「ピックス」というボードゲームがあるらしいんですけど、これがタイトルの由来でしょうか…?
『ピックス3D』
対応ゲーム機 ―→ 3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 ―→ 2013/04/17
配信価格 ―→ 370円(税別)
ジャンル ―→ パズル
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
※せール中で、2014年8月20日~9月3日10時まで、半額の税込200円で購入できます。
■====== 簡単なご紹介 ======■
バラバラになったドットから1つのドット絵を完成させる、パズルゲームです。
これを聞いただけだと、どういう遊び方なのかピンと来ないと思いますが、ルールは単純明快。サクサクと進んでいき、全1,000ステージが収録されています。
ただいま割引キャンペーン中なので、今のうちに感想を書いておきますかね。
|== ルール ==|
上画面に、バラバラになったドットが表示されています。
で、3Dスティックもしくはタッチ操作で、上画面の空間をグルグル回して、右下の、見本のドット絵みたいに見える方角を探します。
見つけられたら、ステージクリア。これだけです。
なおクリアにかかった時間に応じて、★3つで評価されます。
|== モード紹介 ==|
◆クラシック
様々なテーマに基づいて用意されたステージを、自由にプレイできます。
最初は「食べ物」のテーマしか遊べませんが、全ステージクリアすれば次のテーマが遊べます。
ちなみに、1つのテーマにつき25ステージ。全40のテーマが用意されています。
◆エクストリーム
テーマを選択すると、そのテーマに基づいたステージに、ランダムで次々と挑戦していきます。
制限時間は10秒。クリアするたびに10秒増えていきます。また、一定時間ごとに「一部のドット絵が消える」「縦方向にしか動かせない」といったお邪魔タイムが発生します。10ステージクリアしたら、成功です。
◆スプリント
「エクストリーム」とほぼ同じですが、こちらは制限時間がありません。お邪魔タイムもありません。
10ステージクリアするまで、続けることができます。
|== ステージの作成 ==|
今作では、自分でオリジナルのステージを作成することができます(セーブできるのは32個まで)。
空きスロットを選択したら、16×16マスのなかを、用意された98色のパレットを使って自由に塗りつぶし。出来たら保存。
これで完成です。簡単でしょ?
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 200円(期間限定セール中に購入)
プレイ時間 ―→ 約1時間半
プレイ内容 ―→ 「クラシック」でだいたい500ステージほどクリア/他のモードや問題作成も少しプレイ
○ ―→ かなりバリエーション豊かなドット絵が用意されています。
テーマが色々用意されていますし、ドット絵にもけっこうこだわりを感じます。
「戦争」というテーマで、「B-17」だの「B-2」だの「P-51」だの。私は分からないですが、知っている人が見たら「お~」って思えるんでしょうかね。
次々と完成していくドット絵をバーッと見ていくだけでも、なかなか楽しめますね。
○ ―→ 短時間でサクサクプレイ。
1ステージにかかる時間は、ほんの数秒。もう、ポンポンと絵を完成させていきます。
短時間でプレイできますが、次々と新しいドット絵が完成されていくからか、満足度は思ったより高いです。
○ ―→ わりと、立体視の有用性がありますよ。
立体視OFFだと、空間を回してドットを動かしても、何がどう動いているのか分かりにくいです。
これが立体視になると、ドットごとにちゃんと奥行き感が違うので、空間の操作によるドットの動きが、比較的分かりやすくなっています。
ま、このほうが明らかに、攻略しやすいですね。
△ ―→ 操作感覚が、なんか気になります。
私は主に、スライドパッドで操作しているのですけど、スライドパッドでの操作にも関わらず空間の操作は8方向にしかできないようなのです。
で、これってけっこうドット絵をピッチリ合わさないとクリア判定にならないので、その違和感ある操作が気になっちゃうんですよね。
タッチ操作のほうだと、スライドした方向に微調整が可能なんですが、こちらは大きく動かすということができず、タッチ操作だけだと、それはそれで時間がかかってしまいます。
おそらく、スライドパッドとタッチ操作を両方使って、状況に応じて操作するようにできれば、上手いこと行くのかもしれません。
そうはいっても、ただでさえ操作感覚が気になっているのに、2つの操作を活用するのって…けっこう難しいです。
△ ―→ ★3のノルマが、かなり厳しい印象。
私が見た限りだと、★3獲得するには「2秒以内」にクリアしないといけません。★2だと「3秒以内」です。
でも、先ほども言ったように、ドットがわりとピッタリ合わさらないとクリア判定が生まれないので、この微調整でムキー!ってなります。
そこが面白いところなのかもしれませんが、私は、あまりそう感じなかったかな…。
△ ―→ オリジナル問題の作成は、とてもお手軽。でも、誰かに配信できないのは、ちょっと残念。
まあ、400円にそこまで求めるのは酷かもしれませんが…作ったら誰かに遊んでもらいたいって思うのが、心情というものです。
