音楽の樹 加藤ピアノ教室

音大卒業と同時に当地で教室を始めてピアノ教師歴47年になります。

小宮路敏先生

2023-08-19 10:13:23 | ピアノ教室
四方津駅前のピアノ教室講師・加藤賀津美です。

去年亡くなった父の新盆が終りました。
訪問客が多いわけではなく、サブスクの映画観たり本を読んだりのんびり過ごしました。

新盆に来ていただいた会うのは初めてのお客様と、共通の話題がありました。
玉川大学ご卒業と聞き、小宮路敏先生のお名前を私が出しました。
その方が小宮路敏先生の授業を大学で受けたと聞き、話が盛り上がりました。

35年位前ですが、国立音大の特別講義をされた当時玉川学園初等科の音楽を担当されていた小宮路敏先生の指導がとても楽しかったのです。
あまりに心揺さぶられて、後日授業の見学を申し込みました。
朝礼から見学すればと小宮路先生から提案され、その日は一日中授業を見学しました。
自主的に生徒が進める授業にも驚き、生徒たちが歌っていた曲をソロで歌わせてもらったり、夢のような一日でした。


授業のない時間に、小宮路敏先生が話を聞いてくれたり、私の楽譜にサインしてくれたり、後日ソロ歌っている私の写真を送ってくれたり、本当にありがたい一日でした。
朝稲は当時結婚していた時の姓です。



百年泥

2023-08-13 15:58:44 | ピアノ教室
四方津駅前のピアノ教室講師・加藤賀津美です。

昨年亡くなった父の新盆で、期間中は家にいます。
あす月曜日は17時以降はレッスンします。
台風の影響次第では休講の可能性もありますが、山梨は通過しないようですね。

「百年泥」読みながら来客待ちです。


短い小説ですが、読みかけて中断してしまった本です。

事情がありインドに日本語教師として働きに行った女性の体験ですが、IT企業のお偉いさんが翼を付けてスマートに通勤したり、河が百年ぶりに大氾濫してその泥の中から妙なものが出てきたり、現実でない部分と日本語授業のリアリティーまぜこぜが魅力です。

ラ・クンパルシータ 

2023-08-05 10:42:23 | ピアノ教室
四方津駅前のピアノ教室講師・加藤賀津美です。

発表会の後、皆さん新しい曲を練習し始めています。
珍しいジャンルとしては「タンゴ」を選んだ生徒さんがいます。
誰でも知っている「ラ・クンパルシータ」です。

音大生の頃、卒業後の進路にヤマハやカワイの大手音楽教室に就職する音大生は多かったと思います。
私は就職活動もやらず、何考えていたのか?
私は友人に誘われるままに、現在のパナソニック製品である「テクニトーン講師養成」に応募しました。
「ラ・クンパルシータ」はその時に購入したテクニトーン用の楽譜の中の1曲です。

価格は500円、消費税ない時代です。


「テクニトーン」は電子オルガンですが足の鍵盤みたいのがなくて、1オクターブ低い音に切り替えるペダルが一つあります。
足の操作が楽なのでピアノを弾ければ、あとは音色を変えるボタン操作だけ覚えれば講師資格が取れました。

結局、テクニトーン講師もやりませんでした。
いつのまにか「テクニトーン」って製造中止のようだし、その名前を憶えている人っていないでしょう。
楽器は手元にありませんが、楽譜は大事にしてます。