臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

出るのはため息ばかりーーー

2016-07-10 23:27:02 | 政治
今日の(もう昨日の)参院選,
すでに“改憲勢力が3分の2”と言われており,
テレビを見る気も失せてしまった

与党は,“改憲”を全く口にせず選挙を乗り切ろうとした。
そして,案の定,勝ったようだ。

なぜ多くの人が身近に迫った危険を察知できず,改憲派に入れちゃうのかなー???


本と雑誌のニュースサイト/リテラ
によると,
統一候補として押してくださるなら都知事選に出馬すると表明した,俳優の石田純一さんは,

「憲法というのは国民を縛るものではなく、権力者を縛る。
それを(自民党の憲法改正草案は)国民を縛るように変えていっている。
(中略)笑われ、バカにされ、生活も厳しくなるかもしれないが、立ち上がったほうがいいと思った」


と,まっとうで立派な発言をされていたそうだが,
マスコミでは全く取り上げられていない。

多くの人はマスコミから情報を得ると思うが,
このところのマスコミの自主規制ぶりは,
それほど権力が怖いということなのだろう。
そんなに怖い権力は,どこまで巨大化するのか,
誰も止められないらしい。
そんな権力への追随をまた,今回の選挙で見せつけられた思い。

かつてNHKに所属していた池上彰さんは,
緊急復刻した「朝日ジャーナル」(朝日新聞出版)における
元共同通信社編集主幹の原寿雄氏との対談で、次のように語っている。

「最近までは権力を持つ側は『メディアに圧力をかけてはいけない』というのが共通認識でした。
(略)ところが、安倍政権になってからは、自民党はおもなニュース番組をすべて録画して、
細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。
すると、テレビ局は『面倒くさい』となる。
対応が大変で、次第に『文句を言われない表現にしようか』となってしまうのです」


うちでとっている東京新聞には載っていなかったが,
選挙当日の7月10日,全国紙の朝刊に以下の広告を載ったらしい。

安倍首相写真,アベノミクスをアピールする文言,
<今日は、日本を前へ進める日。>
<この道を。力強く,前へ。>


これは公職選挙法違反でしょーー!!
そんな法律違反が許されるって,なんだってできちゃうってこと????

またまた,最近問題にされているのが,
教育への強烈な介入

自民党の公式サイトで,
“自民党では「学校教育における政治的中立性についての実態調査」を行っています。
学校現場で偏向した教育が行われている事例があれば是非お知らせ下さい。”

“政治的中立を逸脱するような不適切な事例を具体的
(いつ、どこで、だれが、何を、どのように)に記入してください。”


と密告のようなことをさせようとしている。

はじめは,
“「子供たちを戦場に送るな」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生”と書かれていたそうだが,
SNSで批判の声が多く上がり,

“「子供たちを戦場に送るな」と主張”
を修正して他の文言に変え,
今また開かれているという。

批判が上がったから引っ込めたり修正したりという姑息な手段をとっているが,
根本的な考え方が変わったわけではないのだから,
まさに,“「子供たちを戦場に送るな」と主張”されたら困るということなのだ。

このようなことを平気でする人たちが望んでいることは何なのだろうか。
戦争中に戦場へ子どもたちをおくった教師,教育の反省から,
戦後教育は始まったのだと思うが,
それなら,
“「子供たちを戦場に送るな」と主張”
することは当然のものであり,これが逸脱という輩のほうが逸脱だと思える。


安保法制のとんでもない決め方といい,
マスコミ操作といい,
教育(教師)への攻撃ともいえるさまざまな動きといい,
公職選挙法違反を思わせる広告といい,
権力者が力を持って国民を萎縮させ,ものを言わせなくし,
自分たちのやりたいことだけは,圧倒的な力でもってゴリ押ししていく。
平和も平等も,人権尊重も何も感じられない。

