絵本に学ぶ仕事のコツ

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持っている能力に胸をはって!!

2025年02月04日 | 仕事術

遅ればせながら・・・・(苦笑)

本年もどうぞよろしく お願い申し上げます。

年が変わってあっという間に1か月が過ぎてしまいました。。。。

今年もかな~りMyペースな更新になりそうな予感が・・・・

でも 1回1回の更新を大切にしていきたいと思っております。

今回もどの絵本をご紹介するか悩みに悩みました。

結局、昨年の年始めにご紹介しようと思っていた絵本をご紹介したいと思います。

 「とべ! ちいさいプロペラき」です。

      

                

                            小風さち 作 山本忠敬 絵

                                       福音館書店 1989年4月1日月刊「こどものとも」発行

 

あたらしいプロペラ機は 格納庫で 初めて空へ旅立つ日を待っていました。

そこへ、外国からやってきた おおきなジェット機が 一休みのため 入ってきます。

パイロットのおじさんが 「おまえが てんとうむしに見えちまうな」と言ったのを聞いたプロペラ機は はずかしく思ったのでした。

その夜、格納庫の中で ジェット機がプロペラ機に声をかけます。

「きみはなかなか いいエンジンを持っているな。音でわかるよ」

プロペラ機は「あなたは なんて大きくて どうどうとしているんでしょう」と返します。

するとジェット機はプロペラ機にこんなことを話します・・・

広い空では ぼくらの大きさのことなど忘れてしまうよ」

よく朝、パイロットのおじさんは丁寧に プロペラ機を調べ よし、初飛行!!

いよいよ滑走路へ向かいます。

他のジェット機が 「あんなに小さなプロペラ機が行くよ」とささやく中 プロペラ機はだんだん不安になります。

さあ!! いよいよ プロペラ機の番がきました。

「さあ 行くぞ!!」パイロットのおじさんが言います。

「いいか 胸をはれ 空をみるんだ よし、とぶぞ それ!!」

        

               

 

  小さい プロペラ機は胸をはって 力いっぱい 飛び続けました。

 

今回の主人公は小さなプロペラ機です。

皆さんは飛行機に乗ったことがありますか?

ジェット機?プロペラ機?

私は1度だけ 小さなプロペラ機に乗ったことがあります。

ジェット機には赤ちゃんのころから数えきれないくらい乗っているけど、プロペラ機にのるのは初めて。

いざ 乗ってみて 離陸する時に 「ぶるんぶるん ぶるるん ぶるるん・・・」という音を感じて 最初はなんとなく不安に

なった私でした。

でも 乗ってみて 大感動!!

飛行機からの景色が最高!!なのです。

地上からの距離が近い所を飛ぶので 上空からすばらしい景色が見れます。

 

私たちも 飛行機と同じで それぞれ 持っている能力が違います。

当然 役割も違います。

要は「それを生かすかどうか」だと思うのです。

パイロットのおじさんがプロペラ機に言ったように「胸をはって 空を見る」

私たちも 「自分が持っている能力に 胸をはって 自分を取り巻く仕事の空間をしっかりと見て 力いっぱい 励む」

これが 大切なのではないかと 改めて思いました。

 

 

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サンタさんのマニュアル

2024年12月14日 | 仕事術

皆さまこんばんは。

早いもので 12月ももう半分が過ぎようとしていますね。

クリスマスまで10日余り、 街にはイルミネーションが輝いていたり、クリスマスグッズがたくさん売られていたりしますね。

年末を迎え、お仕事がかなり忙しい皆さんもおられるかと思います。

皆さんはどんなお仕事をされているのでしょうか?

