まだファーストインプレッションから数日しか経っていませんが、オールクリアしちゃったので。
早いですが、セカンドインプレッションです。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/07/28
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同価格)
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1~2人
└→ 目の前の人とのローカル通信 ―→ 2人
すれちがい通信 ―→ スコアの交換
いつの間に通信 ―→ 色々なデータの受信
インターネット通信 ―→ コインラッシュの追加コース(有料)
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
おなじみ『スーパーマリオ』シリーズ最新作となる、2Dスクロールアクションゲームです。
これまで通りのシンプルな魅力に加えて、今回はコインがザックザク。あらゆるポイントに、コインを大量獲得できる仕掛けが盛り込まれています。厳しい条件で3ステージ連続の攻略に挑む「コインラッシュ」というモードもあります。
前回、ちょっと紹介しそびれた新パワーアップアイテムについて。
||== ゴールドブロック ==||
コインが複数出てくるブロックを一定回数叩くと、ブロックを頭に被ります。
走ったりジャンプしたりなど、何でもいいので動き続けている間、コインがザックザク。一定時間経つと終了。敵に触れるとブロックが取れます。(しっぽやフラワーの能力は失われません)
||== ゴールドフラワー ==||
「ゴールドマリオ」になります。
ゴールドな球体を投げ出し、ブロックをコインに変えます。何かに当たれば爆発して広範囲を巻き込みますし、敵を倒すたびに5コインゲット!
ステージをクリアすると、フラワーマリオに戻ります。ゴールドになっているからといって、無敵ではないのでご注意を。
その他、おなじみである「キノコ」「ファイアフラワー」「スター」「1UPキノコ」。
久々の登場となる「このは」。
DS版から登場した「マメキノコ」「巨大キノコ」が登場します。
ちなみに、コインラッシュモードでは、1UPキノコの代わりに、50コイン獲得する「ゴールドキノコ」が出てきます。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,927円(税込・パッケージ)
プレイ内容
└→ シナリオクリア
└→ スターコインや隠しルートも制覇
└→ コインラッシュを10回ほど(2~3回くらいしかクリアできてないけど(笑))
シナリオクリアにかかるプレイ時間の目安 ―→ ●○○○○
オールクリアにかかるプレイ時間の目安 ―→ ●●○○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ DS版・Wii版を含めた、だいたいの2Dアクションマリオがプレイ経験あり
備考 ―→ 結局2人プレイは試していませんので、その点の評価は省略します。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ 道草ポイントがいつも以上に多く、探すのが楽しいと思いました。
ま、今回はただでさえ「コインがザックザク」ですからね。しかもスターコイン(各ステージ3枚)もありますし。意外と、道草ポイントが多い印象です。
故に、これまで以上に幅広く”疑う”方向でいかないと、けっこうスターコインを見逃しますよ。
一番苦労したのが、1-A(ワールド1の隠しステージ)のスターコイン。何十回プレイしたことやら…。
○ ―→ 「マメマリオ」を活用したステージが多くなりました。
どうもこれまで、チョイ役というか…あってもなくても別にいいような存在感しかありませんでしたが、今回は、水上を走れたり、本来なら踏んで倒せる敵も倒せなかったりと、そういった特性を活かしたステージが多くなったように思いました。
まあ、根本的にマメマリオが嫌いな人も多いでしょうけど…それと活用できているかどうかの話は、別問題なので。私だって、普段は使いませんもの(苦笑)
△ ―→ 今回は全体的に、ちょっと短め?
