『右脳と左脳が連鎖する ウラノウラ』
対応ハード : DSi(DSiウェア)
開発・発売元 : トムクリエイト
配信開始日 : 2009/07/29
販売価格 :200DSiポイント(=200円)
ジャンル : 絶対注意力必要パズル
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 28ブロック
●「オモテ」と「ウラ」を使った、注意力が必要なパズルゲーム
今作は、同じマークのパネルを3つ揃えて消していく典型的なパズルゲームですが、パネルに「オモテ」のマークと「ウラ」のマークがあるのが特徴です。
●ルール
5×5マスのステージに、様々なマークのパネルがビッシリと置かれています。スライドパズルのような要領で、パネルをタッチスライドして移動します。タッチしてすぐ離すと、パネルを裏返します。
先ほども言ったようにパネルには「オモテ」と「ウラ」があり、オモテとウラによってマークが違います。つまり1枚のパネルで2種類のマークを持っているのです。
で、同じマークのパネルを縦、横、斜めに3つ以上揃えると、パネルが消えます。消えるパネルの上下左右に同じマークのパネルがある場合は、一緒に消えます。
ただし、もう一方の面にマークが残っている場合は、消えずに裏返ります。その裏返ったマークでさらにマークを揃えると、「連鎖」になります。
揃えたマークは消えるので、「オモテ」のマークを消した場合は「ウラ」のマークしか使えなくなります。どちらか一方の面しかマークが残っていない状態で揃えると、初めてパネルが消えるわけです。
以上のルールに基づいてどんどんパネルを消していき、消すことができなくなった時点でプレイ終了となります。連鎖による得点や、残ったパネルの数などでスコアが決定します。
●モード紹介
◆HI-SCORE
1回のプレイでハイスコアを目指すモードです。
また、このモードの中には「検定試験メニュー」というものがあり、3回のプレイでノルマを達成するとランクが昇格していくというモードです。ノルマは「3回の合計得点」「1回プレイでの最高得点」「全てのプレイの最低ノルマ得点」の3種類が定められており、全ての条件を満たさないと昇格できません。もちろん試験なので、1回でも途中でやめたら最初からやり直しですよ。
ちなみに、パネルや背景のデザインを変えることも出来ます。
◆MISSION
決められた条件でパネルを全て消すとクリアになる問題が全100問用意されています。最初は1問目しかプレイできず、クリアすると次の問題が遊べるようになります。
条件には「スライド○回以内に消す」「3連鎖する」「6枚同時に消す」などがあります。
◆partygameの評価◆…78点(100点満点)
200円とは思えないくらいしっかりした作り
ゲーム内容自体は、最初は少々理解が必要ですが連鎖のコツとか分かってくれば、シンプルで面白いものであることが分かります。さらに、検定試験メニューがあったりミッションの問題数は100問用意されていたりと、200円とは思えないほどの要素が盛り込まれています。500円でもいけるかもしれないレベルです。
とはいえ、1回のプレイは時間をかけまくってもせいぜい1~2分で、サクッとプレイするのにも向いています。もちろん、極限まで連鎖を考えると1~2分どころでは済まないでしょうけど(笑)
このゲームのキモは、もちろん大連鎖を狙うことですが…何せ5×5マスのステージに、15枚くらいパネルがありますからね。あそこでああなってこう消えて裏返って…って考えながらパネルを動かしていると、予期せぬ形で揃っちゃって「あぁ~!」となっちゃうことは、もはや日常茶飯事です。だから「絶対注意力必要パズル」なのです。
1~2連鎖くらいはまだ余裕ですが、そこから上を目指そうとすると格段にレベルが上がります。しかし、だからこそうまくいった時の気持ちよさも、ひとしおなのです。
ミッションについてもたいしたボリュームが用意されていますが、なかなかレベルが高く、行き詰まっちゃうと次の問題にスキップ…ということもできなければ、そこまで大きなヒントも出ない(失敗した時に一言だけちょっとしたヒントが出ますが)ので、人によっては放置!ということになりそうです。少しぐらい先が遊べても良かった…かもね~。
しかし、個人的にはこういう感じのパズルは面白いと思いましたし、やり込み要素も充分です。パズル好きなら、まあ…200円ですし買っても損はしないでしょう。オススメです。