× ―→ 一部の言葉や見た目に、ものすごい”ぎこちなさ”を感じます。
個人的に一番だったのは、「エジプト」のことを「エジピト」って書いてあったこと。正しくはそう読むのかな~とか思っていましたが、そんなことは無いようです。
あと、「中国」というテーマだったので、ラーメンとか万里の長城とか出てくるのかな~?って思っていたら、全部漢字一文字でした。それなら「漢字」って書いておいてよ…。
あと、テーマ選択時に、上画面にはテーマの一例となるドット絵が出てくるんですが、その周辺に謎のドットが…。
何らかの演出的なものなのかもしれませんが、私には、ただの消し忘れにしか見えません。
という感じで、なんか荒いんですよね。言葉に関しては、それこそ「日本人が作っていない感」が出ているように思います。
たかが400円のゲームって言いたいところですが、金を払って遊んでもらうゲームである以上、こういうところは最低限しっかりしていないといけないって思っているので。ビシッ!と文句を付けさせていただきます。
■====== まとめ ======■
●●●●●●○○○○ … 6点(10点満点)
たくさんの絵が収録されていて、見た目にはなかなか楽しめていますが、ゲーム性については改善の余地ありって感じがしました。
操作感覚がイマイチですし、完成した!と思ったら向きが違ったりなんてことも。それでいて、2秒以内にクリアしないと★3にならないって言うんですから。まあ、★3なんて簡単に取れると思うなよ!ってことなのかもしれません。
ボリュームはけっこう頑張っていると思うんです。
全1,000ステージって、仮にもし『ピクロス』シリーズだったら超絶なボリュームですからね。そして、『ピクロス』だったら1ステージ数分かかるところを、今作はたったの数秒で終わっちゃいます。
贅沢とも言えますけど、それゆえに、もったいないとも感じちゃいまして。コストパフォーマンスが良いハズなのに、そう感じにくいのかな~って思いました。
まとめると、個人的には「完成したドット絵を楽しむ作品」という意味合いが強く、ゲーム性は薄いと感じました。
なんか、★3取れなくてもいいや~って気分になっちゃうのです。ゲーム性が面白ければ、★3取るまで頑張ってみたくなるものですが…。
でも、ドット絵のバリエーションが豊富なのは間違いないので。400円で「ちょっとした遊びがあるドット絵の美術館」に来たと考えれば、お得でしょ?そういう気持ちで、楽しんでみて欲しいです。
現在、今作は半額セール中。9月3日まで、税込200円で購入できます。
1ステージあたり0.2円…って換算するのは、さすがに”あざとい”ですかね(苦笑)。ドット絵が好きなら楽しめるとは思うので、試しに買ってみてはいかがでしょうか?
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『ピックス3D』
対応ゲーム機 ―→ 3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 ―→ 2013/04/17
配信価格 ―→ 370円(税別)
ジャンル ―→ パズル
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
※せール中で、2014年8月20日~9月3日10時まで、半額の税込200円で購入できます。
■====== 簡単なご紹介 ======■
バラバラになったドットから1つのドット絵を完成させる、パズルゲームです。
これを聞いただけだと、どういう遊び方なのかピンと来ないと思いますが、ルールは単純明快。サクサクと進んでいき、全1,000ステージが収録されています。
ただいま割引キャンペーン中なので、今のうちに感想を書いておきますかね。
|== ルール ==|
上画面に、バラバラになったドットが表示されています。
で、3Dスティックもしくはタッチ操作で、上画面の空間をグルグル回して、右下の、見本のドット絵みたいに見える方角を探します。
見つけられたら、ステージクリア。これだけです。
なおクリアにかかった時間に応じて、★3つで評価されます。
|== モード紹介 ==|
◆クラシック
様々なテーマに基づいて用意されたステージを、自由にプレイできます。
最初は「食べ物」のテーマしか遊べませんが、全ステージクリアすれば次のテーマが遊べます。
ちなみに、1つのテーマにつき25ステージ。全40のテーマが用意されています。
◆エクストリーム
テーマを選択すると、そのテーマに基づいたステージに、ランダムで次々と挑戦していきます。
制限時間は10秒。クリアするたびに10秒増えていきます。また、一定時間ごとに「一部のドット絵が消える」「縦方向にしか動かせない」といったお邪魔タイムが発生します。10ステージクリアしたら、成功です。
◆スプリント
「エクストリーム」とほぼ同じですが、こちらは制限時間がありません。お邪魔タイムもありません。
10ステージクリアするまで、続けることができます。
|== ステージの作成 ==|
今作では、自分でオリジナルのステージを作成することができます(セーブできるのは32個まで)。
空きスロットを選択したら、16×16マスのなかを、用意された98色のパレットを使って自由に塗りつぶし。出来たら保存。
これで完成です。簡単でしょ?