まっすぐ進めば、ワールドは全部で6。プラス、隠しステージが3ステージです。総合的に見ればワールドの数はいつも通りですが、1ステージにかかる時間がWii版ほどではなかったので、ボリューム的には若干物足りないかも?とは思いました。
まあ、そこはスターコイン収集とかコインラッシュで、これからもとことん遊んでくださいねってことだと思います。それに、隠しポイントを探すこととか、コインラッシュのことを考えれば、1ステージはこれくらいのほうがありがたい気もします。
△ ―→ 難易度は、やはりDS版より難しく、Wii版より易しいという感じです。
残機がザックザクであることで多少の先入観もあるかもしれませんが、いってもそこまでミスしませんでしたので。最後のクッパ以外は(笑)
1つ上でも話したように、1つ1つのステージが短めということもあって、ある程度勢いに乗って進められればミスなくクリアできることが多かったように思います。もちろん、スターコインが揃うかどうかは別問題ですよ。
△ ―→ コインラッシュの仕組みで、気になること。
ランダムと言いつつも、選ばれるステージの組み合わせはだいたい似ているので、コイン獲得のバランスはそれなりに取れていると思われます。
しかし、それならランダムではなく、そういった3ステージの組み合わせを並べて、そこから選択する形が良かったような気がします。もちろん、ランダムで遊びたい人のためにランダムで選ばれるボタンを付けたうえで。
ランダムだと、バランスが取れているかどうか?や、得意不得意のステージがあるなどの理由で不安を感じてしまい、せめて1ステージ目だけでも自分の得意なステージが出てくるまで、選択とキャンセルを繰り返す…みたいな作業が生まれそうなのです。そういった部分で、敷居を上げる必要のないところでヘンに敷居を上げている気がするのが、ちょっともったいないかな~と思いました。
あと、ゴールの旗で、てっぺんだった時だけ2倍というの。今さらですけど、さすがに極端すぎないか?って感じがしました。
てっぺんで100コインとかならまだ分かるんですが、倍というのは…。これがほとんどスコアの命運を左右している感じです。で、一回その存在を知ってしまえば、当然ながら狙いたくなるわけで。一回でもうまく行かなかったら、途端にやる気なくなるでしょうね。
もちろんそれは、何回もプレイしててっぺんに掴めるようになればいいのですが、要するに、バランスが極端すぎるのが気になったのです。
× ―→ 終わってみて気づく、変化の少なさ。
私は個人的にマリオが好きですし、ギミックの1つ1つを楽しみながらプレイしているという感じなので、プレイ中は何だかんだでいつも通りに楽しめました。
ただ、終わってみると思ったこと。結局のところ、ほとんどがWii版からあまり変わっていないのです。
曲はファーストインプレッションでも話したように、Wii版のアレンジがほとんど。仕掛けは、後半はちょっと新しいと思えるものはありましたが、今までよりは見たことのありそうな仕掛けが多く。そして、新パワーアップアイテムが少ないうえに、あくまで「コインザックザク」に直結するものなので、新たな仕掛けを生み出すものでもなく。
色々な部分で、”変化の少なさ”が見て取れました。
DS版しか経験していない人ならまだしも、Wii版を経験している人には、上記の理由でかなりマンネリズム化を感じやすいと思います。
例えるなら…『モンスターハンターポータブル 3rd』の後に、軸の違うシリーズ作品だったはずの『モンスターハンター3G』がほとんどそのままだった、みたいな。携帯機版と据え置き機版ではメインターゲット層が違うのだから、据え置き機の要素を携帯機に持ってくればいいんじゃない?みたいな。そういう感じですね。
ま、そんな安直な考えではないかもしれませんが、少なくとも私はそういう印象を持ってしまいました。
※訂正(2012/08/04 08:11)
例えの書き方がゴチャゴチャになっていたので、訂正します。
『モンスターハンター』は、『3rd』と『3G』ではシリーズの軸が違うから、要素を使いまわしてもいいんじゃないの?という感覚に感じ、今回のマリオについてはWii版と3DS版では対応機種が違うから、要素を使いまわしてもいいんじゃないの?という感覚に感じたのです。
要するに開発側が、シリーズの軸が違うとか、対応機種が違うからとか、”何らかの形態が違う”から別にいいんじゃないの?と思っているように感じたのが、変化の少なさから感じた印象だったということです。
× ―→ 隠しワールドについて。
ま、今回もありますよ。メチャクチャ難しかった…という感じではなかったですが。
ステージについては、充分楽しめたとしまして。個人的には、最後の”アレ”は、もう少し変化できなかったかな~と思いました。まあ、最後に出てくるという時点で”アレ”が何なのかは大体察しがつくと思いますが(笑)
どうせ隠しワールドに出てきたのですから、もうちょっとこう、それっぽい大胆な変化とか。とんでもない展開とか期待したかったです。
