DS『スローンとマクヘールの謎の物語2』 ファーストインプレッション

『スローンとマクヘールの謎の物語2』
対応ハード ： DS
発売元 ： レベルファイブ
開発 ： デジタルワークスエンターテインメント
発売日 ： 2009/09/03
希望小売価格 ： 3,500円（税込）
ジャンル ： 新発想ストーリーパズル
プレイ人数 ： 1人
CERO ： B（12才以上対象）

※12章クリア、約1時間半ほどプレイしてのインプレッションです。


●再び、謎の劇場にようこそ
今作は、5月21日に発売された『スローンとマクヘールの謎の物語』の続編です。
物語の結末から、なぜそうなったか？を推理して、キーワードや真実を明らかにしていくという流れです。


●変わったこと
基本的な内容は、前作と変わっていません。詳しくは、前作のファーストインプレッションなどを参照ください。
新しく加わった内容は、以下の通り。

◆支配人からの挑戦状
一定の物語を解くと、劇場の支配人などから挑戦状が届きます。本編とは違い、なぞなぞ的な問題です。
挑戦状はいつでも自由に挑戦できるので、後回しにしても挑戦しなくても、本編には差し支えありません。

◆想像の木
下画面の背面に、小さな芽が描かれています。これが、質問を繰り返すことで大きくなっていきます。
大きいほど、解答時の選択肢が少なくなるというメリットがあるみたいです。


◆partygameの評価◆…83点（100点満点）　前作比…-1点
良くも悪くも、そんなに変わりなし
まあ、予想通りシステムの変化はありませんでした。
動きは少し滑らかになっていたりBGMが変わっていたりで、少しは新鮮に感じられますが、前作の物静かなBGMと比べて、今作のBGMはちょっとだけ主張が強くなったので、人によってはBGMが目立ちすぎに感じるかもしれません。

で…「変わりない」と言っているわりに、なぜ1点マイナスなのか？というと、全体的に少し読み込みが重くなっているような気がしたのです。まあ、私はつい1ヶ月前にクリアしたから余計に気になるのかもしれませんが、画面が黒くなって別の画面が映るまでの時間が、少しだけ長くなった気がします。
まあ、そんなには分かりにくい程度だと思いますが、じっくりプレイするゲームだけに、ちょっと気になったな～…ということで、あえて1点マイナスにしました。

支配人からの挑戦状は、まだ1回しかもらっていませんが、良くも悪くも普通のとんち問題です。
まあ、息抜きのつもりでプレイしたい時にしてみればいいと思います。


…ということで、基本的には前作と変わりなし。前作で面白いと評価した人、面白くないと評価した人、いろいろいると思いますが、今作での評価も前作と変わらないと思います。
なので、前作が合わなかった人は購入を控えたほうがいいかもしれません。前作をそれなりに楽しめたなら、今作も同じように楽しめることと思います。


関連記事：
DS『スローンとマクヘールの 謎の物語』　ファーストインプレッション（2009/05/22）
DS『スローンとマクヘールの 謎の物語』　全章クリア後のセカンドインプレッション（2009/08/10）