セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wii U『スプラトゥーン』 ファーストインプレッション

2015年05月30日 18時34分53秒 | 【旧】購入・レビュー話
さあ、一緒にイカがですか?




Splatoon(スプラトゥーン)
対応ゲーム機 ―→ Wii U
発売日 ―→ 2015/05/28
価格 ―→ 5,700円(税別)
ジャンル ―→ アクションシューティング
プレイ人数 ―→ 1~8人(ローカルでは最大2人プレイ/インターネットで8人同時対戦)
CERO ―→ A(全年齢対象)
備考 ―→ 今作のキャラクターの「amiibo(アミーボ)」に対応



■====== 簡単なご紹介 ======■

任天堂より発売された、完全新作のアクションシューティングゲームです。
4人vs4人によるガチンコバトル!といっても、「相手を倒す」という勝負ではなく、インクをバンバン撃って「ステージにインクをたくさん塗りたくる」という勝負になっています。カスタマイズ要素が充実しているほか、1人や2人でも楽しめるモードも用意されていますよ。


とりあえず、最初に触ってみた感想をざっくりと書かせていただきます。
ちなみに私、体験版は”あえて”触っていませんでした。


あと、今回は詳しいゲーム紹介を省きます。
いいかげん、インプレッション記事を書くのに時間がかかりすぎて、かなり億劫になってきていますのでね。ちょっと実験ってことで。
内容は公式サイトのほうで、ご確認ください。



■====== partygameの感想 ======■

=良い  =まあまあ or ちょっと気になる  ×=悪い


◆=== 参考データ ===◆
 購入価格 ―→ 6,156円(ダウンロード版・500円キャッシュバックの時に予約購入)
 プレイ時間 ―→ 約6時間
 プレイ内容
  └→ オンラインバトルは、ランク8になったところまでプレイ
  └→ 1人プレイ用モードも12ステージほど攻略
  └→ 今作の「amiibo(アミーボ)」も1つ購入して、少しだけミッションに挑戦


○ ―→ 和やかな雰囲気のおかげで楽しみやすいです。
確かにバトルではあるんですが、ボイスチャットどころか定型文も無し。評価したりされたりすることもないですし、バトルの勝敗でもらえる経験値が大きく変動することもありません。(勝利チームのほうが少しプラスされる程度)
そのおかげで、本当にただただ純粋に”インクの塗りあい”を楽しんでいるって気分になれます。相手を気にすることもないですし、勝敗もそこまで気になりません。いや、もちろん勝てたほうが嬉しいですけど(苦笑)
人とのコミュニケーション要素の大部分を除外したことにより、殺伐とした空気を作らないようにしたことは、とても良い傾向であるように思いました。


○ ―→ 短時間でのバトルなので、気軽にプレイできます。
1回のバトルにつき制限時間は3分。熱中していたら、あっという間に終わります。
Wii Uフレンドに合流する場合は、現在の対戦が終了するまで待つ必要がありますが、それでも1~2分くらいのもの。その間に、Wii U ゲームパッドに表示されたファミコン風のミニゲームを遊んでいることもできますのでね。ヒマつぶしも抜かり有りません。


○ ―→ ステージを”散歩”できるのは、ありがたいですね。
要するに、ステージを自由に下見できるのです。
オンラインモードでマッチングを開始する前の画面で「さんぽ」とあり、それを選択することで、1人で自由にステージを散策できます。あえて3分の制限時間も付いているので、3分でどこまで行けるか?とか、どこをどう立ち回っていくといいのか?などの作戦を練ることもできそうです。


○ ―→ 1人プレイモードも楽しいですよ。
敵対する”タコ軍団”の攻撃や仕掛けをかいくぐりながら、1つ1つステージを攻略していきます。”ボスタコ”との戦いもありますよ。
こちらも、1ステージにつきだいたい3分前後で攻略可能です。気軽に挑戦しやすいです。
序盤はそうでもないですが、先のステージになるにつれて、まず全体マップからステージを探すところから始める感じになります。個人的には、これも楽しめています。さっさとステージに挑戦したいという人にとっては、少しイライラするかもしれませんが。