ここにもある種の”変化の少なさ”、もっと極端に言うなら”手抜き”な感じがします。おかげで、せっかくの最後なのに、何か締まらないモヤモヤ感がありました。
それと、Wii版と比べると隠しワールドを楽しめる条件が、易しめです。
これをどう捉えるかは人それぞれですが、私は別にこれでも良いと思いました。
■====== 得点とまとめ ======■ … 70点(100点満点)
ファーストインプレッションより、-15点です。
プレイ中は何だかんだで楽しめましたけど、終わってみると、色々な部分においての”変化の少なさ”が気になりました。
ま、普通の人ならプレイしている段階で気付くと思いますけどね…。
色々と変化させている3Dアクションのマリオと比べると、こちらは王道の道を往く2Dアクション。正直、変化の度合いが難しいと思うのです。
新しいアクションやギミックといったって、あまりに突拍子もないものは、私は嬉しいですけど一般的なライトユーザーは敬遠しそうですし。だからこそ今回は、コインがザックザクだとか、コインラッシュだとかを、分かりやすい部分を前面に推し出してきたんだと思うのです。
しかし、”New”と付いて3作目になる今回。ある程度色々なゲームを遊んできている私としては、さすがに無難すぎるかな~という感じでした。「無難に楽しめた」とも言え、「無難に終わってしまった」とも言えます。
コインラッシュも「目指せ!コイン100万枚!」も、個人的には「やりたい人がやればいい」という考えから外に出ることはなかったので、+αの存在でしかないと思いました。やはり根本的に重要なのは、マリオとしての面白さです。
変わらない部分と、変わるべき部分を明確に。
ニンテンドーダイレクトの「社長が訊く」ではそんな感じの話をしていましたから、おそらく今後の2Dマリオもこの方向性がブレることはなく、これくらいの変化で続けていくんだろうと思います。
これまで経験したアクションなどでも考え方がだいぶ変わるので、この変化の量をどう捉えるかは人それぞれですが、少なくともWii版の経験者には、無難な出来に見えるかと思います。そして、おそらく今後もこれくらいの変化で続けていくだろうことを考えると、ここらへんで今後の2Dアクションマリオに、折り合いをつける人も出てくるでしょうね。
まあ、マリオには3Dアクションもありますし、大きな変化ということであれば『ペーパーマリオ』系なんかが相応しいんじゃないかと思いますし。それぞれの感覚に合うマリオを楽しんだらいいんじゃないかと思いますね。
…とまあ、否定的な意見が多くなってしまいましたが、ゲームとしての基本的な完成度は、さすがに高いです。
そこだけは間違いないので、安心して楽しんで欲しいです。
関連記事:
3DS『New スーパーマリオブラザーズ 2』 ファーストインプレッション(2012/07/28)
3DS『New スーパーマリオブラザーズ 2』 サードインプレッション(すれちがい通信について)(2012/08/06)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
早いですが、セカンドインプレッションです。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/07/28
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同価格)
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1~2人
└→ 目の前の人とのローカル通信 ―→ 2人
すれちがい通信 ―→ スコアの交換
いつの間に通信 ―→ 色々なデータの受信
インターネット通信 ―→ コインラッシュの追加コース(有料)
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
おなじみ『スーパーマリオ』シリーズ最新作となる、2Dスクロールアクションゲームです。
これまで通りのシンプルな魅力に加えて、今回はコインがザックザク。あらゆるポイントに、コインを大量獲得できる仕掛けが盛り込まれています。厳しい条件で3ステージ連続の攻略に挑む「コインラッシュ」というモードもあります。
前回、ちょっと紹介しそびれた新パワーアップアイテムについて。
||== ゴールドブロック ==||
コインが複数出てくるブロックを一定回数叩くと、ブロックを頭に被ります。
走ったりジャンプしたりなど、何でもいいので動き続けている間、コインがザックザク。一定時間経つと終了。敵に触れるとブロックが取れます。(しっぽやフラワーの能力は失われません)
||== ゴールドフラワー ==||
「ゴールドマリオ」になります。
ゴールドな球体を投げ出し、ブロックをコインに変えます。何かに当たれば爆発して広範囲を巻き込みますし、敵を倒すたびに5コインゲット!
