中嶋涼子さんとイオンシネマの件で車椅子ユーザーのトラブルが話題なりましたが、またも同じようなトラブルがおきました。今度はある猫カフェで入店を断られたと、Xでくらら@車椅子からの景色というアカウントの人物が投稿したもの。具体的な投稿内容は、
・猫カフェに入ろうとしたら車椅子の人ははいれないと断られた、車椅子でも入れる猫カフェは以
前あった、悲しかった
・車椅子だからって猫カフェに入れないのはどうなんでしょう、そんなこと言ってるからいつまで
たっても障害者に優しい世界にならない
・世界はマイノリティのために考えられてない、声を上げて初めて問題提起される
といったものです。猫カフェは衛生面や感染対策のために消毒と土足で入れない場合が多いです。猫は人間より弱く繊細です。車椅子の車輪は靴の裏と同じく外を通ってきいるわけで、どんなウイルスや菌がついてるか分からない。その理由から車椅子の入店が出来ない猫カフェはあります。このお店も同様で、ホームページにも、身体の不自由な人も入店可能だが、同伴者の補助か杖を使うことが明記されています。このことから障害者を差別していないのが分かります。
この件も中嶋さんの件同様、お店側の断った対応自体には問題ない。差別ではなくきちんとした理由があって断ってるわけだから。障害者がなにかを断られたり、思い通りにいかない場合=差別や不適切対応と捉える人がいるが、そうとは限らない。障害者であること自体ではなく、対応に危険が伴うとか感染症予防などが理由の場合は差別とは違う。それを理解できてないですね。
Xでホームページに書いてあることを指摘した人に対して、「書いてある、、、だからなんなんですか、今後この店は車椅子でも入れる対策を考えるべきです。確認不足した障害者を叩くべきではない」と反論している人がいました。理解出来ないで差別だと思ってる人が他にもまだいるんですね。お店にも受け入れたくても受け入れられない事情(猫の安全面、バリアフリー化する上での施設の構造や費用、人的余力)があることも理解すべきです。
これは問題提起ではなく、ただ不適切な内容で晒してるだけ。車椅子ユーザーにはそれぞれいろんな理由や、当事者にしか分からない大変さ辛さがあると思います。だからといってどんな要求をしていいわけでも、対応してくれるのが当然でもありません。障害者に優しい社会を望むならこういう発信は辞めて欲しいです。障害者の1人としても、愛猫家としても見過ごせない投稿でした。
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