絵本に学ぶ仕事のコツ

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雨や厳しい寒さも必要なんです!!

2025年03月23日 | 仕事術

皆さま こんにちは。

ここ3日ほど かなり気温が上がり暖かくなりましたね。

今日はかなり薄着の恰好をした人たちもいました。

いよいよ春ですね~

今日スマホの新着ニュースで「高知県で桜の開花宣言」が発表されたと入ってきました。

日本で一番乗り!!です。

私の家の近くの桜はまだですが、時間の問題だと思われます。

さて・・・・ここまで前置きで話題にしているからには・・・・今日の絵本はもちろん・・・・

                   

                  長谷川摂子 文 矢間芳子 絵・構成

                      福音館書店 2005年4月1日 かがくのとも発行

                            2010年2月10日かがくのとも絵本 初版

 

わたしは き。 さくらの き。

なまえは ソメイヨシノ。

もうすぐ はなが さきます。 まっていてください。

から始まる この絵本。

ソメイヨシノ自身が自分の紹介をする絵本です。

ソメイヨシノは語っている。 あめよふれふれ てんのみずをごくごくのんで わたしの は(葉)はおおきくしげる。

みどりをふかくする。

          

夏が終わって・・・秋が来ると・・・・きれいな赤い葉っぱになりますね。

そして・・・・北風が吹くころになると・・・・         

                                  

葉っぱは落ちてしまいますが、よくみると 枝の先には 「はなの赤ちゃん」が・・・・!!

 

            

  季節は冬。

  ソメイヨシノはこう語っています。「さむさよこい。 わたしの め は さむさのなかで しずかにいきている・・・

  はるを まちながら・・・・」と。

 

 そしてそして・・・・待望の!!

 

             

 

 

  日本人の「さくら好き」は外国人の間でも有名なようです。

  日本在住の 知人のとある外国の方にも「日本人ってさくら好きですよねえ・・・」と言われたことがあります(笑)

  これから桜が咲く間 日本は大盛り上がり!! 「見に行った?」「〇〇へ行ってきたよ」とか・・・

  新入学を迎える子どもたちはわざわざ 新しいランドセルをしょって桜の木の下で写真を撮ったり・・・・と

  この時期 小物のモチーフに桜が使われていたり、桜スイーツなるものも登場していますよね。

  桜の花ばかりクローズアップされていますが、初夏の雨も、秋の季節も冬の寒さも花が咲く為に必要なんですね。

  桜の花芽は夏に作られるんです。そして秋から冬にかけて芽は冬眠するんだそうです。

  そして、冬にさらに低温にさらされると休眠から目覚め・・・・気温が上昇し始めると 花芽は成長し始め開花の最終準備に入る。(実はAI情報 (笑))

  1年の季節を生きることで、春にはきれいな花を咲かせることができる。

  そして、ソメイヨシノさんは鳥や虫たちに 自分が持っているものも惜しみなく与えています。

  すべてがつながり・・・・春に「きれいな花を咲かせることができる」のですね。

 

  私たちの仕事もきっと そうなのかもしれません。

  時には冷たい雨に降られてしまうこともあり・・・・厳しい冬(季節ではありません)を経験することもあるでしょう。

  でもそれらを経て 「きれいな花」を咲かせることが出来るのかもしれません。

  そして・・・身につけた技術や経験を惜しみなく後輩や関わる人々に伝えていくことも その人それぞれの経験値や魅力につながり

  花を咲かせることにつながるのかな・・・・と思いました。

 

  わたしも近くのソメイヨシノが咲くのを楽しみに待っています。

  そして・・・今年は一年を通していつもの桜に注目してみようと思いました。

  

                               

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もしもこんなしごとがあったら・・・続き

2025年02月23日 | よもやま話

皆さま 前回の答え、想像つきましたでしょうか?

そう!!ヴィンセントさんは、方位磁石で「南の島の方角を確かめて」→扇風機をその方向に向けます→

→双眼鏡で高い山の上で雪雲を見つけ・・・・→扇風機のスイッチをオン~→すると・・・・

 扇風機の風で山の上の雲が動いて・・・・南へ南へ・・・飛ばされて行き・・・トントがいる南の島に雪を降らせた!!