ああーーああーーとため息ばかりが出てしまうなーー

選挙関連ニュースをネットで見ていたら,
大金の横領とかで都知事をやめた猪瀬直樹氏が,
こんなこと書いてたようだ。

“猪瀬直樹・元東京都知事は8日、自身のツイッターで、
都知事選出馬に意欲を示した俳優石田純一について、

「そもそもかく乱要因として、だれが企てたのか」と指摘した。

 「仕掛けの因果関係は辿(たど)っても行きつけないが、だれが得してだれが損するのか、
考えてみる必要はあります」とも主張した。

 石田の出馬情報が、ほぼ終日、ニュースやワイドショーなどで報じられたことを念頭に、
「公共の電波が1日中浪費され、どれほどのニュース、コンテンツがゴミとして廃棄されただろうか」とも、
記した。”


いったいこんなこと言える資格ある???!!!

“だれが得してだれが損する”か考えて,大金横領されたのかな?
損したのは税金収めた市民です。
都民の税金の無駄遣い,ご自身がどれほどされたと思っているのかな??!!!
実際ほんとの無駄遣いした人に言う資格ある??!!!
知事選って,50億かかるんでしょ?
また今回もそんなことになった遠因の張本人でしょうに!!!
恥ずかしくないのかー

と,ついつい言いたくなる夜更けでした。

多忙です!! でも選挙にはちゃんと行きます!!!

2016-06-23 23:16:30 | 政治
どういう人達に政治を託すか,
ホントウにちゃんと見ていないと,
どこに連れて行かれるかわからない。

こんな恐ろしげな動画があります。
もう,びっくりです。
いつ削除されるかわからないので,見てください。

憲法改正誓いの儀式

今の政権を担う政治家たちの本心なんでしょう。

決しておまかせになってはいけないですね。
私たちの安心,安全,毎日の平穏な暮らし,
子どもたちやその先の世代の平安が,
愚かな政治家によってつぶされることがないように。
1票を投じましょう

中島岳志氏による「橋下徹の言論テクニックを解剖する」

2015-11-21 14:44:08 | 政治
マガジン9より

2011年のだけれど,今も変わらず有効。今こそ有効!

中島氏は,
“多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たちは、一歩引いたところから、橋下氏の言論戦術を解剖し、冷めた目で客体視する必要があります。”

と書かれている。

“2005年に出版された『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』(日本文芸社)”
という橋下著の本があるそうで,

“橋下氏自身が自分の言論テクニックを披露し、手の内を明かしている”

らしい!!


たとえば,

“交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三通りの方法しかない。
 “合法的に脅す”“利益を与える”“ひたすらお願いする”の三つだ。そのなかで、最も有効なのは“利益を与える”ことである。
 この場合の利益には二通りある。一つは文字通り相手方の利益。もう一つは、実際には存在しないレトリックによる利益だ。不利益の回避によって感じさせる“実在しない利益”とも言える(6頁)。 ”


とか。

“相手方に利益を与えるということはこちらの譲歩を示すということだ。譲歩とそれに伴う苦労は、徹底的に強調し、演出すべきだ。譲歩とはよべない些細なことであっても、さも大きな譲歩であるように仕立て上げるのである。そうすることで、相手方の得る利益が大きいものであると錯覚させることができるからだ。これも交渉の技術である(10頁)。

そうだ。

橋下氏は,まず

“はじめにハードルを高く設定した提案を掲げます。”

“「譲歩の演出」によって相手が利益を得たと錯覚させることが目的であり、この錯覚を駆使することによって「本当の利益」を獲得していくのです。”


このあと,橋下氏と大阪維新の会が提出した「教育基本条例案」に関する
非常に興味深い橋下氏の作戦の展開が読める。
なんてやつだ!

心理学でも(マーケティング等でも),
フット・イン・ザ・ドアと,ドア・イン・ザ・フェイスという用語があるが,
上記はドア・イン・ザ・フェイスか。
勉強になるわ!


