☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

青春18キップの旅、

2007-03-15 | 今日の幸せ
ネットには、知識と情報はあるけど、感動が足りない、

といったら、怒られるでしょうか?

思いきって、「青春18キップ」の一人旅を敢行。

一人旅って、いいですね。なんといっても、囲い込まれてないので、どこにでもくっつける。

すこしづつ、時間を見ながら、写真とともに、記事をアップするつもりです。

知覧の特攻会館と、串木野の、ブラリ散歩が、メインとなりますが、興味のあるかたは、別ブログをご訪問ください。

中世の秋、読み始め

2007-03-06 | ・・・シリーズ、
最初の序文を読み始めて、これは付いていけないかもと思ったけど、訳者の堀内孝一さんが、あまりに博学なので、素人の私がついていけなかっただけみたい。

本編を読み始めたら、それなりに面白い。

中世の人は、なんでもハッキリとして、喜怒哀楽の揺れが、大きかった、「と書いてある」

昔の事を現代の人間が描こうとすると、すべてが「・・・と、書いてある」ということになるのだろうが、それを文体にしている、ホイジンハ(ホイジンガ)という教授。どこか親しみがもてる。

くりかえし、改訂版の出されている、ヨーロッパでは、かなりの人気の本「らしい」

日本語でよめるのはうれしいけど、日本語にない、概念を訳す苦労がしのばれる。

美しい国へ/安倍晋三

2007-03-04 | ・・・シリーズ、
とりあえず、現首相が書いたものだから、どんな人物か、判断する材料くらいには、なるだろうと、読んでみた。

意味不明のカタカナが所々にちりばめられていて、意味不明の日本語で、戦後、いかに、自分の親やおじいさまが日本の国に尽くしたか、おさないときから、見ていたという思い出話。

靖国参拝は、批判されるべきものではない。

年金は、将来貰えなくなることはない。 年金財源は、他の税金とは別にしてあって、5年ごとの見直しで、ちゃんと続いていけるようにしてある。 年金を払ってくれる世代がすくなくなって、貰う人が多くなっても、「いくら、とは、いってないけど」貰えるらしい。

今は、6万ちょっとなのが、どうなるかは、書いてない。 セーフティーネットとしての役目は、果たせそうにないですね。あとは、自助努力で、うまく組み合わせて老後の生活を組み立ててください。

教育改革の章。 まるで、強制的に詰め込めば、学力は向上するといわんばかり。生徒の学力が下がったのは、教師のせい?

情緒的、主観的な文章で、どこかの井戸端会議を聞かされてるようだった。

伊吹文明、日本は同質発言

2007-03-01 | 今日の幸せ
「日本は極めて同質な国」 伊吹文科相が民族めぐる発言(共同通信) - goo ニュース

:大和朝廷は、東北を蝦夷地とよび、征服すべき土地との旗印のもと、征夷大将軍を送ったよね。(本当は、馬とか、金がほしかったんでしょうけど)

:北海道には、アイヌ民族がすんでいたわけだから、きわめて同質とは、言えないのでは?

:そういえば、熊襲と、蝦夷をいい間違えた人もいたよね。

:沿岸部の人って、ホリの深い人が多くない? 外国からやってきた西洋人との混血が進んだ結果じゃないのかしら?

:九州や、沖縄の人は、明らかに、体系や顔つき違うし、「きわめて同質」というのは、その点では、おかしいよね。

:でも、「民族」って、DNAの同じような人種、というのとは違うんじゃない?

:キリシタンとの、混血も、昔にあったんじゃないかしらね。

:戦後は、進駐軍との間の混血は、辛い目にあったんでしょう?

:その意味では、異質なものを排除する風潮は、確かにあって、交際結婚とか、反対する親とか、珍しいものでもみるような目で、混血の子供をみる、ということありそうだよね。


「極めて同質」というのは、「みんなで渡れば怖くない」「周りに合わせてれば、安心」よくいえば「和をもって尊しとなす」、わるく言えば、「出る杭は打たれる」「異人(身体的、精神的にも)は、いつまでも、お客さん」

いろんな反応の仕方があるのだろうが、ネットが世界中を結びつけてる現状でも、(戦後,GHQによる占領があったにせよ)異国の言葉を強制されたことがない。すくなくとも、ずっと、天皇が存在し、政治を行っていたのが、日本人であったということは、異論はないのでは、、、

ローマ帝国、中世ヨーロッパ関係の本を読んでると、国境を越えて、侵略したり、侵略されたり してる。 言葉も、生活のために必要で、母語以外を強制された。そんなことって、日本は、ないよな、、、やっぱり「極めて同質」と、言えない事もないかな、と思うのである。

だからといって、外交ベタのいいわけには、ならないだろうけど。

この発言、何かクレームがついたのかしら?