ステージをクリアすると、フラワーマリオに戻ります。ゴールドになっているからといって、無敵ではないのでご注意を。
その他、おなじみである「キノコ」「ファイアフラワー」「スター」「1UPキノコ」。
久々の登場となる「このは」。
DS版から登場した「マメキノコ」「巨大キノコ」が登場します。
ちなみに、コインラッシュモードでは、1UPキノコの代わりに、50コイン獲得する「ゴールドキノコ」が出てきます。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,927円(税込・パッケージ)
プレイ内容
└→ シナリオクリア
└→ スターコインや隠しルートも制覇
└→ コインラッシュを10回ほど(2~3回くらいしかクリアできてないけど(笑))
シナリオクリアにかかるプレイ時間の目安 ―→ ●○○○○
オールクリアにかかるプレイ時間の目安 ―→ ●●○○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ DS版・Wii版を含めた、だいたいの2Dアクションマリオがプレイ経験あり
備考 ―→ 結局2人プレイは試していませんので、その点の評価は省略します。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ 道草ポイントがいつも以上に多く、探すのが楽しいと思いました。
ま、今回はただでさえ「コインがザックザク」ですからね。しかもスターコイン(各ステージ3枚)もありますし。意外と、道草ポイントが多い印象です。
故に、これまで以上に幅広く”疑う”方向でいかないと、けっこうスターコインを見逃しますよ。
一番苦労したのが、1-A(ワールド1の隠しステージ)のスターコイン。何十回プレイしたことやら…。
○ ―→ 「マメマリオ」を活用したステージが多くなりました。
どうもこれまで、チョイ役というか…あってもなくても別にいいような存在感しかありませんでしたが、今回は、水上を走れたり、本来なら踏んで倒せる敵も倒せなかったりと、そういった特性を活かしたステージが多くなったように思いました。
まあ、根本的にマメマリオが嫌いな人も多いでしょうけど…それと活用できているかどうかの話は、別問題なので。私だって、普段は使いませんもの(苦笑)
△ ―→ 今回は全体的に、ちょっと短め?
まっすぐ進めば、ワールドは全部で6。プラス、隠しステージが3ステージです。総合的に見ればワールドの数はいつも通りですが、1ステージにかかる時間がWii版ほどではなかったので、ボリューム的には若干物足りないかも?とは思いました。
まあ、そこはスターコイン収集とかコインラッシュで、これからもとことん遊んでくださいねってことだと思います。それに、隠しポイントを探すこととか、コインラッシュのことを考えれば、1ステージはこれくらいのほうがありがたい気もします。
△ ―→ 難易度は、やはりDS版より難しく、Wii版より易しいという感じです。
残機がザックザクであることで多少の先入観もあるかもしれませんが、いってもそこまでミスしませんでしたので。最後のクッパ以外は(笑)
1つ上でも話したように、1つ1つのステージが短めということもあって、ある程度勢いに乗って進められればミスなくクリアできることが多かったように思います。もちろん、スターコインが揃うかどうかは別問題ですよ。
△ ―→ コインラッシュの仕組みで、気になること。
ランダムと言いつつも、選ばれるステージの組み合わせはだいたい似ているので、コイン獲得のバランスはそれなりに取れていると思われます。
しかし、それならランダムではなく、そういった3ステージの組み合わせを並べて、そこから選択する形が良かったような気がします。もちろん、ランダムで遊びたい人のためにランダムで選ばれるボタンを付けたうえで。
ランダムだと、バランスが取れているかどうか?や、得意不得意のステージがあるなどの理由で不安を感じてしまい、せめて1ステージ目だけでも自分の得意なステージが出てくるまで、選択とキャンセルを繰り返す…みたいな作業が生まれそうなのです。そういった部分で、敷居を上げる必要のないところでヘンに敷居を上げている気がするのが、ちょっともったいないかな~と思いました。