 とういう訳なのです。

 

             

 

 綿密な計画を立てて 実行し、目的を達成する!! ヴィンセントさん 「Good job です!!」

 

さて、各地で雪が降り 寒い1週間が続いておりますが、この3連休(お仕事で連休ではない方もおられるかもしれませんね)

も雪の予報など出ています。

中には雪で生活に支障をきたしている地域もあるかもしれません。。。。

私は雪国にも住んだことがあって、雪かきってほんとに大変なんですよ!!

マンション住まいだったので、屋根の雪下ろしは必要なかったのですが、一戸建てのお宅など本当に大変なのではと思います。

それでも 屋外の駐車場にとめてある車はすっぽりと雪で覆われて白い物体!!車の雪かきが大変な作業でした。。。。

そして・・・実はわたくし 南国にも住んだことアリ。

台風で雨風はすごいけど。。。。雪はありません

やっぱり 南国の人は雪にあこがれがあるんですね。

今回、この絵本を読んで あ~ヴィンセントさんのような仕事人がいて、日本列島をちょうどよく平均な状態にしてくれるといいな~

と思ったのでした。

そうしたら・・・・「大雪で大変なことになっている土地の雪雲を 南国で雪遊びをしてみたいと思っている人たちの所へ飛ばして・・・どっちも満足!!」

な状態にできるのに!!

と勝手に妄想をふくらませた私なのでした。(笑)

 

たまには こういう絵本をご紹介するのもよいかな・・・と思っていたら・・・・

日本列島が本当に大変なことになっちゃいました。

どうか被害があった方が多くありませんようにとお祈りしております。

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もしもこんなしごとがあったら・・・・

2025年02月22日 | よもやま話

皆さまこんばんは。

とってもとっても寒い日が続いていますよね。

昔はマフラーや手袋、帽子などはおしゃれで身に着けるもの・・・っていう感覚でしたが、最近ふと見ると

老若男女 みなさん当たり前のように マフラー・手袋など身に着けていらっしゃいますよね。

「防寒具として必需品」のような感覚になってきているのがわかります。

私はプラス「帽子」、いったんかぶるとやっぱり違います!!手放せません。

さて・・・

今日は おもしろい仕事をしている人をご紹介したいと思います!!

 

 ヴィンセントさんのしごと  

         乾 栄里子 文  西村 敏夫 絵  

                       福音館書店 2019年10月1日 月刊 こどものとも 発行

                             2024年2月25日 こどものとも絵本 初版

ヴィンセントさんが 朝 じぶんの事務所に着いてまず最初にすることは、郵便受けに届いた たくさんの手紙を読むこと。

それは世界中の子どもたちが送ってきた手紙です。

一番始めの手紙には、「わたしのおとうとはいたずらばかりして とてもこまっています」とありました。

ヴィンセントさんはこの手紙を・・・「むずかしいもんだい」の箱に入れます(笑)

そして次の手紙には・・・・

「ぼくのところにはゆきがふりません。ゆきがみたいです。ゆきであそびたいです みなみのしま トント」

今日はこのてがみにしましょう と決めたヴィンセントさん、何やら調べものを始めます。

たくさん計算をして、地図にいくつも線をひき、窓を開けて風の向きを確かめます。

そして・・・・裏庭に出てはしごをいくつもしばりつけて屋根に立てかけました。

大きな扇風機を背中にしょってはしごを登ったヴィンセントさん、雲より高いてっぺんに着くと さあいよいよお仕事開始です。

扇風機!? いったい何に使うの?

そのころ 南の島ではトントが公園で遊んでいます。

するとだんだん暗くなり・・・・なんと雪が降りはじめました。

みんなはびっくり!!

こどもたちは大喜びで雪だるまを作り、雪合戦をしたりして遊んでいます。

         

トントも「ぼくのてがみが届いたんだ!!」と喜びます。

TVのニュースでも取り上げられるほどです。

                   

さて、一日の仕事を終え 帰宅したヴィンセントさん、TVで 南の島の様子を楽しそうに眺めたのでした。

                                          

ところで・・・・南の島ではなぜ 雪が降ったのでしょうか?

ヴィンセントさんはどんな仕事をしたのでしょうか?