12月がかき入れ時のお仕事をしている人の一人に「サンタさん」もいます。

皆さんの業務でもなんらかのマニュアルがある人もおられると思います。

今日は「サンタさんのお仕事マニュアル」の絵本をご紹介したいと思います。

「サンタさんのお仕事マニュアル」

                 大日本絵画 2020年 初版 

   (すみません。。。。この写真だけ向きがどうしてもなおらなくて・・・・直したはずなのですが、ブログに入れると元のまま。。。。う~ん。。。なんでだろう

     お見苦しくて申し訳ありません)

    (おまけに、 最初に同じ写真が ドドーンと入っちゃって。。。。消すことができません。。。。涙) 重ねておわび申し上げます)

 

 

この絵本は北極本部のエルフさんたちが サンタさんの仕事がスムーズにいくように 作成したお仕事マニュアルの絵本です。

いろいろな係のエルフさんたちがそれぞれ分担してマニュアルを書いています。

サンタさんがすることのリスト、そりのどこに何が入っているか、

                                 

9頭いるトナカイの扱い方、

             

 

北極を出て世界中にプレゼントを配りに行くルートマップ!!(ジャンボジェットを追い越すときは ジングルベルを鳴らすなど)

                           

スカイ・ハイウェイに乗ったら トナカイを3匹ずつ並べる フォーメーションを組んでスピードを上げて下さい!!

濃い霧の時は視界が悪いので、「ルドルフ」に先導させましょう!!など・・・

ルドルフとは みなさんご存じの歌にもある「赤鼻のトナカイさん」のこと。

このルドルフ、暗闇で光るジェルで鼻をみがいてもらうのが好きなんだとか・・・(笑)

この絵本にはさまざまなお約束事が書かれてあります。

そりにのった際、「トナカイのハーネスはしっかりついているか?」確認!!

プレゼントは「防雪ぶくろ」に入れてぬれないように!!

えんとつから出て部屋に入る前には「ブーツをきれいにふきましょう」

などなど・・・・

そして、いろいろなピンチにも対処する方法もたくさん書かれてあります。

ついた家に「えんとつがない場合はどうやって家に入るの?」とか・・・・

もし 子どもに見つかってしまったら・・・・とか

もし ひげが凍ったら・・・・→大丈夫「コオリナイン」があります(笑)  市販の薬みたいですね。

渡すプレゼントが壊れた!! リボンがとれた!! 靴下に穴があいた!!などなど

この絵本はしかけ絵本になっていて、各所にめくる部分があるんです!!

見ていて楽しい絵本ですよ。

忙しい年末に リフレッシュできてほっこり楽しめる クリスマス絵本なのです。

小さい子どもさんがおられる方はもちろん、大人でも十分楽しめますよ。

一応、このブログのコンセプトは「仕事術」なので、仕事術らしきことも書いておきたいと思います (笑)

    「備えあれば 何がおこっても大丈夫!!」

 

 

 

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多様性が勝つ!!

2024年11月23日 | 仕事術

皆さまこんにちは。

朝晩など一気に寒くなりましたねえ。

お元気でお過ごしでしょうか。

さて、今日は・・・

前回に引き続き、皆さまがよくご存じの物語を取り上げたいと思います。

「さるとかに」です。

さるかに合戦という名前で記憶しておられる方もおられるかと思います。

実は私もそうです(笑)

今回このブログを書くにあたって いろいろな絵本を読み比べてみたところ、少しずつ違うんです。

例えば 登場する物? 棒(もちろん、役割があるんです)が出てくる絵本もあれば、出てこない絵本もある。

そして、物語の冒頭、かにが「おむすび」を持っていて、それをかきのたねと交換してほしいとさるが言う場面。

違う絵本では「おむすび」は持っていなかったりします。(笑)

囲炉裏に潜った「くり」がさるに跳ね返るのが「背中だったり・・・」

まあ、作者が伝えたかったことには影響を与えないこと だと思いますが、文章を書く人によって 微妙な違いがあり、同じ物語

でも、いろいろな絵本を読み比べてみると 面白い発見があったりするんです。

話が横道にそれましたが・・・・

 

では、ご紹介致します。

   さるとかに    神沢利子 文  赤羽末吉 絵       2017年10月1日 初版 BL出版(1974年に銀河社から発行された作品を復刊したと記載あり)

                                                                   

 