ちなみに1人プレイでは、道中で手に入る「イクラ」を使って自身を強化していきます。
強化が反映されるのは1人プレイモードのみで、また、ボムは数種類ありますけどメイン武器は最もシンプルな銃のみとなります。


△ ―→ ステージは、これから徐々に増えていくのかな?という印象です。
数種類のうち2つのステージがランダムで選ばれて、バトルではそのどちらかがランダムで選ばれて対戦することになります。で、決まった時間帯になると、再び2つのステージがランダムで選ばれ直される…といった感じですね。
ただ、全体的なステージ数は、ほとんど無い模様です。私が確認した限りでは、5つかな?

私個人としては、今はこれで良いと思っています。
ただでさえステージごとに戦略が変わってくるというのに、最初にいきなり10ステージも20ステージもあったら、頭がパンクします。それこそ、このタイプのゲームに慣れている人しか付いてこれなくなります。だから、最初はこれくらいでいいのです。
ただし、アップデートで徐々に増やしていってくれれば、私みたいなペーペーも徐々に慣れていくことができますし、アクションシューティングに慣れている人にも満足いただけるものになっていくんじゃないでしょうか?


△ ―→ ランク4までは、少し踏ん張りどころかな?
バトルで”インクを塗った量”に応じて経験値がもらえ、一定数溜まるとランクアップしていきます。
ランクが増えることで、購入できる武器が増えていくのですが…ランク4になるまでは、まず店を利用することもできません。だから、今の装備で頑張って戦うしかないのです。
ランク4にたどり着くまでには、だいたい1時間前後といったところでしょうか?

今はまだ、買いたての人が多いから良いでしょうけど、後になるほど高ランクの人が当たり前のように増えていきます。そうなると、どうしてもランクによる初心者と熟練者の差は感じてしまいますよね。しかも、それで武器・装備変更不可って言うんですから、意外とこの”最初の一歩”は少しハードルが高く感じるかもしれません。まあ、最初の項目で書いたように、周りを気にする必要はないんですけど、そう言われても気になる人は気になるものです。
別に、最初の時点で3つくらい武器を選べても良かったようには思いました。


△ ―→ マッチング(相手探し)について1つの疑問。
基本、このゲームは8人揃わないとゲーム開始しません。
今は人がわんさかプレイしているので良いですが、徐々にプレイヤーが減っていって、それこそ8人揃いにくくなってくると…どうなるんだろう?という不安が頭をよぎりました。
一応、マッチング中に制限時間が出ているので、ゼロになればCPUが入るなどの対処をしているのでしょうけど、その制限時間も200秒あるというね(苦笑)
ま、私が気にしすぎなだけかもしれませんが、将来的に気になることとして一応挙げておきます。


△ ―→ ジャイロ操作(ゲームパッドを傾けて操作)によるカメラの操作について。
より正確かつ素早く狙えるようになるためには、きっとジャイロ操作に慣れたほうが有利なんだろうな~とは思っているのですが、結局私は、右スティックのみの操作でプレイしています。

”狙い撃つ”という行為においてジャイロ操作の有用性は高く、私は3DS版の『ゼルダの伝説』シリーズでもその有用性を強く感じています。
ただ今作は、ジャイロ操作をONにすると、右スティックによるカメラ視点が”左右しかできなくなる”のです。上下の視点操作は、ジャイロ操作でしか出来ないことになっています。
『ゼルダの伝説』シリーズでの狙い撃ちは、スライドパッドとジャイロ操作のどちらも自由に操作できるからこそ、有用性が最大限に発揮されたと思うのですが…どちらかの操作に何かしら制約が入ると、一気に操作しづらくなるように思うのです。

