セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DS『ゴースト トリック』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

2010年06月26日 07時36分50秒 | 【旧】購入・レビュー話


ゴースト トリック
対応ハード : DS
開発・発売元 : カプコン
発売日 : 2010/06/19
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : ミステリー
プレイ人数 : 1人
CERO : B(12歳以上対象)

参考データ--------------------------
購入価格:4,032円(新品)
実績:シナリオクリア(全18章)
プレイ時間:約9時間
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●「死者のチカラ」で運命を変えろ!
今作は、『逆転裁判』シリーズでプロデューサーを務めた巧 舟氏による、完全新作のミステリーアドベンチャーです。

今回、2回目のインプレッションとなります。


◆partygameの評価◆…89点(100点満点) 前回比…+3点
終盤、怒涛の如く真実が明らかになっていきます

最初は、本当に何も分からない状態から手探りでストーリーが進んでいくため、ややボンヤリとした読み心地なんですが、終盤の2~3時間くらいで衝撃の真実や伏線の回収があれこれと明らかになっていき、まさにミステリーな魅力を感じることができました。
おそらく、ほぼ全ての伏線を確実に回収できて、納得のいく形でまとまっていると思いますが、それが本当に「怒涛の如く」と言っていいほど展開が早いので、ゆっくり読み進めてしっかり理解していかないと、話についていけなくなるかもしれません。そこはご注意ください。

あと、いわゆる「タマシイ」を操るゲームなので、ストーリーにもそれが若干絡み、いわゆる「非現実的なこと」も若干織り交ざっていますが…そこは、良くも悪くも『逆転裁判』シリーズを作ってきた巧 舟氏らしいスタイルと言えるでしょう。
キャラクターの動きも最後までやっぱり細かくて、グラフィック自体は荒いのにとても活き活きしているように見えました。

アクションパズル的な部分については、もちろん後になるほど難しくはなっていきましたが…場所や状況によって難易度は様々で、最後はそれほど難しくはありませんでした。
人によっては詰まることもあるかもしれませんが、とにかく試していないことを総当りで試してみましょう。いつか、成功の兆(きざ)しが見えてくるハズです。


新しいスタイルで楽しませるミステリーアドベンチャーとしては、とても良く出来ていると思いました。
『逆転裁判』のような、ムジュンを突きつけた時の気持ちよさというのはありませんが、運命を変える道が分かったり真実を理解したときの達成感や驚きは、それに劣らない魅力があります。購入をお考えの人は、『逆転裁判』とはまた違う魅力があることを理解したうえでご検討ください。


関連記事:
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その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ

※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。
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