あと、ゴールの旗で、てっぺんだった時だけ2倍というの。今さらですけど、さすがに極端すぎないか?って感じがしました。
てっぺんで100コインとかならまだ分かるんですが、倍というのは…。これがほとんどスコアの命運を左右している感じです。で、一回その存在を知ってしまえば、当然ながら狙いたくなるわけで。一回でもうまく行かなかったら、途端にやる気なくなるでしょうね。
もちろんそれは、何回もプレイしててっぺんに掴めるようになればいいのですが、要するに、バランスが極端すぎるのが気になったのです。
× ―→ 終わってみて気づく、変化の少なさ。
私は個人的にマリオが好きですし、ギミックの1つ1つを楽しみながらプレイしているという感じなので、プレイ中は何だかんだでいつも通りに楽しめました。
ただ、終わってみると思ったこと。結局のところ、ほとんどがWii版からあまり変わっていないのです。
曲はファーストインプレッションでも話したように、Wii版のアレンジがほとんど。仕掛けは、後半はちょっと新しいと思えるものはありましたが、今までよりは見たことのありそうな仕掛けが多く。そして、新パワーアップアイテムが少ないうえに、あくまで「コインザックザク」に直結するものなので、新たな仕掛けを生み出すものでもなく。
色々な部分で、”変化の少なさ”が見て取れました。
DS版しか経験していない人ならまだしも、Wii版を経験している人には、上記の理由でかなりマンネリズム化を感じやすいと思います。
ま、そんな安直な考えではないかもしれませんが、少なくとも私はそういう印象を持ってしまいました。
※訂正(2012/08/04 08:11)
例えの書き方がゴチャゴチャになっていたので、訂正します。
『モンスターハンター』は、『3rd』と『3G』ではシリーズの軸が違うから、要素を使いまわしてもいいんじゃないの?という感覚に感じ、今回のマリオについてはWii版と3DS版では対応機種が違うから、要素を使いまわしてもいいんじゃないの?という感覚に感じたのです。
要するに開発側が、シリーズの軸が違うとか、対応機種が違うからとか、”何らかの形態が違う”から別にいいんじゃないの?と思っているように感じたのが、変化の少なさから感じた印象だったということです。
× ―→ 隠しワールドについて。
ま、今回もありますよ。メチャクチャ難しかった…という感じではなかったですが。
ステージについては、充分楽しめたとしまして。個人的には、最後の”アレ”は、もう少し変化できなかったかな~と思いました。まあ、最後に出てくるという時点で”アレ”が何なのかは大体察しがつくと思いますが(笑)
どうせ隠しワールドに出てきたのですから、もうちょっとこう、それっぽい大胆な変化とか。とんでもない展開とか期待したかったです。
ここにもある種の”変化の少なさ”、もっと極端に言うなら”手抜き”な感じがします。おかげで、せっかくの最後なのに、何か締まらないモヤモヤ感がありました。
それと、Wii版と比べると隠しワールドを楽しめる条件が、易しめです。
これをどう捉えるかは人それぞれですが、私は別にこれでも良いと思いました。
■====== 得点とまとめ ======■ … 70点(100点満点)
ファーストインプレッションより、-15点です。
プレイ中は何だかんだで楽しめましたけど、終わってみると、色々な部分においての”変化の少なさ”が気になりました。
ま、普通の人ならプレイしている段階で気付くと思いますけどね…。
色々と変化させている3Dアクションのマリオと比べると、こちらは王道の道を往く2Dアクション。正直、変化の度合いが難しいと思うのです。
新しいアクションやギミックといったって、あまりに突拍子もないものは、私は嬉しいですけど一般的なライトユーザーは敬遠しそうですし。だからこそ今回は、コインがザックザクだとか、コインラッシュだとかを、分かりやすい部分を前面に推し出してきたんだと思うのです。
しかし、”New”と付いて3作目になる今回。ある程度色々なゲームを遊んできている私としては、さすがに無難すぎるかな~という感じでした。「無難に楽しめた」とも言え、「無難に終わってしまった」とも言えます。
