音楽の樹 加藤ピアノ教室

音大卒業と同時に当地で教室を始めてピアノ教師歴47年になります。

エキストラ

2014-01-17 23:16:00 | オペラ
四方津でピアノ講師をしている加藤賀津美です。

趣味で市民オペラの合唱をやっています。
「アイーダ」公演まで残り2ヶ月です。

オペラの上演は、家が一軒建つ位のお金がかかると言われています。
舞台上に出ないスタッフさんも大勢います。
例えば、舞台に出るタイミングを合図してくれるスタッフさんもいます。
衣装係さんも複数名いて、衣装がほころびたりしてもスグ対応してくれます。
実に多くの方の手助けで成り立っています。
大道具とか、小道具とか、メイクさんとか・・・

お金がかかるのでチケット代が高額な場合が多いですが、市民オペラは割と安く聴けます。
ご興味ありましたら聴きにいらしていただけると嬉しく思います。

きのうからエキストラの方々が稽古に参加しました。
歌わないけれど、舞台に立つ人たちです。



この場面を何回か練習しました。
楽しかったですよ!

エチオピア人捕虜

2014-01-14 21:11:00 | オペラ
四方津駅前ピアノ教室の加藤賀津美です。
年賀のご挨拶もしないうちに1月も半ばになってしまいました。
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。

趣味のオペラに、毎週立川まで通っています。
オペラ合唱団の「アイーダ公演」まで、2ヶ月程になりました。

アイーダはエジプトに捕らえられているエチオピアの王女です。
エジプトとエチオピアは戦かっていています。
サッカーの応援歌にもなった凱旋の合唱曲は、エジプト軍の勝利を祝う歌です。



凱旋のシーンでエチオピア人捕虜が広場に引き立てられてきた所の練習をしているところです。
赤丸の中が捕虜で、私はこの役です。
私と私のすぐ前が男役なので、立て膝して男らしく演技していますが、そう見えますか?

エジプトの将軍ラダメスが、私たちを自由にしてやってくれと王様に頼んでくれました。
しかし、司祭のランフィスが異議を唱えているので、助かるのか殺されるのか、仲間で心配しながら顔を見合わせています。

最も演技しがいのあるシーンです。
若い兵士の設定なので、相当実年齢より若者に見えなくてはいけません(笑
でも、遠い道のり飲まず食わず、鎖に繋がれどつかれて弱っています。
元気すぎてもいけないし、残虐なエチオピア兵士らしくなくてはいけないし、処刑されそうな場面なので命乞いもするし・・・毎回、考えながら演技を変えています。

弱った感じをやりすぎたら「加藤さん、年寄りを演じないで。」と演出家からダメ出しされちゃいました。
苦しさを表現していたら、年寄りの演技になったようでした。。。
この写真の時は、それよりはシャキっとしてみました。

交通事故での膝の骨折をかばいながらで、思うようにいかないところもあり残念です。