初期状態ではジャイロ操作がONになっており、ゲームパッドに表示されているオプションで変更可能です。


△ ―→ 1人プレイでは、ゲームパッドでしかプレイできない点にご注意。
ゲームパッドをタッチして「スーパージャンプ(仲間のところへ大ジャンプ)」を発動させるというのが重要な役割の1つになっているので、そのことを考えるとゲームパッドのみに割り切ったのは理解できます。
ただ、それを知らずに購入して「Wiiリモコンで遊べないの?」とかいう人も少なくないような気がするんですよね。ましてや、アクションシューティング=狙い撃つ=Wiiリモコンって、なんとなく勝手に想像されちゃいそうなので。


△ ―→ ローカルで、もっと多くの人数で楽しめるようには出来なかったのでしょうか?
一応2人で「バトルドージョー」での対戦ができますけど、あくまで練習のための空間という印象が強いです。その割には、1人じゃプレイできないようですけど。
8人とまではいかなくとも、4人でのローカル対戦とかできなかったのかな?とは思いました。絶対これ、オンライン対戦じゃなくて、ローカルで皆とワイワイ楽しみたい!って人も多いと思うんです。もし今後のアップデートで何かしら追加できそうなら、追加して欲しいですね。



■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)


発売前から言われている通り、まさにアクションバトルの新たな世界を築き上げている作品です。
インクを塗りたくるという行為は、子供なら理屈抜きに楽しいですし、大人だって楽しいです。なんかこう”禁じられた遊び”を楽しんでいる感じがしてね(笑)

そして、独自性のある魅力ももちろんなんですが、全体的に”楽しみやすく作られている”というのも好印象。どうしてもアクションシューティングって、ほとんどにおいて殺伐としたイメージが思い浮かんじゃうものですからね。
その点で今作は、明るくユニークな雰囲気。コミュニケーション要素を極力排除したことでゲームプレイに集中できるということなどにより、オンラインプレイがとても楽しみやすく設計されています。
なので、アクションシューティングにありがちな抵抗というのは、ほとんど感じる必要がありません。気になっている人は、勇気を出して買ってみて欲しいです。
アクションシューティングであることに変わりは無いので、”狙い撃つ”という操作そのものが苦手っていう人には辛いかもしれませんが、一応、狙い撃たずにゴロゴロ転がすだけの「ローラー」という武器もありますのでね。私も愛用しています。

ちなみに私は、今のところ勝率4割といったところかな。
ローラーを使うことが多いですし、どちらかというと”縁の下の力持ち”でありたいというタイプなので、序盤、ほとんどの人が一気に前進していくなか、私はスタート地点付近をしっかりと塗りつぶしていきます。でも、これで意外と勝利に貢献していることもある…と思いますよ。
戦い方も、人それぞれ。あくまで相手を狙いながらズンズン進むも良いですし、見逃しがちな隅から隅まで逃さず塗りたくるのも良し。武器の組み合わせによって戦い方も変わってくるので、それが分かってくると、さらに楽しくなるでしょう。
あとは今後、アップデートでどう変化していくのか?楽しみにしながら、まったりとランクを上げていきます。


さらにプレイして、何か他に気付いたことがあれば、セカンドインプレッションを書きます。

万人向け ← ○○○○●○○○○○ → 熟練者向け
手軽に ← ○○○●○○○○○○ → じっくり
思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視 


↓↓ 興味をお持ちいただけたようでしたら、是非どうぞ ↓↓

Splatoon(スプラトゥーン)
Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード]


その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ

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2 コメント

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ブキ屋 (名無し)
2015-05-31 23:04:55
お初です。
スプラトゥーンを楽しまれてるようでなによりです。
これからアップデートで色々と増えていくと思うので長く遊んでいきたいですね。

ちなみになんですが「ブキ屋」はランク4以上じゃなくて武器が増えるランク2から利用できますよー

ではでは
返信する
>> 名無しさん (partygame(管理人))
2015-05-31 23:26:43
あ、そうでしたか。
いくつかの施設で「ランク4から」「ランク4から」って言われたので、そう思い込んじゃったようです。
まあ、ランク2だったら、1~2回対戦すれば到達しますからね。それなら良いかもしれません。
返信する

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