コインラッシュも「目指せ!コイン100万枚!」も、個人的には「やりたい人がやればいい」という考えから外に出ることはなかったので、+αの存在でしかないと思いました。やはり根本的に重要なのは、マリオとしての面白さです。
変わらない部分と、変わるべき部分を明確に。
ニンテンドーダイレクトの「社長が訊く」ではそんな感じの話をしていましたから、おそらく今後の2Dマリオもこの方向性がブレることはなく、これくらいの変化で続けていくんだろうと思います。
これまで経験したアクションなどでも考え方がだいぶ変わるので、この変化の量をどう捉えるかは人それぞれですが、少なくともWii版の経験者には、無難な出来に見えるかと思います。そして、おそらく今後もこれくらいの変化で続けていくだろうことを考えると、ここらへんで今後の2Dアクションマリオに、折り合いをつける人も出てくるでしょうね。
まあ、マリオには3Dアクションもありますし、大きな変化ということであれば『ペーパーマリオ』系なんかが相応しいんじゃないかと思いますし。それぞれの感覚に合うマリオを楽しんだらいいんじゃないかと思いますね。
…とまあ、否定的な意見が多くなってしまいましたが、ゲームとしての基本的な完成度は、さすがに高いです。
そこだけは間違いないので、安心して楽しんで欲しいです。
万人向け ← | ○●○○○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○●○○○○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○○○○●○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○●○○○ | → 達成感重視 |
関連記事:
3DS『New スーパーマリオブラザーズ 2』 ファーストインプレッション(2012/07/28)
3DS『New スーパーマリオブラザーズ 2』 サードインプレッション(すれちがい通信について)(2012/08/06)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
なにかコツなどを教えてほしいです・・・。
まあ、色々とコツはあるんでしょうけど、最低限、私が理解しているところとして…、
・ゴールドブロックは欠かさず取る
・1UPキノコ(ゴールドキノコ)もできるだけ取りたい
・旗はもちろん2倍狙い
・一人プレイでクッパを倒すと、ゴールドフラワーがストックされるので、まずはそれを目指すのもあり
└→敵が密集しているポイントにゴールド弾1発で、大量コイン獲得
…まあ、こんなところでしょうか?
基本的には1発でいい成績が出せることはなく、このステージの組み合わせなら稼げそう!っていう組み合わせが来たら、あとはとことんリトライです。
返信ありがとうございます。
>携帯機版と据え置き機版ではメインターゲット層が違うのだから、据え置き機の要素を携帯機に持ってくればいいんじゃない?みたいな。
全く関係ない部分へのレスですが、これって「据え置きハード版らしいモンハンの要素」って、
例えばで言うと具体的にどのようなことなんでしょうか?
個人的には、あまりモンハンって据え置きハードと携帯ハードでそこまでの差違って感じないもので
強いて言っても、携帯ハードは皆で集まってワイヤレス通信をし、据え置きハードではオンラインで集まって通信する違いって感じです (苦笑
あ、すいません。これ…書いていることがゴチャゴチャになってました。
これは要するに、対応機種が違うとか、シリーズの軸が違うとか、そういう”何らかの形態の違い”があるから使いまわしてもいいと思っているように見える、ということを言いたかったんですね。
モンハンについては、通常のナンバリングとPSP版では軸が違うので、3rdの要素を3Gに持って来てもいいんじゃない?いう風に感じることを言いたくて、マリオのほうが、携帯機版と…云々であると言いたかったんです。
…でも、この文章じゃ分からないですね。
分かりやすく訂正しておきます。失礼いたしました。
ちなみに。私が感じている、モンハンの通常とPSP版の違いとしては、通常のほうはそれなり積極的に新しい要素を取り入れていき、PSP版は比較的安定性を図っている、ということです。