チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「口を挟サンデル暇があったから、これから『礼儀』の話をしよう」

2010年09月28日 01時15分55秒 | 語彙の歴史観・ロック、ゴウゴウ
昨日、「ハーヴァード白熱教室 in 東京大学」
という番組をみようと思ってたのだが、邪魔が入って、
最後のほうしかみれなかった。ちなみに、
上記のタイトルはNHKの担当者が
英語の前置詞の使いかたに無知なことを物語ってる。
"in"!?
歌謡曲の"作詞家"がやたらと使いたがる
"通じない英語"なみの程度である。それにもまして、
ハーヴァード大の教授とやらの"講義"なるものは、
茶番というよりはむしろ、出席者にとっての
新興宗教の入会説明会だった。そんなものに、
1000人もの聴講者が集まったという。
「相対性理論」を「愛体勢理論」と勘違いした女性で
アインシュタインの来日講演がにぎわったように、
「これから『セイキ』の話をしよう」
というものでもなかったというのに。それにしても、
この"教授"なる者のやりかたは卑怯である。まず、
意図的に自分の立場でない主張からさせる。そして、
自らが反論するのではなく、別の聴衆に反駁させる。
そこに、哀れな洗脳者らの拍手が巻き起こる。

みれなかった部分をネットの書き込みで補って整理すれば、
この教授なる者は、
現代の日本の若者が
1)けっしてイチローの高給を妬まず
2)肉親であっても正義は行い
3)米国による原爆投下への謝罪は望まない、
ことを確認して己の責務を果たしたかのようだった。
1)はつまり、敗戦国日本はこれからも、
 米国やその意向で諸外国のために黙々と働きつづける。
2)はつまり、ナショナリズム意識を持たない、すなわち、
 日本というひとつの国として米国に刃向かうことはない。
3)はつまり、日本はあらゆる面で米国に報復をすることはできない。
という確認事項である。

太平洋戦争を「日本が悪い」と誤認してる若者は多い。
戦中に生きた祖父母の世代を貶める発言をしてる輩もいた。

"講義"というのだったら、講義中に
パンツのポケットに手をつっこむな。
こういうマナーを知らない者は、
「お里が知れる」とさげすまれたものである。ともあれ、
「これから『正義』の話をしよう」

米中韓が主張する"歴史認識"と、
真っ当な日本人が伝える"歴史"では、
本当のことを言ってるのがとちらかは明白である。
しかるに、日本は敗戦国だから、
なにを言っても認められないばかりか、
それが偽であるとされるのである。
裁判においてなんの証拠ももたない無実の被告と同じでなのである。
「正義」とは「『勝負』に勝つこと」である。
『勝負』とは「スポーツの試合」でも「裁判」でも「喧嘩」でも「戦争」でもある。
公正さやは問わないし、フェアプレイも道徳も大義もへったくれもないのである。
真っ当な日本や日本人は近い将来なくなるかもしれない。
"Bad money drives out good(悪貨は良貨を駆逐する)"である。
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