☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

人生の終わり方/食べられなくなったら、、、

2008-02-04 | 今日の幸せ
参考記事:
篤姫館&西郷隆盛終焉の地

ひさしぶりに、かつての親しかった友人と、出かけたついでに会った。

:ねぇ、水を飲むこともできないで、点滴の袋を一杯ぶら下げられていながらも、意識がハッキリしてきた母親が、

「もういい、死んでくれればいいのに、このオンボロめ!」

って、叫んでたよ。 自分の身体が、思うように動いてくれないのは、意識がハッキリしてるほど、「ツライ」みたい。

:本で読んだんだけど、ある部族では、ネタキリっていうのが、ないんですって。

:ということは、治療しないのね。

:動けなくなると、枕元に食べ物だけおいておくんだって。

:で、自分で食べられるものだけが、生き残るわけ?

:そうなの、それで、食欲がなくなって、食べなくなると、そのまま死んじゃうわけ。

:医療行為をどこまで受けるかの判断がますます難しくなってるよね。

:薬でコントロールされて、いいわけないよね。


共同体の中での、シキタリに従って生きるのが、大事な世界がある。

でも、選択の自由を認めることも、これからは、ますます大事になってきそう。

死の人称/バカの壁&死の壁

2008-02-04 | ・・・シリーズ、
かなり売れたらしい、養老孟司の本2冊。

穢れの記述については、??? の部分もあったが、なかなか面白い、視点で、壁の向こうにあって、みえにくいものを解説していた。

情報が変わるのではない、変わるのは、人の身体のほうである。

人の死を人称で、分けると、

1、私の死、これは、死んだら本人の意識はないので、じっさいには経験できない。
2、自分と親しいあなたの死、これが一般に一番、悲しみや強い影響を及ぼす。
3、そして、三人称の死。「本日の交通事故死、○○県、3名」、「テロに巻き込まれて、23名死」
  
最近であれば、死には、至らなくても、「冷凍餃子で、重体6名、」みたいなこと?