1つ目のワールドを攻略する頃には、もう慣れました。
おそらく、気にしなくて良いレベルだと思います。
○ ―→ 難易度は、今のところほどよい感じ。
いわゆる「ただクリアするだけなら難しくないけど、収集要素をコンプリートしようと思うと難易度が跳ね上がる」ってヤツです。
とりあえず、ワールド1の5・6・7ステージ目。3ステージで、赤コイン1個だけが足りないって状況になって「ムキー！」ってなりましたよ（笑）
これこそが『ヨッシーアイランド』の醍醐味であり、難しさですよね。しかも、助太刀してくれるアイテムなんてものも無いですから、考えようによっては初代よりコンプリートが難しいってことになります。
△ ―→ 懐かしい敵や仕掛けが多いけど、そのぶん新鮮味に欠けます。
新しいステージに進むたびに「あ～、あったあった」と思う仕掛けや「いたね～こんなヤツ」と思う敵が出てきて、懐かしさには存分に浸れます。
ただ、そのぶん、なんか新作を遊んでいる気分が薄れてしまうというか。もうちょっと、過去のシリーズを遊んでいる私でも「おぉ～」と思える仕掛けが欲しいところです。これから出てくるかもしれませんけどね。
「メガタマゴ」を新要素の1つとしてアピールしていますが、これも、言ってしまえば仕掛けの１つでしかないですからね。
新要素としてのインパクトは、言うほど大きくないと感じました。
△ ―→ 曲は、雰囲気に合っているんですけど、アレンジ曲が多すぎる気がします。
紹介映像でも流れていた、今作のメイン曲。あの曲をベースにしつつ、様々なステージで様々なアレンジ曲が流れています。
…少しくらいならいいですが、アレンジ曲があまり多すぎると、これはこれで新鮮味が薄いです。そう感じました。
△ ―→ ジャイロ操作による変身ヨッシーの操作は、楽しいけど難しいです。
少し傾けるだけで動きますし、立体視は自動でOFFになるので、わりとすんなり楽しめました。
ただ、現時点で経験した乗り物のなかで、飛行機の操作が異様に難しかったかな。ほかは直感的に分かりやすく動いてくれるんですが、飛行機だけはなんか、ジャイロ操作で飛ぶ高さを調整するって感じになるので、上級編って感じがしました。
当然、乗り物のエリアにも赤コインやスペシャルフラワーがありますからね。ここで「ムキー！」ってなって面倒くさくなっちゃった…なんてことにならないか、心配です。
△ ―→ 立体視のバランスが、少しおかしい？
ゲームのプレイ自体に影響はないんですが、たまに違和感を感じます。
例えば、タマゴがいくらでも出てくる「タマゴブロック」が、ヨッシーよりも明らかに奥にあるように見えて、しかも叩いて出てくるタマゴは、奥行きがわりと手前に見えるので、ヘンな見え方になるんですよね。
細かいところですが、自然な立体視のバランスが上手くできてないというのは、なんか任天堂らしくないと思ったので。ちょっと指摘させていただきました。
△ ―→ 演出面が”ふわふわしすぎている”ような気がします。
たぶんこれは、私が初代『ヨッシーアイランド』に慣れ親しんでいて、愛着をもっているがゆえに感じることだと思います。なので、シリーズ未経験者は気にしなくて良い話題です。たぶん。
何ていったらいいのかな…。なんか、効果音の演出にメリハリが無い気がしたんですよね。
見えない壁に入ッた時のワープするような音が無くなっていたり、ボスを倒した後の演出も静かめだったり。世界観だけでなく、曲や効果音までもが”ほのぼの”しており、鋭い音が少ないので、どことなく味気無さを感じるのです。
全体的には”ほのぼの”していて良いと思うんですが、盛り上げるべきところではしっかり盛り上げて欲しいな～って思いました。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●○○○ … 7点（10点満点）
良くも悪くも、過去のシリーズ作品の魅力をそのまま継承。まったりとした世界観で、ほどよい難易度のアクションゲームが楽しめます。
かなり久々のシリーズ新作ということで、期待値が高かったりするとは思いますが…今のところ個人的には、なんか「懐かしい」と感じる場面のほうが多くて、どうも刺激が少ないです。ゆえに、楽しめてはいるんですけど、心の底から楽しんでいるか？というと、わりとそうでも無いかもしれません。
「懐かしい」のも良いのですが、新作を買ったわけですから。新作なりの「新しい刺激」が欲しいものなのです。
で、懐かしいと思える場面が多いからこそ、それはそれで逆に、効果音とかに違和感を感じるような結果になってしまいます。
どんなシリーズでもそうですけど、シリーズに愛着の人がシリーズの新作を遊んで、懐かしいと思える場面があればあるほど、逆に昔と違うところが気になり始めたりするものだと思うんです。
こればっかりは、慣れるしかないんですけどね。私は、少しずつ慣れてきました。
…ということで、シリーズ経験者であれば、シリーズ作品の魅力を素直に継承した今作を、楽しんで頂けるとは思います。
ただ、新鮮味に欠けるかもしれない、という点はご注意くださいね。
全ワールドを攻略して、できればスペシャルステージもある程度挑戦してから、セカンドインプレッションを書く予定です。
| 万人向け ← | ○○●○○○○○○○ | → 熟練者向け |
| 手軽に ← | ○○●○○○○○○○ | → じっくり |
| 思考タイプ ← | ○○○○○○○●○○ | → 感覚タイプ |
| 爽快感重視 ← | ○○○○○○○○●○ | → 達成感重視 |
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