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秋葉原には開店まえから200人近い行列が! 『大乱闘スマッシュブラザーズX』がいよいよ発売!
対戦用にコントローラーを複数購入する姿も! 新宿ヨドバシカメラに『スマブラ』行列
『大乱闘スマッシュブラザーズX』発売! ビックカメラ池袋本店はスマッシュヒットを期待させる行列が
(ファミ通.com様より)
●ついに降り立った「任天堂の集大成」
ついに2日前に『大乱闘スマッシュブラザーズX』が発売しました。大手量販店ではWii本体が発売した時のような行列がズラリと。行列ができるとは思っていましたが、ここまでとは…。
『忍之閻魔帳』さんデータによりますと、初日の販売本数はなんと50万本で、初回出荷が40万本という噂は何だったの?というスタートダッシュです。まさに「ゲームらしい」売れ方、と言ってもいいかもしれません。
また、ゲームキューブコントローラーも一緒によく売れているということで、前作のDXをよくプレイした人はもとより、新しく興味を示したユーザーも多いように思います。だって、DX所持者であればある程度の人は、GCコントローラーがあるでしょうから、「コントローラーも売れている」ということは、そういうことだと思います。まあ反面で、ライトユーザーがどれくらいの割合なのかも気になるところですが…。
また、同じく『忍之閻魔帳』さんデータによりますと、本日2月2日に次の入荷が予定されているということらしいので、手に入らなかった人は店頭にを運んでみてはいかがでしょうか?ただしこういう時は、小規模な店頭には入らない可能性が大きいので、とりあえずそこそこの規模の店頭へ行ってみましょう。
こりゃ、初週でミリオンもおかしくない話になってきましたね…。
さて。私も先日購入して、一通り触ってみました。が、あまりにいろんなものがあるので、1つの記事ではとてもまとめきれないです。なので、何回かに分けてインプレッション記事を書きたいと思います。
なお、発売前までの公式情報として出ていない、ネタバレとなり得る内容は絶対に扱わないつもりでいますので、ご安心を。
(※「これはネタバレ内容ではないのか?」と思われる内容がありましたらコメントでご指摘いただければ助かります)
●4タイプのスタイルが存在する操作
まずは重要な1つである、操作の面ですね。今作は、4タイプのコントローラーに対応してますが、それぞれどんなさわり心地なのか?ザッと試してみました。
とはいえ、私もDXはけっこうやり込んでいるユーザーなので、多少の偏見はあるかもしれませんが…。
あと、前もって言っておきますが、これから説明する操作は全て、デフォルト状態のものです。
今作はボタン操作を変更することもできるので、己自身のやり方で不満点を改善することは可能であるという点もご了承ください。
◆Wiiリモコン横持ち◆
十字ボタン横…
移動
十字ボタン上…
ジャンプ
2ボタン…
通常攻撃
十字ボタン+2ボタン /or/ 1ボタン+2ボタン…
スマッシュ攻撃
1ボタン…
必殺技
Bボタン…
シールド
Bボタン+2ボタン /or/ Aボタン+Bボタン /or/ -ボタン…
相手をつかむ
Aボタン /or/ 十字ボタン+Aボタン…
アピール
CMなどでもこのスタイルでプレイしていますが、これはどちらかというとライトユーザー向けの操作かもしれません。
私個人としては、
・移動が十字ボタンなので斜めの入力や微妙な入力ができない
・シールドが左手でしか押せないので緊急回避が難しい
・アピールが十字ボタンを押しながらAボタンなので難しい
という不満を感じますが、これも所詮はGCコントローラーに慣れている故なので、この点が悪いということではありません。むしろ逆に、3Dスティックの微妙な感覚を嫌うユーザーも多いことを知っていますので。
ちなみに。
今作はアピールが3種類あります。GCコントローラーでしたら十字ボタンの上、横、下でそれぞれのアピールができるんですが、このスタイルのコントローラーでは、十字ボタンを押しながらAボタンを押します。Aボタンのみを押した場合は上を押したときと同じアピールになりますが、他のアピールがしたい場合は十字ボタンを入力しなければいけません。
要するにアピールする時に移動とか床をすり抜けるとかしてしまう恐れがあるので、そこがちょっと…と、前作をプレイしているユーザーは思うでしょう。とはいえ、アピールはなくても遊べるものなので、これもそんなに気にすることはないでしょう。
◆Wiiリモコン+ヌンチャクコントローラー◆
3Dスティック(ヌンチャク)横…
移動
3Dスティック(ヌンチャク)上 /or/ 十字ボタン(Wiiリモコン)上 /or/ Cボタン(ヌンチャク)…
ジャンプ
Aボタン(Wiiリモコン)…
通常攻撃
3Dスティック+Aボタン…
スマッシュ攻撃
Bボタン(Wiiリモコン)…
必殺技
Zボタン(ヌンチャク) /or/ 十字ボタン(Wiiリモコン)下…
シールド
Zボタン+Aボタン /or/ Aボタン+Bボタン(Wiiリモコン) /or/ 十字ボタン横(Wiiリモコン)…
相手をつかむ
1ボタン /or/ 2ボタン /or/ 1ボタン+2ボタン…
アピール
全体的には、思ったより操作はしやすそうな感じです。まあ、私は所詮GCコントローラーに慣れてしまっている人間なので違和感は感じますが、慣れてしまえばこのスタイルでも楽しめそうです。