「見た目」依存の時代、読了

2007-03-01 | ・・・シリーズ、
♪おれた タバコの吸い殻で、、、、爪も染めずにいてくれと、女があとから泣けるよな、、、♪

「化粧なんか、しなくてもいいよ。エプロン姿がよく似合うね。etc...」

そんな言葉にホロリとする女心。 歌謡曲によくあるセリフ。

この本を読んで、そうか、と、得心。

身体加工ビジネス、コスメフリーク,一重まぶたというコンプレックス。自分の目より、世間の目。
(と、本の中から、言葉をピックアップしてみた)

平安時代は、いくら、「ひきめ、かぎばな」が美人だったと言われても、今のトレンドに合わなければ、イヤ。
流行を少しずつ意識的に変えるビジネスに乗って、安心したのも束の間、また、次のイメージが現れて、かくて、お金の余裕のあるものは、高価な商品を買い、もっと手っ取り早い、整形に頼り、自分の本当の姿を否定する。

でも、どこかで、そんなのを、永久に追いかけることに、疲れてストレスを感じてるところに、
「何もいらない、そのままの君で充分素敵だよ」といってくれる異性が現れたら、ホッとする。
自分自身が否定していた私を認めてくれる人がいる。。。。ということなんだろう。

家族を持ちたがるのは、少なくとも、家族の中では、そのままの姿を承認し合えるから、という説を聞いたことがある。

この本は、どういうところに落ち着くのか、ここまで、化粧や整形に否定的な論調でどうするのか、と考えながら読んでいたが、落ち着くところにおちついた。

個性を大事に、老いを受け入れ、その時の自分にふさわしい身体をめざす、「スロー・ビューティー」

「何かを所有し、操りたいと思った瞬間から、その対象物に所有されてしまう」
「目標をもって努力するのは、いいが、努力の内容が自己目的化してしまう」

さらに、目にみえる変化に、達成感をもつようになる。(ボディビル、整形)

だから、変化があきらかな部分に、お金をかけても惜しくない。

ナルホドネ。

「見た目」依存の時代

2007-02-28 | ・・・シリーズ、
少し軽い読み物を読んでから、また中世に戻ることにしよう。

「自分自身を晒さずに、容姿問題を語る人は信用できない」
(石井政之)

”美という抑圧が階層化社会に拍車をかける” という副題がついてる。

ユニークフェイスの会長、石井政之氏と、資生堂の客員研究員をやってる石田かおり女史の共著。

男性の立場、それも、顔におおきな痣があって、子供のときから、様々な経験をしてきた男性と、化粧を哲学的にとらえる女性。 かなり、論調は違うけど、いままで、あまり縁のない分野。 いろんな言葉を覚えた。

ユニークフェイス
カモフラージュメイク
メトロセクシュアル
ボーテコンシェルジュ:メーカー枠をこえた化粧アドバイザー

アンチエイジング医療

日本は、ご神体(みせない)、アメリカは顔出し。

コンプレックスビジネスには、満腹とか、満足がないので、いくらでもエスカレートする。

肉体価値のインフレ現象。

「ビューティーコロッシアム」という、見せ物番組

「キモメン、ニート、オタク」は恋愛障害者である。

化粧をして、身なりを整えることで、頑張れる事がある。

_____
容姿の問題を語るって、実に難しい。
ほめるのは、簡単だけど、現実を認めることは,難しいかも。

自分1人で生きているのならいいけど、人の目を通して判断することが多いものね。

ベルギー ヨーロッパが見える国

2007-02-27 | ・・・シリーズ、
ヨーロッパに行く時の乗り換えで、空港だけは、降り立った国なのだが、このベルギーという小国が、列強に侵略されながら、どう戦ってきて、今の形になったのか、なぜ、世界の連合機関の多くがこの国におかれているのか、不思議だった。 その謎が、解ける本。

ワロン地区とフランデレン地区で、話す言葉が、フランス語とオランダ語にわかれ、そのほか、ドイツ語圏もあり、はたまた、フリジア語というなじみのない、言葉も使われているようだ。ケルト族とゲルマン族の寄せ集め。

ノルマン・フレンチ
Law and order
Act and deed

同じような意味なのに、後者は、ノルマン・フレンチ

言語戦争は終わらない。言語と境界線の一致しない問題

フランデレン地区のオランダ語といっても、いくつもの方言の寄せ集めで、その集合体をフランデレン語とでもいえる。 これが後に英語に発展。

ヨーロッパ大陸で初めて鉄道敷設
イギリスに続き、産業革命
オリエント急行の焼死者、ベルギー実業家

70%は原子力発電

たくさんある修道院でつくっていたビールまだ、健在。
ランビックと呼ばれるビール
一次発酵したものにサクランボをプラスするとクリークになる。木イチゴをプラスすると、フランボワーズになる。