上記本の第2章は,“「相手を言いくるめる詭弁の極意」”だそうだ。

その方法とは,

“絶対に自分の意見を通したいときに、ありえない比喩を使うことがある。(40頁)
たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる!(41頁) ”


というもの。

“よく聞けばおかしな話も交渉では有効に作用する。(36頁)”

もう一つは,

“交渉において非常に重要なのが、こちらが一度はオーケーした内容を、ノーとひっくり返していく過程ではないだろうか。まさに、詭弁を弄してでも黒いものを白いと言わせる技術である。"ずるいやり方"とお思いになるかもしれないが、実際の交渉現場ではかなりの威力を発揮するのだ。(32頁)
 一度なされた約束ごとを覆す方法論は、交渉の流れを優位に運ぶ重要なものだと考えている。(32頁)”

“具体的には自分の言ったことに前提条件を無理やり付けるのである。”

“満たされないような条件をわざと付け、今、満たされていないのだから、一応オーケーしたことでもこちらは約束を果たせないという論法で逃げる。(32頁)”



さらに,

“交渉の流れが不利になってきたら、不毛な議論をふっかけて煙に巻く。(90頁) ”

この典型例が,先にアップした高校生との話し合いの場で使われていた。

等々,まだまだ続く!
詐欺手法を教えているヤツなんだなあ。





怠慢で身勝手で無責任な「おとな」に負けてはいけない!

2015-11-18 11:14:40 | 政治
SEALDs KANSAIが,
「維新政治の改革の影響を受けてきた現場を取材し、生の声を集めるプロジェクトとして、"REAL" を立ち上げ」
たそうだ。

SEALDs KANSAI

彼らは,以下の主張をしている

「センセーショナルな未来志向のスローガンよりも、日々の生活現場の具体的な問題を冷静に見つめた、歴史的な判断が求められています。私たちは、自由と民主主義を尊重し、現場の「リアル」に即した政治を求めます。」

そして,「【子どものリアル】」において,
かつて「高校生に笑顔をくださいの会」を作ったメンバーの一人を取材している。


橋下氏が私学助成金をカットした時,高校生たちが「高校生に笑顔をくださいの会」を作り,
橋下知事と話し合いの場を持った。
(高校生たちの行動力に拍手)

マスコミに切り取られた部分ながら,
以下です。

橋下市長が大阪の女子高生を容赦なく論破で号泣する生徒も 私立助成金大幅削減を巡り討論

橋下氏は,自分の理屈だけ押し通し,ただ切り捨てることしか考えていないことがわかる。
「政治家になってやってください」「国を変えるか」「この国から出るかしかない」
と話し合いにもならないことを答えている。
「もう高校生なんだから子ども扱いはしません」というが,
それは彼の勝手な言い訳にしか過ぎず,同等の人として真面目な議論をしようとも考えていない。

高校生たちは泣きながらも一生懸命,主張,反論していることがわかる。
橋下氏は,教育基本法を,つまりは憲法をまったく理解していない。
自分の人生観だけであらゆることを押し通し,そこに合わない人を頭から蔑んで無気力にさせようとし,
自分の人生観に合わないこと(?)はまったく勉強していない,必要性も感じていないことが露呈した。
こんな人が政治家になると,
市民にとってとんでもない悪政をしくことになってしまう。

その際にメンバーで高校生だったはなこさんは,
「子どもたちが生きる希望を持てる教育を!!」
と訴えている。


以下,一部転載させていただきます。

中学生の時にお母さんが亡くなりました。 兄がいるんですが、彼は父親のことが受け入れられず、家庭内の空気は最悪でした。中学生の時は家にいることがつらく、勉強も落ちこぼれました。学校にも行かなくなり、テストも受けられなかったので内申点もなく、私学の高校に行くことを決意したんです。

はじめに、代表をやっていた子が、橋下さんに自分たちの思いや家庭環境などを伝えようとしました。でも、橋下さんは話の腰を折って「日本の GDP を知っているか?」などの質問を何度も投げかけてきました。その子の話している内容とは全く関係がない質問です。彼女も緊張している中でうまく答えられず、その部分をメディアが切り取りました。