とはいえ、多人数でプレイすることを考えた時に、人数分のWiiリモコンはいいとしても、プラス人数分のヌンチャクコントローラーを用意するというのは、若干現実的ではありませんね。私は揃っていますが(笑)
あと、こちらもアピールの仕方が特殊ですね。1ボタンと2ボタンの組み合わせによって3種類のアピールを出すようにしていますが、難しい…。まあ、ボタン操作変更で、十字ボタンに割り振ったほうが無難と言えるでしょう。ただしコレも、前作経験者は、です。
◆クラシックコントローラー◆
左側の3Dスティック横…
移動
左側の3Dスティック上 /or/ Yボタン /or/ Xボタン…
ジャンプ
Aボタン…
通常攻撃
左3Dスティック+Aボタン /or/ 右側の3Dスティック…
スマッシュ攻撃
Bボタン…
必殺技
Lボタン /or/ Rボタン…
シールド
Lボタン+Aボタン /or/ Rボタン+Aボタン /or/ ZLボタン /or/ ZRボタン /or/ -ボタン…
相手をつかむ
十字ボタン…
アピール
ちなみにZLボタン、ZRボタンとは、Lボタン及びRボタンの横についている小さなボタンです。
GCコントローラーにかなり近い感覚で操作できますね。しかもWiiリモコンに繋げることでコードの心配はなくなるので、コードに距離を縛られたくない前作経験者とかはこちらに慣れてしまったほうが、後々ちょっと良い思いをするのかも?しれません。
◆ゲームキューブコントローラー◆
3Dスティック横…
移動
3Dスティック上 /or/ Yボタン /or/ Xボタン…
ジャンプ
Aボタン…
通常攻撃
左3Dスティック+Aボタン /or/ Cスティック…
スマッシュ攻撃
Bボタン…
必殺技
Lボタン /or/ Rボタン…
シールド
Lボタン+Aボタン /or/ Rボタン+Aボタン /or/ Zボタン…
相手をつかむ
十字ボタン…
アピール
操作は前作と全く変わっていません。私もやはり、今のところはこのスタイルでプレイしていますね。
…という感じで、各スタイルにそれぞれのよさがあります。初プレイユーザーはもちろんですが、前作経験者も色々と試してみて、新しい自分のスタイルを探ってみるのもいいかもしれません。ボタン操作を変更すれば、さらに自分のスタイルが生まれるというものですし。
●違和感はともかく、ロードはちょっと長いかも
桜井さんいわく、モーションは全て新規で作り直したということですし、その他もろもろもありますから、シリーズ経験者からしてみれば、最初は恐らく絶対と言っていいほど違和感を感じると思います。
スマッシュ攻撃を決めた時の音が若干地味だとか、全体的な動きが64版とDXの中間くらいになっているだとか、ステージやキャラとカメラの距離感が若干遠い気がするだとか…。
まあ、そんなの、30分もプレイすればすぐに慣れてくるわけですが(笑)
ただ、それを抜きにしたとしても、ロードが長いポイントがわりと多いのが個人的には気になりました。といっても、これもわりと慣れれしまいましたが。
最初の起動時には約20秒ロード。その他でのロードも、DXと比べると全体的にほんの若干ですが伸びている気がします。1人用モードの「シンプル」とかプレイするとそれが明確に見えてしまうので、なお気になったり。
ロードが最も気になるのは、これもまた今後のインプレッション記事で詳しく説明しますが、「名作トライアル」というモードでいずれかの体験版をプレイしてモードから抜けた時、約30秒のロードが入ります。これはちょっとさすがに…長いかな。
まあ、このモードの中にはファミコンやらスーパーファミコンやらニンテンドウ64やらのソフトが入っているようなものですから、ロードが長くなってしまうのも分からなくもないんですが…せめてハードごとに分けるとかすれば良かったのではないかと思えます。そんな単純な話ではないんでしょうけどね。
データの保存とかはめっぽう早かったり、一方でロードが皆無だったりするポイントもあったりするんですが、故にロードの長いところが余計目立ってしまう気がしますな。
今作はキラータイトルとも言われているものなので良かったですが、普通の大作ゲーム程度だとわりと敬遠される可能性が高いと言えるレベルだけに、ちょっともったいないですね。
●ロード面は確かに気になるが、それを補って有り余る魅力
まだ全体のインプレッションを書いたわけではありませんが、やはりこれだけ作りこんでアピールしてきて、期待されてきただけのことはあります。
先ほどのロード面は唯一気になるポイントですが、本当にそれを補って有り余るものが詰まっています。正直、どこから手を付けようか迷ってしまいますもの(笑)
ある種「パワーで押し切っている作品」と思われている人も多いと思いますが、今作は細部にもいろいろこだわりがあったりするので、パワーがありつつ、繊細な気配りもされているという作品です。
…とはいえ、いくら1人用モードが充実していても、最終的にはやはり対人戦ができてなんぼの作品である、というのも再確認できた感じがします。それだけ、大本の作品の完成度が高いということでしょう。
次回、セカンドインプレッションでは、1人用モードを主に取り上げていこうかと思います。というか、「亜空の使者」をすでにクリアしてたりするんですけどね(笑)