●= Xbox ONEが正式発表 発売は2013年内予定【新世代Xbox発表会】 =●
●= 『Forza Motorsport 5』や『Call of Duty: Ghosts』などが発表【新世代Xbox発表会】 =●
●= 『Call of Duty: Ghosts』秒間60フレはキープしつつ次世代グラフィックを実現! CoD新章を支える新エンジンの映像を見た!【プレE3】 =●
●= 発表会で公開された動画を一挙公開【新世代Xbox発表会】 =●
●= 写真で見るXbox One、新Kinectを同梱【新世代Xbox発表会】 =●
※Xbox.com = 「Xbox」シリーズ公式サイト
いよいよその全貌を現した、3代目Xbox。
リアルタイムでは見ていませんが、出ている情報をもとに、軽くまとめてみましょうかね。
●= 「Xbox One」 =●
これが、次世代Xboxの正式名称です。読み方は「エックスボックス ワン」でいいのかな。
映像のなかで「ALL in One」というメッセージが出てきたので、これ1つで全てのエンターテイメントが楽しめますよ~的な意味が込められているのではないかと思います。
世界各地での発売は、2013年予定とのことです。
実機を撮影している模様。これで、なんとなくのサイズを分かってもらえたらと思います。
しかし、あれですね。思いっきりパソコンそのものですね(笑)
これまでのXboxシリーズ本体も「それっぽい」という印象を与えてきましたが、今回はまごうことなきパソコンって感じで、かなり割り切ってきたな~と感じました。シックでかっこ良いとは思いますけど。
それこそサイズは、旧型のXbox360かそれ以上。またこれで「馬鹿デカい」と騒がれそうですね。
●= Xbox One コントローラ =●
基本的には、Xbox360の頃とさほど変わりない印象です。
ただ、真ん中にあったXboxロゴのボタンがなくなっており、STARTボタンとBACKボタンらしきものに付いているアイコンの違いが、役目の違いを示しています。右側が”メニューバー”という感じのアイコン。左側は”ウィンドウ”という感じのアイコンです。
どう利用するかは、各タイトル次第ですかね。
●= 新Kinect(キネクト) =●
高精細なカメラを搭載した、新たなるキネクトです。デモンストレーションの映像を軽く見ましたが、高精細ということで、指の1本1本まで認識されていました。「指で計算に答える」的なことくらいなら、出来そうですね。
また、この度の紹介を見る限りでは、新キネクトが本体に標準で付いてくるような印象を受けたのですが…実際はどうなんでしょうか?海外はともかく、日本では本体のみも発売される可能性が高そうですね。
●= 展開するサービスについて =●
そこまで詳しく紹介されている映像はありませんでしたが、映像コンテンツと思われる「Live TV」。そして「skype」を使ったビデオ通話が見て取れました。
「skype」はともかくとしても、「Live TV」はどういった特徴があるんでしょうか?あまりハッキリとは見えてきませんね。
●= 発表されたタイトル =●
マイクロソフトからは、リアルカーレーシングのシリーズ最新作『Forza Motorsport 5』、そして『アラン・ウェイク』開発スタッフによる新作『QUANTUM BREAK(クウォンタム ブレイク)』が発表されました。
エレクトロニック・アーツからは、『FIFA 14』などおなじみのスポーツゲーム各タイトルが発表。そして、全世界で最も活き活きしているFPS『コール オブ デューティ』シリーズの最新作『コール オブ デューティ:ゴースト』も発表されました。映像を見る限りでは『モダン・ウォーフェア』シリーズにあたるそうです。
各タイトルの映像も軽く見ましたけど…PS4の時はそこまで強く感じませんでしたが、Xbox Oneの作品映像はなんか「凄い」と思えました。
そう思えた一番の要因はおそらく、スポーツゲームでしょうね。”わりと真面目に”実写に見えたと思えましたし、『クウォンタム ブレイク』のワンシーンも「ん?これデモイベント?実写?」って思えましたもん。『コール オブ デューティ:ゴースト』とかももちろん映像は凄いんですが、非現実的な表現ゆえに、どれだけ凄くなったかがダイレクトに伝わりにくいと感じました。
実在するスポーツとかを再現したタイトル。これが、どれだけ凄くなったかを感じられる一番良い手段なのかもしれませんね。それを持ってこれたXbox Oneは、与えた印象としては一歩有利な気がします。
●= まとめ =●
他にも何か情報があるのかもしれませんが、とりあえず情報サイトで公開されている情報から汲み取れたのは、これくらいです。
おおかた、PS4の発表会と比較している人が多いんでしょうね。そこで、あえて私も比較をしてみますが…こちらのほうが「ゲーム機としての魅力は感じたのかも」と思いました。
本体とかコントローラとか、基本的な一式は全て公開されましたし、タイトルについては(あくまで世界的に)有名どころがしっかり揃えられていましたし。あとは、1つ上でお話した映像への印象もそうですね。
ただ、内部的なシステムとか、Xbox One独自のシステムについてはほとんど見えなかったので、ゲーム機としては魅力を感じたかもしれませんが、独自性はあまり感じられなかったのが残念なところかな~という感じです。特徴的なところが見えているPS4と、ゲーム機としての純粋な部分が見えているXbox One。どちらが好印象だったかは、まあ人それぞれ違う気がします。
そして、発売が2013年内。ま、どうせ年末商戦でしょう。海外では少し早めに発売して、ブラックフライデー(11月下旬)に備えると思います。
そうなってくると、PS4とXbox Oneの激突!なんてことになりそうですね。よく考えてみると、これまで似たもの同士ということで比較されることは多かったですが、本体の発売時期が被ってくるのは今回が初めてなんですよね。日本ではともかく、世界的に見ると、どちらがスタートダッシュを切れるか?印象的にも、わりと重要になってきそうな気がします。
こうして、今年はPS4とXbox One。そしてすでに発売中のWii U。次世代の据え置き型ゲーム機が揃うことが、ほぼ決定しました。
据え置き型ゲーム機の将来として不安なことも多々ありますが、とりあえず今は、新たな時代の幕開けに沸き立つ瞬間を待つことにしましょう。本心から思うのは、どのゲーム機にも活躍して欲しいということです。
初代はディノクライシス3がありましたし、360はデトアラありました。
国内ではやや人気薄な箱なのでその辺でも頑張って欲しいところです。
据え置きの活性化の為にも頑張って!
やっぱりソフト次第ですよね。
Xbox360時代は、『テイルズ オブ』シリーズや『ブルードラゴン』など日本向けタイトルが率先して展開されていた時期もありましたが、結果的にはあまり実りませんでした。
それがトラウマになって、Xbox Oneでは独占の日本製タイトルが激減しそうなのが、不安なところですが…なんとか日本でも、固有の価値をしっかりとアピールできる存在になっていって欲しいですね。