☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

岩手の食事/聞き書きより、

2006-08-31 | 記憶に残したい言葉
食卓の向こうに作物がある。

昭和の始めのころの、岩手における食事は、どのようなものであったか、全県が四国全体とほぼ同じ面積をもつ岩手を、5つの地区にわけて、それぞれに地域の食事の特徴を説明したものであるが、ほぼ、自給自足で、しかも、寒い冬を乗り切るための保存食の智慧。 病院も遠く、民間薬にたよることが多かった生活。

飢饉の時にも、対応できるように、ドングリやトチの実など、長期保存が可能であったものを非常食として準備する。

そんな生活には戻れないまでも、野菜や花の一生を知り、どのようにして、作物が、食卓に運ばれてきているのかに思いを馳せる時間をもつキッカケをくれた今年のミニ家庭菜園に万歳! 来年は、ゴーヤも枝豆も作ってみようと、今から楽しみにしているおめでたいワタシ。

それにしても、食卓にのぼる食材が、いったいどこからどんな加工段階を経て、どんな添加物が使われて、この値段でやってくるのだろう、と、教える授業があってもいいかもしれない。口にいれるものは、命の素。

サプリメントだ、なんとか水だ、と騒ぐのは、そのあとでいい。