山形のさくらんぼと言えば、佐藤錦と思い込んでいましたが、
届いたさくらんぼは、佐藤錦と紅秀峰(べにしゅうほう)の2種類のセットでした。
紅秀峰は、、佐藤錦と天香錦という品種を交配して開発された品種だそうです。
佐藤錦の「日持ちが短く過熟になりやすい」という唯一の弱点を補うために
作り出されたのだそうです。
箱を開けたら...どちらもつやつやとした大粒の美しさ
紅秀峰は、本当に見事な大きさです。
これはまず撮影をさせてもらいましょうと、うきうき撮影を開始しました。
お味見前に撮影を済ませて気分は上々の私でしたが、500gずつ2箱あるさくらんぼを
眺めて...とりあえず大切に冷蔵庫の野菜室に収納。
さぁ、どうしましょう...?
500gの箱が2つ。
娘ファミリーに半分から3分の2は分けたいのですが、今日は週半ばなので
何かと忙しい娘に、「さくらんぼを取りに来てね。」と連絡するのも気が引けました。
金曜日まで待つしかないかしらね...と、考えていたら...
夕方になって娘から電話が入り、孫が我が家に来たがっているとのことでした。
「今から行ってもいいかしら?」と、遠慮がちに言う娘の言葉に
「以心伝心???」と、飛びつくように「大歓迎よ 」と答えました。
孫と娘を待つ間に、さくらんぼのお味見とお持ち帰りの準備をしておきました。
平日ですから、早めに帰らないと明日に差し障りがあってはいけませんからね。
ご機嫌で、「着いたぁ~」と孫が到着。
娘は仕事帰りですから、ややお疲れ気味。
早速、用意しておいた立派なさくらんぼを出すと、2人とも笑顔で目が輝きました。
紅秀峰は、日持ちのよさがご自慢なだけに完熟でも歯ごたえを感じます。
佐藤錦は、ほんのり酸味を帯びて品のよいおいしさです。
甘くて大きくて真紅のさくらんぼを、小さな手でつまんで瞳を輝かせる孫。
「お陰でリフレッシュできたわ。」という娘の言葉に、私も一安心。
さくらんぼのお陰で、思いがけない愉しいひと時を過ごすことができました。
旬のお味の素敵な贈り物に、感謝いっぱいの私です。
日が暮れて空を眺めたら、雲の切れ間から美しい月が見えました。
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