音楽の樹 加藤ピアノ教室

音大卒業と同時に当地で教室を始めてピアノ教師歴47年になります。

ベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」

2012-12-31 20:46:00 | ピアノ教室
年末にベートーヴェンの第九の演奏が恒例となっているのは日本限定らしいですが、いい習慣じゃないですかね。

いよいよ第4楽章。
NHKは昔から国立音大が合唱歌っています。
我々の頃、学長の有馬大五郎先生がNHK交響楽団のお偉いさんだったので、我が校が合唱をやらせてもらえると聞いていました。
幸い現在も国音なので、嬉しいです。
ミーハーですが、知っている学生さんが毎年出演しているので、一所懸命探しながら聴いています(笑



今年は知り合いを3名見つけましたよ。
立川市民合唱団のサポートしてくれている学生さんです。

そのうちのお一人は中学3年生から一緒に歌っていた男の子で、もう大学院生です。
素敵なテノールさんで将来が楽しみです。



良いお年を!

2012-12-31 13:02:00 | ピアノ教室
上野原市四方津でピアノ講師をしている加藤です。

こんなこと、お若い生徒さんたちについ聞いてしまいます。
「今年は短かった?どう感じた?」
歳を取るほど1年が短くなるらしい(笑
2月まで交通事故のリハビリで入院して、自宅での生活は10ヶ月足らずだから余計短く思います。

上野原市のゴミ収集が昨日は日曜日にも拘らず実施されましたね。
助かります、ありがとう上野原!
ピンポンパンポンで何回も放送されました。



でも、ゴミ置き場にひとつもゴミ袋なしでした。
ご近所の皆さんどうされたんでしょう?
我が家だけ勘違い?と不安になっちゃいましたよ。

もし、船が沈没しそうで海に飛び込むように船客に言うとき、どう言ったら飛び込むか?
アメリカ人・・・海に飛び込むと勇敢だと尊敬されますよ。
イタリア人・・・海に飛び込むと女性にもてますよ。
ドイツ人・・・・海に飛び込むのが規則です。
そして日本人には・・・皆さん海に飛び込みます。


こんなのを昔聞いて大笑いしたけれど、私も典型的日本人でした。
みんな一緒にゴミ出そうよ。

良いお年をお迎えくださいkadomatsukagamimotifuji

カヴァレリアの合唱

2012-12-29 16:49:00 | オペラ
12月15日に立川市民オペラ「カヴァレリア ルスティカーナ」が終わりました。
合唱への拍手が大きくて、嬉しかったですね。
特に教会の部分。
ストーリーがワイドショーねたにでもなりそいうな三角関係のもつれで、恋人同士の大喧嘩もあり、妻を寝取られた男が浮気相手の男を刺し殺すのなんだと物騒なオペラです。
しかしマスカーニはそれに清らかな感動的な音楽を合唱で聴かせてくれます。

個人的にも最後の絶叫が、過去の本番や稽古のどれよりも声が出た気がします。
力むと喉が痛くなりますがそれもなく、気持ちよく発声できました。
このオペラは絶叫が一番のお楽しみ!

28日に内輪の声楽発表会があるので、オペラが終わっても落ち着きませんでした。
次回のピアノ発表会では歌わせていただこうと考えています。
予行演習にもいいし、はりきって練習していましたが、その日の朝に、母が転んで口内を怪我したので、それが心配で休んでしまいました。

その日の様子を友人が知らせてくれました。
オペラ指揮者の先生が急に聴きに来てくださったり、イケメンピアニスト(笑)と、その譜めくり役のピアノ科学生さんによる連弾演奏まであったそうです。
藤原歌劇団のソプラノ宮崎京子先生がリクエストされた曲を歌ってくださり、「それはもう夢のような楽しさだったわよ。」という友人の話でした。

残念!!!
来年も同じ感じにやっていただけないでしょうか?


いよいよ明日オペラ本番

2012-12-14 23:25:00 | オペラ
きのうときょう、立川でオペラ漬けです。
最後の絶叫頑張っています!
きょうは教会の前で歌うシーンでアクシデントあり。
教会に入っちゃけない人が、間違えて入りそうになったので腕を組むふりして止めました(笑
いつもいないはずの人が突然いたりとか、ソリストさんが間違えて合唱もつられたりとか、いろいろ怖いことが起こるので、どうなっても対処できるようにしたいと思います。

稽古でカゴの代用にしていたオレンジ色のゴミ籠をもらいました。
いい記念かな。

明日本番なので、おやすみなさい。



カヴァレリア ルスティカーナ

2012-12-10 22:33:00 | オペラ
上野原市四方津でピアノ教室を開いている加藤です。

立川市民オペラの「カヴァレリア ルスティカーナ」の公演が今週土曜日です。
木、金曜日に通しげいこ、場当たり、GP、そして土曜日が本番となります。

舞台はイタリア・シチリアの田舎で、合唱団員は農民です。



黒いブラウスに濃いグレーのスカートが基本衣装。
それにエプロンをして、仕事帰りの衣装になります。
エプロンをはずして、基本衣装のままでベールを被ると、復活祭のためのおめかしになります。

きのうも通し稽古でした。
主役二人の稽古を聴いていると、切なくなる場面があります。
サントゥッツァが、元カノと浮気している恋人と言い争う場面です。
森山京子さんのサントゥッツァは気がとても強く、激しく恋人を罵るところが迫真の歌唱です。
激しい怒りの後に、真っ暗な絶望の世界に落ちてしまったような表現を見ていると、稽古中にも拘らず泣きそうになります。
サントゥッツァの苦しみを追体験しています。

このオペラは、サントゥッツァの恋人(浮気してた男です)が殺されたと合唱団員が絶叫し、幕が閉じます。

Hanno ammazzato compare Turiddu! (和訳:トゥーリッドゥさんが殺された)

私がやらせていただきます。
短い台詞ですがスゴク緊張します。
でも、この役大好きです!

YouTubeにどこか外国の劇団のこの場面の稽古風景がアップされているので、ご参考までにdown
http://www.youtube.com/watch?v=ISItHNYeabI&feature=related