3DS『ひゅ～ストン』 インプレッション

『ひゅ～ストン』
対応ハード ： ニンテンドー3DS（ダウンロード専用）
配信開始日 ： 2011/06/07
配信価格 ： 500円（税込）
ジャンル ： 声出ちゃう系落下アクション
プレイ人数 ： 1人
セーブデータ数 ： 1つ
通信機能 ： すれちがい通信対応
CERO ： A（全年齢対象）

◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 ： 約1時間
プレイ内容 ： ひとまず全ステージをクリアした後、簡単なステージをやり込み中
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●=　石の気持ちになれる、爽快スリリングアクション！　=●
今作は、井戸の底に落ちていく石を操作してゴールを目指すという、一風変わったアクションゲームです。
開発・販売メーカーは、Wiiウェアで『王だぁ！』『ボクも世界を救いたい』など個性のある作品を手がけてきたポイソフトです。まさか、ニンテンドーeショップにロンチタイトルを持ってくるとは思いませんでした（笑）


●=　概要　=●
自由落下していく石を操作して、井戸の底の井戸水にポチャン！と落ちることが出来ればステージクリアです。
石にはHPがあり、壁や邪魔な物体にぶつかると減っていきます。底にたどり着くまでにHPが0になるとゲームオーバーです。
全10ステージを収録。最初は1つしか遊べませんが、ステージクリアすれば増えていきます。

操作は、スライドパッドで石を移動。たったこれだけです。

◆== 石について ==◆
落ちていくものは、石だけではありません。
プレイしていくうちに、石の代わりに落とせるものが増えてきます。
それぞれ、大きさ・落ちるスピードなどが違います。


あと、ステージ開始前のちょっとした会話も、落とすものによって変わるみたいです。
何気にストーリーあり？（笑）

◆== 特殊な物体について ==◆
基本はどれもぶつかってはいけませんが、2つだけ例外な効果のある物体があります。


|== ドーナツ ==|
穴の中を通ると、落下スピードがグンと上がります。ブーストですね。
鉄板で出来た、ニセの「穴なしドーナツ」には注意！

|== 風船 ==|
割ると、体力が回復します。なんでかは、聞かないで下さい（笑）
※落とすものによっては、風船を割っても体力が回復しないようです。



●=　ランキング＆すれちがい通信　=●
各ステージごとに、上位15位までクリアタイムが残ります。

そして、すれちがい通信のデータを作成して、他のプレイヤーとすれちがい通信を発生させれば、お互いの各ステージ1位のクリアタイムが、相手のランキングに追加されます。
すれちがった相手に1位を奪われたら、ぜひ奪還してやりましょう！


■＝＝　partygameの評価　＝＝■ … 73点（100点満点）
いいですね、この満足感
○＝良かった点
△＝人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×＝悪かった点

|== ○ 3D立体視による有用性は抜群 ==|
非常にスピード感があるなかで「輪くぐり」ならぬ「ドーナツくぐり」をしていくゲームなので、ここでもいわゆる「立体視になることで輪くぐりが簡単になる」というのが活かされています。
また、奥から手前へスクロールするゲームなので、立体視で奥行きができることで、かなりスピードを感じられますね。

|== ○ 短時間で充実感 ==|
スピード感のあるアクションなので、けっこう集中力が必要です。
しかし、1ステージだいたい1分前後で終わるので、疲れるほどではありません。短い時間で、いい充実感を得られます。
基本は、石の少し奥あたりに目線を合わせておくのが良いでしょう。

|== △ 前方が見えにくい場面が多い ==|
まあ、こういうフライト系な感じのアクションは、目標が真正面に来ると見えにくくなります。この点は、立体視であってもあまり変わらないですね。
ましてや、この作品はスピード感があるぶん、なおのこと俊敏な判断力が要求されます。最終的には、記憶ゲームになっちゃうでしょうね。

|== △ ボリュームは少ない ==|
全10ステージで、ただクリアするだけなら30分くらいで全ステージクリアできるかと思います。石を全種類出すのは、そんなに簡単ではないみたいですが。
あくまで、タイムを極める遊び方ができる人のためのものですね。実質的なボリュームを求める人には、価格相応には感じないでしょう。

あとは、ランキングによるすれちがい通信に対応しているので、誰かとすれちがえれば、なおのことやる気が起きやすいと思います。それこそ、身近ですれちがった人が見つかれば、競争心も湧きます。
すれちがえるかどうか？は、何とも言えませんが…ニンテンドーeショップのロンチタイトルでは唯一のすれちがい通信対応タイトルなので、それなりに注目を集めているとは思います。ついでにいうと、この記事でこの作品のことを知ってもらえれば有難いですし（笑）

|== △ ロードは、気になるか気にならないか ==|
ステージ開始前に5秒くらいの読み込みがあります。私は許容範囲内ですが、人によって意見が違うレベルのロード時間ですかね。
もちろん、リトライ時は読み込みありませんよ。

◆== まとめ ==◆
3D立体視の有用性をうまく活かした、シンプルながら判断力の試されるアクションゲームとなっています。
ボリュームは少ないですが、短時間で充実感・満足感のあるスリリングアクションが楽しめることは、保証します。
「声出ちゃう系落下アクション」とありますが、本当に声が出ちゃうかは人それぞれです。私は、普段から声出ちゃう系なので、余計うるさくなりました（笑）

まあ、集中力が必要なぶん、目も疲れやすいかもしれません。
やはり、ゲームを遊ぶなら適度に休憩を入れましょうね。…と、最近つくづく思うわけです。歳なのかな～（笑）


今回から、最後にこんなパラメータも用意してみることにしました。

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　 　万人向け ← ○○○○●○○○○○ → 熟練者向け
　操作はシンプルですが、繊細な操作が必要なので、こんなところかと。
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　 　　手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
　1プレイ1分で終わるので、いつでもお手軽に。
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　 思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
　何回もプレイして、感覚的に操作やコースを熟知していきましょう。
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　爽快感重視 ← ○○●○○○○○○○ → 達成感重視
　爽快感は誰でも楽しめるでしょう。スコアを極め始めると、達成感重視に。
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