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『大乱闘!スマッシュブラザーズX』のインプレッション記事はまだまだ続きます。今回は、多大なるやり込み要素が詰まっている「コレクション」モードを中心にインプレッションを書いてみますです。
●まさに「任天堂の集大成」が詰まったコレクションモード
言うなれば、本作のメインから外れているモードではあるんですが、そうとは思えない程あらゆるものが詰まっています。
・シール&フィギュア
フィギュア集めは前作にもありましたが、今作はシールもあります。また、フィギュアやシールはディスクプレイモードで、それぞれ好きなように並べて鑑賞することができます。
しかも鑑賞で終わらず、写真に収めて保存することもできちゃいます。
また、このモードには「コインシューター」というものがありまして…ここでシールやフィギュアをたくさんゲットできるコインシューティングゲームを遊ぶことが出来ます。コインがそのまま弾になり、もちろん撃ちまくれば数は減っていきます。
私はシューティング得意なので面白いですが、ちょっと難しめかもしれません。でも、それでもフィギュアなどを獲得するチャンスはいくらでもあるので、コインが溜まってきたらチャレンジしてみましょう。…というか、コイン使う機会はここしかないので(笑)
・ステージ作り
今作の目玉の1つですね。もう文字通り、スマブラ用のステージを自作できてしまうという恐ろしいものです。たくさんステージ数を作っていくと新しいパーツが増えるみたいですよ。
もちろん、スタート時に4人のキャラが出現できるポイントがないとダメだとか、いくつかの制限はあるわけですが、それでも小さいステージからだだっ広いステージまでわりと自由に作れちゃいます。
わりとこう…「作ろう!」と思わなくても、適当に置いてみても簡単に作れちゃうのがまたいいですね。
ステージを作成したら、ステージ名と一言コメントを。あと、BGMも設定しましょう。ちなみに後で紹介しますが、自作ステージは「オレ曲セレクト」には含まれず、1曲しか設定できません。
あと、公式サイトで「できるかどうか分からないけど…」的な感じで言っていた、自作ステージを投稿して毎日1ステージ新しいステージが届く、というものは、
(2/12 22:12修正)
勘違いで失礼しました。一度Wi-Fiコネクションに接続することで「とうこう」という項目ができ、そこから投稿することができます。
また、同じくWi-Fiに接続することで、1日1ステージ、新しいステージが届きます。ただし、次の日以降Wi-Fiに繋げて新しいステージを獲得した場合、もう以前のものはなくなってしまいますので、ご注意ください。コピーや編集もできません。
・アルバム
大乱闘中だったり、先ほどのシールやフィギュアのディスプレイで撮影して保存した写真を、ここで見ることができます。フレンドに送ることもできちゃいます。
前にも言いましたが、前作同様コンテストを行うのであれば、ここから「投稿」ができればラクチンなんですけどね。もしかしたら…仕掛けているかもしれませんが(笑い)
・クリアゲッター
128枚のパネルがビッシリと詰まっており、それぞれのパネルには割れる条件が付いています。で、その条件を満たすとパリーン!中身のごほうびを頂けるというわけです。
ちなみにここには、隠しキャラクターは含まれていないようです。隠しステージだったり、CDだったり、先ほど言った自作ステージのパーツだったり、フィギュア。あとはこれも後で紹介しますが、「名作トライアル」のソフトも入っていたりします。
ちなみに…どうしても条件が分からない!とか厳しい!とか言う時は、ゴールデンハンマーを使えば無条件でパネルを砕くことが出来ます。ただし使える回数は、初期の状態では1回のみ。私は今現在3回に増えているんですが、増える条件は不明です。
・リプレイ
今作は、3分までなら動画も取れちゃうとか!しかも大乱闘だけでなく、前回紹介した「競技場」のリプレイも保存できてしまうとか!
ちなみにサンプルとしてホームランコンテストの動画がありましたが…ムリです(笑)
・名作トライアル
今回参戦したキャラクターの元祖とも言えるゲームを、ちょこっとだけ体験することができちゃいます。ファミコンだったりスーパーファミコンだったりニンテンドウ64だったり、よりどりみどり。
しっかし、これだけのためにこのラインナップって…凄すぎる。
各作品により体験できる時間は違い、激短いのでしたら40秒とかあったりします(笑)
逆に、RPGものでしたら3~5分と、わりとたっぷり楽しめます。ま、序章だけになるでしょうけど(笑)
でも、バーチャルコンソールで「買ってみようかな~」と思えるいいきっかけにはなると思いますね。
ただし、ファーストインプレッションでも言いましたが、一回何かをプレイした後このモードを抜けると、けっこう長いロードが入っちゃいますのでご注意くださいませ。
・ゲーム年表
任天堂が、最古ファミコンから最新Wiiの現在までに発売した全てのタイトルがここで見れます。
ただし、あくまで見れるのはタイトルと発売日だけで、しかも最初から全てが見れるわけじゃないみたいです。
まあしかし、ファミコン世代の人は「あ~こんなのあったな~」と、懐かしさに浸ってみてもいいんじゃないでしょうか?
