皆さま こんにちは
4月になりましたね。
電車の中などでも新社会人と思われる人達を見かけるようになりました。
4月ということで、組織に属している人などは「異動の季節」でもあるかと思います。
そこで・・・
今日 ご紹介したいのは・・・
平山和子 ぶん・え 北村四郎 監修
かがくのとも傑作集
福音館書店 1972年 4月1日 発行
この絵本は「かがくのとも」というだけあって、理科の授業で習うように たんぽぽについて 書かれてある絵本です。
たんぽぽを見たことがない人・・・はおそらくほとんどいないのではないでしょうか?
わざわざ植えなくても いろんな所で勝手に(笑)咲いていることが多い花ですよね。
道端のコンクリートの割れ目から茎をのばして、花を咲かせているたんぽぽもいますね。
実は、たんぽぽの根っこってとっても長いんです。
ながいながい根ですね!!
「葉が ふまれたり つみとられたりしても 根は生きています。 次々に新しい葉を作り出します。」
「根を切って植えてみると やがて 葉が出てきて ひとかぶの たんぽぽになります。」
「じょうぶな 根ですね」
とあります。(実際に絵本ではひらがなで書いてあります)
たんぽぽの根っこ、すばらしいですね。そんなに大きくない花なのに、きっと地下にずんずんと根を張っているのでしょう。
こんな所でも咲いている!!とびっくりするような所でも咲いていたりしますよね。それはしっかりした「根っこ」があるからなんですね。すばらしい。
たんぽぽに綿毛があるのはご存じの方も多いかと思います。
綿毛が風に吹かれていろいろな所に行きますね。
綿毛の先には「実」がついています。
風に吹かれて行きついた先で 実は土に落ち、根っこを出し・・・どんどん根を張って 大きく成長してやがて「花を咲かせる」たんぽぽ。
新しい場所でスタートする皆さん、まずは これからしっかりと根を張って いろいろなことを吸収して 成長していって下さい。
中には不本意ながら、新しい場所に来られた方も もしかしたらいるかもしれませんね。
まずは 着地した場所で根っこを張ってみて下さい!!
いろいろな事を吸収し、置かれた状況で「花」を咲かせることにまずは集中してみるのもいいかもしれません。
「花」が咲き、綿毛としてまたどこかへ吹かれていくころには さらに成長したあなたがいるはずです。
私も「たんぽぽのような根っこ」を持てるよう 日々励んでいきたいと思っています。