かきのたねをひろったさるが、おむすびをひろったかにに、「おむすびは食べてしまったらなくなるが、このたねを埋めると

大きな木になり、おいしいかきがたくさんとれるよ!!とりかえないかね?と持ち掛けます。

かには、かきのたねを庭に埋め、一生懸命世話をします。やがて大きな木に成長し、おいしそうな真っ赤なかきがたくさん実りました。

しかし・・・いくら頑張っても木に登れません。。。

と、そこへ、さるがやってきて「かきをもいでやろう」とすばやく木に登り、自分ばかり柿を食べます。

かにが、怒って こっちにも柿をくれ!!と叫ぶが、さるは 青柿を「これでも 食わんかい!!」と投げつけます。

かにの甲羅に当たってしまい、かにはぺしゃんとつぶれて死んでしまいます。そして かにのお腹から小がにがたくさん生まれてきました。

小がにたちは 「きび」をまいて 出来たきびで「きびだんご」を作ります。

「さあ!!みんなで 母さんがにの 仇討ちにでかけよう!!」とそれぞれ きびだんごを腰につけて さるが住む場所までがしゃがしゃ

歩き出します。

と、そこへ 「くまんばち」に出会います。

「かにさん、かにさん どこへ行く?」「さるが住む場所に仇討ちに」「腰につけてるものは何だ?」「日本一のきびだんごだよ」

「ひとつおくれ、そうしたら 私も仲間になろう!!」

くまんばちは きびだんごをもらい 仲間になりました。

そうして、子がに達とくまんばちは 進んでいくと・・・・

順に「くり」→「牛のふん」→「うす」と出会い みな きびだんごをもらって 仲間になり さるが住む場所へと向かいます。

 

そして さるの家に着きました。 さるは留守でした。

さあ、この間に・・・・

みんなはそれぞれ場所を探して潜みます。

  くりは 囲炉裏の灰の中に。

  くまんばちは 水桶に入れてある ひしゃくの柄にとまります。

  うしのふんは 戸口の外に座り込みます。

  うすは 戸口の軒下によじ登りました。

  子がにたちは 水桶の中やむしろの下 そのほかどこにでも 入り込みました。

そして さるがかえってきました。

さるが 囲炉裏にあたろうとすると・・・・・

                             

「ぱあーん」と熱くなったくりがさるの顔に跳ね返ります!! やけどを冷やそうと水桶に行ったさるを待ち構えていた

くまんばちが・・・・

           

さるのお尻を力いっぱい さします!!    そして・・・・・

水桶から、むしろから そのほかの場所から一斉に子がにが出てきて はさみで さるを切りつけました。

                                        

どうにもならなくなった さるは 戸口へ逃げ出しました。外へ飛び出した途端・・・

               

うしのふんにすべって すってーん!!

とそこに うすが さるの上に 「ごろごろ ずっしーん」

                            

と落っこちて さるは ぺしゃんとひしゃげてしまいましたとさ。

 

 

皆さまもよくご存じのこの物語、作者の意図は別のところにあるようなのですが、「仕事術」の視点から見ると、

「多様性の力の大きさ」を感じました。

皆、それぞれの 強味をよくわかっていて、それを最大限に活かして 皆の共通の目標である さるをやっつけます。

子がに達だけでは もしかしたら さるをやっつけることはできなかったかもしれない。

仲間に加わった者たちが それぞれの強みを活かすことで それらが 相乗効果となって さるをやっつけることが出来たのでは

と思います。

 

実際の仕事の場面でも いろいろなバックグランド 能力を持つ人達が力を合わせて 目標に向かって頑張ることで「大きな力」

となるような気がしているのです。

 

 

 

 

 

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急がず 休まず!! 急がず 焦らず!!

2024年11月10日 | 仕事術

皆さま こんばんは

今日は 予告していました通り、「急がず 休まず 着々と進み 成功した」者のお話をご紹介したいと思います。

だいたいの人がご存じだと思われる、 とても有名な物語 「うさぎとかめ」です。

もしかして、予想が当たった方もおられるかもしれませんね。

とても有名なお話で、絵本もいろいろな方が文章を書き、挿絵を描き いろいろな出版社から出されているかと思いますが、偶然

とてもシンプルなバージョンをみつけましたので、今回はこれをご紹介しようと思います。

        イソップものがたり うさぎとかめ

           ジェリー・ピンクニー作  さくまゆみこ 訳 光村教育図書 2013年10月30日 初版

 

 ストーリーはお話するまでもないとは思いますが、一応 ・・・

 ある日、うさぎとかめが どちらが 速く走れるかで言い争いになりました。

 では 競争をしよう!! ということになり、みんなが見守る中、「きつね」の合図で走り出します。

 どんどん 先を行く うさぎ。

 ところが・・・うさぎは 油断して途中で 寄り道といねむり・・・

 いっぽう かめはマイペースに 休まず進みます。

 そして・・・

                 とうとう 寝ているうさぎに追いつき・・・・

 

       追い越します!!