…という感じで、ざっと紹介しましたが、まさに文字通り「任天堂の集大成」です。
まあ、「こんなの入れるんだったら、もっとキャラ増やせよ」とか思う人もいるんでしょうが、そればかりがこのスマブラに懸ける思いではないということを、是非楽しんで実感してもらいたいものです。
●オプションモードでもいろいろと
やり込み要素ではありませんが、オプションモードでもいろいろとできますね。まあ、当たり前なものは省いて。
・キーコンフィグ
今作は、ボタン配置を自由に変えることができます。ただし、名前を登録して、それにボタン配置のデータを入れるという感じになりますけどね。
ゲームキューブコントローラーに慣れている人はともかく、わりとどの操作もイマイチピンと来ないという人は、自分流にカスタマイズしてみるといいかもしれませんね。
・オレ曲セレクト
各ステージごとに、それぞれの曲の「かかりやすさ」を設定することができます。もちろん、1曲しか出ないようにもできますし、全ての曲が平均的にかかるようにしてもいいかもしれません。
ただし、全てのステージに全ての曲が対応しているわけではありません。各ステージごとに、モチーフとなっている作品の曲しか設定できませんので、そこはあしからずご了承ください。
・ムービー
発売前に流されたいくつかのムービーと、遊び方ムービー。そして、アドベンチャーモード「亜空の使者」に流れたムービーを閲覧することが出来ます。
「亜空の使者」のムービーは、1つ1つはそこまで長いものはないんですが、総数は…もうとんでもないことになってます。改めて数えてみたら、寒気しました。ネタバレになるので教えませんけど(苦笑)
・サウンドテスト
まあ、自由に聞けるわけです。
しかし今回は…もう曲数が半端じゃないうえにそれも素晴らしい新曲&アレンジぶりで、泣けてきますわ。とても、サウンドトラックCDとして発売して、収まるボリュームではありません。はっきり言って、曲のために今作を買っても損はしないんじゃないか?と思うくらいです。
まさに、底が見えない…とまではいきませんが、信じがたいボリュームをまざまざと見せ付けられています。同じクリエーターとして見ると、本当にこの作品に尊敬さえ感じます。桜井さん自身も尊敬はしているわけですが(笑)
さて、今回で最後に出来ませんでしたが、次こそ最後にします。最後にWi-Fiコネクション関連のインプレッション記事を書く予定です。しばしお待ちを~。
関連記事:
『大乱闘スマッシュブラザーズX』 1stインプレッション 操作面と最初の印象について
『大乱闘スマッシュブラザーズX』 2stインプレッション 1人用モード全般
メインメニューで一度Wi-Fiを選択して繋ぎます。
その後切断し、コレクションから投稿する事ができます
あ、確かに。「とうこう」が新しくできてますね。失礼いたしました。
修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。
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べた褒めしてますが、私はお得意の使いまわしモーション地獄に水増し商法って印象しかないですね
モーション技が多いわけでも無いのに
似たゲームのテイルズVSとか一作目で約四十人キャラ出してるのに対して
こっちは散々使いまわしてこの数の体たらく キャラバランスも差があり過ぎてめちゃくちゃ
エディットなんてブロックの配置を弄るだけでPSPのロックマンロックマンやPS1の天誅やツクールにすら遠く及びません
はっきり言って倉庫番と大差無い様な内容でしょう
世界の形 色 物理法則 仕掛け 罠 配置 なんかの世界の全て弄れるリトルビックプラネットやバンカズガレージなんかに比べるとおまけとすら言い難い
曲数だって過去の作品の楽譜を適当に鳴らしてるだけです
無双エンパ4なんかでも過去の曲を全て使い話増して数百曲とかやってましたがせいぜいおまけってレベルでしょう
サウンドテストがあるから素晴らしいってのもよくわかりませんし
「任天堂の集大成」とか言うならマリカーとかの方がまだ近いと思います
なるほど。
ケルンさんにとっては、色々と物足りなかったというわけですね。参考になります。
多くの要素が盛り込まれているのがスマブラXの特徴ですが、逆にいうなら、そのぶん1つ1つはそんなにボリュームが多いわけではありません。(多いものもありますが)
それを、『リトルビッグプラネット』や『テイルズ バーサス』などのように「それが最大のウリ」である作品と比べると劣って見えるのは、まあ…私は仕方がないかな~と思ったりします。
何を重視するか?は作品によって違いますし、数が多かったり自由度が高ければいいとは必ずしも言えません。私も、スマブラが万能だとは思っていませんし、ケルンさんが仰っていることが間違っているとは思いません。
ま、1つ言えるのは…基準なんて人それぞれということです。