生きることを励ますような教育を望みます。自己責任という言葉は、本当に子どもたちを無力化させる。親が離婚してお金がないと言っている子どもに"それは自己責任だ"って、そりゃ無気力にもなります。子どもって、そんな責任を負わされていい存在じゃない。むしろそのしんどさに寄り添ったり、支えるのが大人や社会、そして政治の役割。政治家の責任でもある。









国民にとって大事な議員を育てよう

2015-09-23 02:50:56 | 政治
「葬式パフォーマンス、山本太郎参議院議員を除名処分に!」

とかいう署名が始まり,
それに対して,以下の署名が行われている。


山本太郎参議院議員の除名処分請求に抗議し、山本議員への支持を表明しよう!


山本太郎議員ほど徹底的に調べ上げ,勉強し,
論理的に,次々と質問できる議員はそうそういない。
彼の質問中,ヤジもなく静まり返っている時もある。
ヤジの余地も与えないほどなのだ。

あまりに与党の主張ややり方の急所を突かれているので,
与党とその支持者達にとって非常に煙たい存在であるのだろう。
除名署名が出るほど,つぶしたい相手なのだろうと思われる。

除名に署名した人たちの意見を読むと,
国会の品位をケガしたとか,
礼節を・・・とか,
下品で品格がないとか,
本質を見ていない意見,国会審議をきちんと聞いていない(見ていない)意見が多いようだ。

山本氏の国会活動はすべては公式ホームページに掲載されているので,
せめてそれを読んでから署名してほしい。
あなたやあなたの家族の毎日の暮らしや,将来にかかわる大事な論点を,
私たちに変わって質疑してくれているということがわかると思う。
言葉で伝えることがいかに大事であるか,考えてほしい。


憲法を無視し,違反し,
皆に通じる言葉で説明できず,いうことをコロコロ変える与党の面々こそが,
税金を無駄に使っているのである。
無礼な態度とは,誰に対する態度を言っているのだろうか。
悪ふざけではなく,本気なのだ。
牛歩は違反行為ではない。

数珠を持ち込んだ葬式は,
「ごっこ」ではない。
ほんとうに民主主義が死に追いやられたのだから。
いや,民主主義を死に追いやる人々にはここから去ってもらおうというパフォーマンスか。

国民の側を向いた政治家である山本議員を,
つぶしてはいけないと思う。
ぜひご署名をお願いします!!

こういう政治家をこそ育てていかなければ,
我々の未来は危うい。

元自衛官の首相批判

2015-02-12 18:46:28 | 政治
すごい説得力ー強烈な安倍首相批判=元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん。

というブログを読んだ

ホントに説得力がある
自衛官の仕事ってなんだという,正面からの問いかけ

どんどん入れ替わるたかが政治家に,
自分の命なんか預けたくないよ
そういうことを決めている人たちは,最前線には絶対に行かないんだからなー


主権者があたり前の疑問を聞いて恫喝されるという状況

2014-07-17 12:52:29 | 政治
NHKのクローズアップ現代で,国谷キャスターが,
集団的自衛権行使容認の閣議決定について,
「他国の戦争に巻き込まれるのではないか」、
「憲法の解釈を変えていいのか」と質問したところ,
安倍官邸が恫喝し、犯人さがしをしたと,
週刊フライデーに記事掲載されているそうです!!!
週刊フライデーも恫喝されるかも

YouTubeもお見逃しなく
そもそも総研「徴兵制はありえない!と言い切れるのだろうか?」

天木 直人さんのブログにもあります。


※天木 直人さん(Wikiより)
(あまき なおと、1947年7月19日 - )は、元駐レバノン日本国特命全権大使、作家。イラク戦争当時、対イラク政策を巡る駐レバノン日本国大使として意見を具申した2通の公電により外務省から外交官を「解雇」されたと主張(外務省は人事の問題であって「勇退をお願いした」と説明)し、外務省を告発する著書が話題となった。

なかにしれいさんの詩 「若者よ、戦場に行くな」

2014-07-14 18:57:36 | 政治
作詞家のなかにし礼さんが,毎日新聞に詩を書かれたそうです。
いい詩です!