 

 

 みんなが ゴールで見守る中 かめは到着します!!    

      うさぎさん、惜しかったですねえ。。。

 

  ゆっくり ゆっくりのかめさんでも 急がず 焦らず、急がず休まず 着実に歩みを進めた かめさんが 勝ちました!!

 

  

  さて、うさぎとかめって 実はイソップ物語だったのですねえ(初めてしりました。

   童謡・唱歌でも うさぎとかめのストーリを歌詞にした歌があるし、てっきり 日本の物語だと思っていたのです。

   この物語は教訓として いろいろな所で紹介されているので、みなさまも「耳にたこができるくらい」聞いて育ってきた方も多いかもしれません(笑)

   今回改めて、急ぐ時ほど、焦らず、そして・・・休まずに 自分ができることを着実にすることの大切さを改めて確認したので、この物語を選びました。

   内容的には 「そんなの 知ってるよ~ 当たり前じゃん!!」と思う方も多いと思います。

   この絵本はカバーにあらすじの概要が書いてあり、そこに「かめは 自分が遅いことを知っているので 休まず進み続けました」とあります。

   自分の能力を過信せず、また 適切に自分の力を知っているのも大きなポイントだと私は思いました。

   自分の力量を知った上で できることを着実に実行する、かめさんのように 日々励んで行きたいと思っております。

   かめさん!! すばらしいです!! Good Job です。

   

  

 

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スイミー つづき(遅くなりました。。。)

2024年08月04日 | 仕事術

皆さま お待たせしました。

あっと言う間に 週末、それも 日曜日!!

明日から また 一週間が始まってしまうので、なんとか今日 コメントをアップしたいと思い。。。PCをあけました。

 

さて、スイミーはみんなに 「けっして 離れ離れにならないこと」「自分の持ち場を守ること」

を約束事としてあげました。

それを守った小さな魚たちは 見事に 大きな魚に勝ちます!!

もちろん、約束事を実行するには トレーニングが必要だったわけですが(みんなが 一つの魚になって泳げるようになったとき

スイミーは 僕が 目になるよ と絵本には書かれてあります)

実際の仕事の場面でもそうだと思います。

 

スイミーのお話を読んで、まず 想像したのは 大人数でする「スポーツ」(私自身は 学校の体育以外運動らしい運動をしたことはなく、

スポーツは全然くわしくありません。)野球、バレーボール・・・・など それぞれの持ち場を守ることが重要で、バレーならコートから外に

出て みんなから離れ離れになると 集団として力を発揮できなくなりますよね。

あと!! シンクロナイズドスイミング(あっ!! 今は名前が変わったんでしたか?(笑))

これも みんなから 離れてしまうと 結果は・・・・でしょう。

 

みんなで 大きな力を発揮するためには 自分の持ち場を守る=自分の役割を全うする

けっして 離れ離れにならない=みんなで ひとつの塊として力を発揮することを意識する

ことが大切なのではないでしょうか?

団体スポーツだけではなく、広い意味でとらえると、 一つのかたまりとして仕事のチーム単位、部署単位 店舗単位 会社単位・・・などで

それぞれが自分に与えられた役割を果たし、そして、みんなで意識を一つにして(目標を明確にしてみんなで意識すること!?)励むと大きな力を発揮

できるのではないか?と思いました。

もちろん、自分の役割を全うするのも 努力が必要でしょう。

そして、自分は役割を果たせているからそれでOK!!・・・という訳でもないように思います。

やっぱり、みんなと一体になって励むことが大切なのでは?と思うのです。

そして、みんなで意識を一つにするのも 自分の役割を全うする以上の努力が必要な気がしています。

みんなで意識を一つにするには、周りもよく観察しなくていけないし、いろいろ配慮もしなくてはいけない。

みんながそれを出来たら すごい力を発揮できるんじゃないかな・・・と思う私です。

私はまだまだ・・・・なので 偉そうに言えないのですが

努力目標とさせて下さい(苦笑)

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