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 200円(期間限定セール中に購入)
プレイ時間 ―→ 約1時間半
プレイ内容 ―→ 「クラシック」でだいたい500ステージほどクリア/他のモードや問題作成も少しプレイ
○ ―→ かなりバリエーション豊かなドット絵が用意されています。
テーマが色々用意されていますし、ドット絵にもけっこうこだわりを感じます。
「戦争」というテーマで、「B-17」だの「B-2」だの「P-51」だの。私は分からないですが、知っている人が見たら「お~」って思えるんでしょうかね。
次々と完成していくドット絵をバーッと見ていくだけでも、なかなか楽しめますね。
○ ―→ 短時間でサクサクプレイ。
1ステージにかかる時間は、ほんの数秒。もう、ポンポンと絵を完成させていきます。
短時間でプレイできますが、次々と新しいドット絵が完成されていくからか、満足度は思ったより高いです。
○ ―→ わりと、立体視の有用性がありますよ。
立体視OFFだと、空間を回してドットを動かしても、何がどう動いているのか分かりにくいです。
これが立体視になると、ドットごとにちゃんと奥行き感が違うので、空間の操作によるドットの動きが、比較的分かりやすくなっています。
ま、このほうが明らかに、攻略しやすいですね。
△ ―→ 操作感覚が、なんか気になります。
私は主に、スライドパッドで操作しているのですけど、スライドパッドでの操作にも関わらず空間の操作は8方向にしかできないようなのです。
で、これってけっこうドット絵をピッチリ合わさないとクリア判定にならないので、その違和感ある操作が気になっちゃうんですよね。
タッチ操作のほうだと、スライドした方向に微調整が可能なんですが、こちらは大きく動かすということができず、タッチ操作だけだと、それはそれで時間がかかってしまいます。
おそらく、スライドパッドとタッチ操作を両方使って、状況に応じて操作するようにできれば、上手いこと行くのかもしれません。
そうはいっても、ただでさえ操作感覚が気になっているのに、2つの操作を活用するのって…けっこう難しいです。
△ ―→ ★3のノルマが、かなり厳しい印象。
私が見た限りだと、★3獲得するには「2秒以内」にクリアしないといけません。★2だと「3秒以内」です。
でも、先ほども言ったように、ドットがわりとピッタリ合わさらないとクリア判定が生まれないので、この微調整でムキー!ってなります。
そこが面白いところなのかもしれませんが、私は、あまりそう感じなかったかな…。
△ ―→ オリジナル問題の作成は、とてもお手軽。でも、誰かに配信できないのは、ちょっと残念。
まあ、400円にそこまで求めるのは酷かもしれませんが…作ったら誰かに遊んでもらいたいって思うのが、心情というものです。
× ―→ 一部の言葉や見た目に、ものすごい”ぎこちなさ”を感じます。
個人的に一番だったのは、「エジプト」のことを「エジピト」って書いてあったこと。正しくはそう読むのかな~とか思っていましたが、そんなことは無いようです。
あと、「中国」というテーマだったので、ラーメンとか万里の長城とか出てくるのかな~?って思っていたら、全部漢字一文字でした。それなら「漢字」って書いておいてよ…。
あと、テーマ選択時に、上画面にはテーマの一例となるドット絵が出てくるんですが、その周辺に謎のドットが…。
何らかの演出的なものなのかもしれませんが、私には、ただの消し忘れにしか見えません。
という感じで、なんか荒いんですよね。言葉に関しては、それこそ「日本人が作っていない感」が出ているように思います。
たかが400円のゲームって言いたいところですが、金を払って遊んでもらうゲームである以上、こういうところは最低限しっかりしていないといけないって思っているので。ビシッ!と文句を付けさせていただきます。
■====== まとめ ======■
●●●●●●○○○○ … 6点(10点満点)
たくさんの絵が収録されていて、見た目にはなかなか楽しめていますが、ゲーム性については改善の余地ありって感じがしました。
操作感覚がイマイチですし、完成した!と思ったら向きが違ったりなんてことも。それでいて、2秒以内にクリアしないと★3にならないって言うんですから。まあ、★3なんて簡単に取れると思うなよ!ってことなのかもしれません。
ボリュームはけっこう頑張っていると思うんです。
全1,000ステージって、仮にもし『ピクロス』シリーズだったら超絶なボリュームですからね。そして、『ピクロス』だったら1ステージ数分かかるところを、今作はたったの数秒で終わっちゃいます。
贅沢とも言えますけど、それゆえに、もったいないとも感じちゃいまして。コストパフォーマンスが良いハズなのに、そう感じにくいのかな~って思いました。
まとめると、個人的には「完成したドット絵を楽しむ作品」という意味合いが強く、ゲーム性は薄いと感じました。
なんか、★3取れなくてもいいや~って気分になっちゃうのです。ゲーム性が面白ければ、★3取るまで頑張ってみたくなるものですが…。
でも、ドット絵のバリエーションが豊富なのは間違いないので。400円で「ちょっとした遊びがあるドット絵の美術館」に来たと考えれば、お得でしょ?そういう気持ちで、楽しんでみて欲しいです。
現在、今作は半額セール中。9月3日まで、税込200円で購入できます。
1ステージあたり0.2円…って換算するのは、さすがに”あざとい”ですかね(苦笑)。ドット絵が好きなら楽しめるとは思うので、試しに買ってみてはいかがでしょうか?
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