中国はインターネットアクセスも規制しているという話

ご存じのようにインターネットはボーダレスの世界というのが一般的な理解だろう。日本にいても世界中からの情報を入手できる。少なくとも自由主義陣営の中ではそれが当たり前。
ところが中国はちょっと違う。政府を批判する内容や特定のキーワード：「法輪功」や「ダライ・ラマ」、「天安門事件」などのキーワード検索でフィルタリングを行い、コンテンツの削除を行っているということが調査で分かった。
政府や共産党に対する批判記事を中心にそういったサイトをみれなくしている、ある意味世界中で一番進んだフィルタリング技術を持っているとアメリカの研究機関が発表した。

こわい話ではある。もしかしたらメールなどもすべてチェックしているとしたらプライバシーも何もあったものではない。まあ、中国のインターネット人口（DSLブロードバンド人口）はDSL：加入者が最も多いのは中国、２位がアメリカ、３位が日本という順番。何しろ人口が13億人もいるのだから、当然といえば当然だが、ひじょうに閉鎖的なネットであるので、ほんとうの情報が入りにくいので、余計に日本の現状などに関する情報「日本の国際貢献」「平和主義」などは目に触れることはないのだろう。
愛国主義教育に反する事実は都合が悪いのである。
ニュースソース
巧妙な中国政府のネット検閲、米の調査で明らかに