『G.Gシリーズ Z・ONE(ゾーン)』
対応ハード : DSi(DSiウェア)
発売元 : ジェンタープライズ
開発 : 朱雀
配信開始日 : 2009/09/16
販売価格 :200DSiポイント(=200円)
ジャンル : シューティング
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 21ブロック
※1時間ほどプレイしてのインプレッションです。
●自弾を操り敵を倒していく横スクロールシューティング
今作は「200円でゲームらしいゲーム」をコンセプトにした『G.Gシリーズ』の第2弾タイトルです。
●ルールとステージ構成
横スクロールのシューティングゲームで、基本は一定の地点までたどり着くと次のステージに進みます。初期の残り機数は1(つまり全部で2機)で、敵や敵の攻撃に当たればもちろんミスですが、地形に触れてもミスになります。
残機が0になるとゲームオーバーですが、同じステージからコンティニューが可能です。コンティニュー数の制限はありませんが、スコアの1つである「MAX-STAGE(たどり着いた最大ステージ数)」は、ノーコンティニューで進めたステージ数がカウントされるため、コンティニュー後はカウントされなくなります。
自機の前方(画面から見ると自機の右側)には、2つのコアみたいなものが常に付いて回り、Aボタンを押すとそこから弾が発射されます。コアにも攻撃判定があり、敵に当てるとダメージを与えられますし、敵弾を消してくれる役目もあります。
また、弾を撃つ方向は前方だけではなく、後ろや斜め上など、8方向に撃つことができます。自機を移動した後、もしくは移動させながら弾を撃つと、自機が移動したのとは真反対の方向に弾を撃ちます。撃つ方向を変えたくないときは、Aボタンを押しっぱなしにしていれば、その間は方向が変わりません。
ちなみに、弾を撃つ方向が変わっても、コアと自機の位置関係は変わりません。つまり、後方からの敵および敵弾は常に要注意です。
ステージ構成は、ある一定の流れによる決まりがあります。もちろん基本はステージが進むにつれ、敵の強さも上がりますし、地形も複雑になっていきます。
・偶数のステージは「ハイスピードモード」になり、スクロールする速度が2倍になります。
・4ステージに1回、ボスが出現します。
◆partygameの評価◆…71点(100点満点)
超シンプルで、サクサク進みます
アイテムの概念もボムの概念もなく、8方向に弾が撃てるコアを使ってひたすらステージを進んでいくというスタイル。超シンプルですが、意外に悪くないとは思いました。
8方向に弾が撃てるシステムも、最初はちょっと難しいかと思いましたが、数分で慣れました。
1つのステージにかかる時間は、短くて20秒。長くても1分~1分半といったところなので、なんかサクサク進められている気分になれます。とはいえ、初期の残機数は少ないので、油断しているとわりとすぐにゲームオーバーになります。コンティニューはできるものの、どうせなら高いスコアを狙いたいところですよね。
敵弾はコアで消せるので、前方からの攻撃に当たることはほぼ100%ないです。むしろ、いやらしく配置された地形のほうが数倍手ごわいです(笑)
これ以上なくサクッと楽しめるシューティングゲームという意味ではアリだと思いましたし、スコアを極めるのであればそこそこ楽しめます。G.Gシリーズのコンセプトにちゃんと沿っていると思いました。
これからのG.Gシリーズに、ちょっと期待を寄せています。
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