   ~ヒント~

    ヴィンセントさんがてっぺんに持っていったものとは・・・・

      扇風機・方位磁石・双眼鏡でした。

 

 この絵本の内容をご存じの方は おわかりだと思いますが・・・・

 あらすじの文章とヴィンセントさんの持ち物からだいたい想像できるかな?とも思います。

 いろいろ思いめぐらせ 楽しんでみて下さいね~~。

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持っている能力に胸をはって!!

2025年02月04日 | 仕事術

遅ればせながら・・・・(苦笑)

本年もどうぞよろしく お願い申し上げます。

年が変わってあっという間に1か月が過ぎてしまいました。。。。

今年もかな~りMyペースな更新になりそうな予感が・・・・

でも 1回1回の更新を大切にしていきたいと思っております。

今回もどの絵本をご紹介するか悩みに悩みました。

結局、昨年の年始めにご紹介しようと思っていた絵本をご紹介したいと思います。

 「とべ! ちいさいプロペラき」です。

      

                

                            小風さち 作 山本忠敬 絵

                                       福音館書店 1989年4月1日月刊「こどものとも」発行

 

あたらしいプロペラ機は 格納庫で 初めて空へ旅立つ日を待っていました。

そこへ、外国からやってきた おおきなジェット機が 一休みのため 入ってきます。

パイロットのおじさんが 「おまえが てんとうむしに見えちまうな」と言ったのを聞いたプロペラ機は はずかしく思ったのでした。

その夜、格納庫の中で ジェット機がプロペラ機に声をかけます。

「きみはなかなか いいエンジンを持っているな。音でわかるよ」

プロペラ機は「あなたは なんて大きくて どうどうとしているんでしょう」と返します。

するとジェット機はプロペラ機にこんなことを話します・・・

広い空では ぼくらの大きさのことなど忘れてしまうよ」

よく朝、パイロットのおじさんは丁寧に プロペラ機を調べ よし、初飛行!!

いよいよ滑走路へ向かいます。

他のジェット機が 「あんなに小さなプロペラ機が行くよ」とささやく中 プロペラ機はだんだん不安になります。

さあ!! いよいよ プロペラ機の番がきました。

「さあ 行くぞ!!」パイロットのおじさんが言います。

「いいか 胸をはれ 空をみるんだ よし、とぶぞ それ!!」

        

               

 

  小さい プロペラ機は胸をはって 力いっぱい 飛び続けました。

 

今回の主人公は小さなプロペラ機です。

皆さんは飛行機に乗ったことがありますか?

ジェット機?プロペラ機?

私は1度だけ 小さなプロペラ機に乗ったことがあります。

ジェット機には赤ちゃんのころから数えきれないくらい乗っているけど、プロペラ機にのるのは初めて。

いざ 乗ってみて 離陸する時に 「ぶるんぶるん ぶるるん ぶるるん・・・」という音を感じて 最初はなんとなく不安に

なった私でした。

でも 乗ってみて 大感動!!

飛行機からの景色が最高!!なのです。

地上からの距離が近い所を飛ぶので 上空からすばらしい景色が見れます。

 

私たちも 飛行機と同じで それぞれ 持っている能力が違います。

当然 役割も違います。

要は「それを生かすかどうか」だと思うのです。

パイロットのおじさんがプロペラ機に言ったように「胸をはって 空を見る」

私たちも 「自分が持っている能力に 胸をはって 自分を取り巻く仕事の空間をしっかりと見て 力いっぱい 励む」

これが 大切なのではないかと 改めて思いました。

 

 

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一年の締めくくりのご挨拶

2024年12月30日 | 日記

皆さま

2024年もあと1日で終わりです。

今年一年 このブログを読んで下さった皆様 どうもありがとうございます。

自分の都合優先の私、加えてアナログ人間の私なので、いろいろ時間がかかりなかなかこまめに更新できなくて、

すみません。

今年は昨年よりも更にたくさんの人が読んで下さり とてもうれしく思っております。

来年も・・・・Myペース更新になるかもしれませんが。。。。

どうか 引き続き楽しんで下さるとうれしいです。

2025年が皆さまにとって素敵な一年となりますよう 心よりお祈り申し上げます。

寒い日々が続いておりますが、皆さまどうかご自愛して(忙しい年末年始、ご自愛する暇がない人も多々おられるかも

しれませんが・・・)よいお年をお迎え下さいませ。

 

 

 

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