平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう

二〇一四年七月一日火曜日

集団的自衛権が閣議決定された

この日 日本の誇るべき

たった一つの宝物

平和憲法は粉砕された

つまり君たち若者もまた

圧殺されたのである

こんな憲法違反にたいして

最高裁はなんの文句も言わない

かくして君たちの日本は

その長い歴史の中の

どんな時代よりも禍々(まがまが)しい

暗黒時代へともどっていく

そしてまたあの

醜悪と愚劣 残酷と恐怖の

戦争が始まるだろう

ああ、若き友たちよ!

巨大な歯車がひとたびぐらっと

回りはじめたら最後

君もその中に巻き込まれる

いやがおうでも巻き込まれる

しかし君に戦う理由などあるのか

国のため? 大義のため?

そんなもののために

君は銃で人を狙えるのか

君は銃剣で人を刺せるのか

君は人々の上に爆弾を落とせるのか

若き友たちよ!

君は戦場に行ってはならない

なぜなら君は戦争にむいてないからだ

世界史上類例のない

六十九年間も平和がつづいた

理想の国に生まれたんだもの

平和しか知らないんだ

平和の申し子なんだ

平和こそが君の故郷であり

生活であり存在理由なんだ

平和ぼけ? なんとでも言わしておけ

戦争なんか真っ平ごめんだ

人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない

たとえ国家といえども

俺の人生にかまわないでくれ

俺は臆病なんだ

俺は弱虫なんだ

卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない

しかし俺は平和が好きなんだ

それのどこが悪い?

弱くあることも

勇気のいることなんだぜ

そう言って胸をはれば

なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか

怖(おそ)れるものはなにもない

愛する平和の申し子たちよ

この世に生まれ出た時

君は命の歓喜の産声をあげた

君の命よりも大切なものはない

生き抜かなければならない

死んではならない

が 殺してもいけない

だから今こそ!

もっともか弱きものとして

産声をあげる赤児のように

泣きながら抵抗を始めよう

泣きながら抵抗をしつづけるのだ

泣くことを一生やめてはならない

平和のために!

平和であればこそ1

2014-07-04 23:12:49 | 政治
仕事をするのは,食べるためであり,
経済的にだけではなく,いろいろな意味で生活の満足度を高めるためである。
満足度を高めたいのは,自分や家族だけではなく,
少々大げさに言えば,
同じ時に,同じ地平に生きている人々の生活の満足度も,
その後に生きていく人たちの満足度も,
すこーーしだけでも高めたいと思って,
これまで仕事をしてきた。
臨床心理士もその延長線上にあると思っている。
(少々大げさどころか,かなり大げさだが)

しかし,個人の意思を超えるところで,
人々の生活が壊れてしまうようなことがあれば,
一人ひとりの努力なんて,なんにもならなくなる。
臨床心理士にさえなれれば,
どんな社会状況でも人々の役に立てるかというと,
そんなことはなくて,平和であればこそだと思う。

たくさんの人たちが反対を叫んでいるのに,
今の政治家は日本をどういう方向に進めていこうとしているのか。
無責任な,人の命への責任を取ることなど決してできない政治家の判断で,
(一度なくしたら終わりの命。責任取ると言われても誰にも責任は取れない。
だからこそ自分たちで守らなくちゃと思う)

自分たちの将来を,単なる政治家に,左右されたくはないと強く思う。
政治家の暴走を止めるものとして,憲法は存在しており,
憲法は,私たち一人ひとりを守るものであるはずだ。
それを変えたいという人たちは,私たちの命を脅かしているのと同じだろう。

強調しておきたいことは,
私はどこの政党を応援するものでもないということである。

以下の記事は,ニューヨーク・タイムズ社説の翻訳です。
翻訳された団体の代表が,転送歓迎ということで流されたので,
掲載させていただきます。


ニューヨーク・タイムズ社説が批判