フリッツとフライドポテトを呼ぶ。ムール貝、チコリ、白アスパラ

フランデレンはカトリックが多く、出生率が高いので、人口比率が多くなる。

ブリュッセル自由大学では思想の自由がある。

レーヴァン大学、カトリックではヨーロッパで一番古い大学、ローマ教皇の免許で創設される。

SWIFT=金融機関伝達サービス

ブリュッセルの27%は外国人(1994)

原爆の原料、コンゴ産ウランはベルギー、センギエールにより米国へもちこまれ、この原料をつかった原子爆弾が広島,長崎へ、

一橋大学の前身は、アンヴェルス商学をモデルにした。

1831年成立の革新的ベルギー憲法の諸国への影響
すべての権力は国民に由来する。 皇室は、現在の日本皇室のような立場でつくられた。

ベルギー中央銀行は、日本銀行のモデル

欧州大学への、官僚子弟の留学

Leuven 市庁舎,地下のビール博物館。

日本という国が、同一民族(大陸からうんぬんは別として)、同一言語で、綿々と続いてきて、いろんな国の侵略を受けなかったということが、国民性に、どう影響するのか、、、外交が下手なのは、当たり前のような気がしてくる。本当の意味で、生死をかけた周辺国との、駆け引きが必要な時代というのは、なかったのではないだろうか。

文学と学問

2007-02-24 | 記憶に残したい言葉
文学的な叙述と経験された現実が一致することはまれである。
(ドイツ中世の日常生活より)

塩野七生さんが、おりにふれ、「私は学者ではない。学者のかたが、重箱の底をつつくような研究をされたものを利用させていただいて、一般の人のわかりやすいような、物語を、再構築したのだ。」というようなことをおっしゃってる。

5W1H, =Why、What、Who、Where、When、How  最後は、do で締めるのだが。

作文の基本で、それぞれの要素について、別々の人が書いて、組み合わせて、遊ぶゲームを中学時代にやって、笑ったものだ。今でもやるのかな?

what who where when do は、資料や史実から,経験された現実をかなり正確に知る事ができるが、why とhow これは、資料として残すことがほとんどない。個人の日記みたいなものが、たくさん、あれば、すごく、参考になりそうだけど。で、これを想像しながら、文を膨らませる能力を小説家は、豊かにもってるのかしらね。

ドイツ中世の日常生活

2007-02-23 | ・・・シリーズ、
5章にわかれていて、 騎士、農民、商人、手工業者、娼婦その他、という分け方で、違う研究者がだした論文を訳したもの。

とても、読みやすくて、中世の人が、目の前に生き生きと浮かんでくるようだ。

最近は、あまり資料がなくて、研究が進んでない階層的には、下の人々に焦点をあてた研究が盛んらしい。

中世社会史、とか中世日常史というらしい。「軽やかな書物は、歴史書として翻訳されない」という日本アカデミズムの伝統がくずれて,私などは、嬉しいかぎりだ。

ヨーロッパの観光地には、よく中世の建物がよく保存されている地域です、というのがあるが、中世の生活がわからなければ、「フーン」という感じで、「来た、見た、帰った」になる事がおおかった。

旅行の計画を立てるのもいいが、中世関係の本を読んでるうちに、自然に、訪問したい場所が決まってくる。

メモです:

騎士:
騎士の必要性の低下、彼らの住まいの湿っぽくて、薄暗い様子。
貴族は、農民からの貢租は同じでも、生活水準の向上が、相対的に騎士を貧乏にした。

農民:
旧約聖書に、労働は呪い。とある。
農民の労働は、地位の低いものとされた。
村落表胴体は、共同の飲食で強くなる。

商人:
自制のない利潤追求は、法や道徳のいかなる生涯も打ち破る事ができた。
(現代だって、同じ。商品を右から左にうつすだけで、莫大な利潤が得られるとなると、、、)


中世の秋の、ホイジンハ or ホイジンガー

2007-02-22 | 今日の幸せ
中世といえば、「中世の秋」は外せない。

ところで、この著者、いろいろなカタカナで表記されるようだけど、このよみかた何語?

ホイジンハ
ホイジンガー

そのうち、アンテナたてておけば、わかるかも。

メモに残しておくことにする。

検索しても、語学からアプローチしたページがなかなか見つからない。

追:オランダで使われてる「フリジア語」というものらしい。おしえてgoo, 感謝