絵本に学ぶ仕事のコツ

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多様性が勝つ!!

2024年11月23日 | 仕事術

皆さまこんにちは。

朝晩など一気に寒くなりましたねえ。

お元気でお過ごしでしょうか。

さて、今日は・・・

前回に引き続き、皆さまがよくご存じの物語を取り上げたいと思います。

「さるとかに」です。

さるかに合戦という名前で記憶しておられる方もおられるかと思います。

実は私もそうです(笑)

今回このブログを書くにあたって いろいろな絵本を読み比べてみたところ、少しずつ違うんです。

例えば 登場する物? 棒(もちろん、役割があるんです)が出てくる絵本もあれば、出てこない絵本もある。

そして、物語の冒頭、かにが「おむすび」を持っていて、それをかきのたねと交換してほしいとさるが言う場面。

違う絵本では「おむすび」は持っていなかったりします。(笑)

囲炉裏に潜った「くり」がさるに跳ね返るのが「背中だったり・・・」

まあ、作者が伝えたかったことには影響を与えないこと だと思いますが、文章を書く人によって 微妙な違いがあり、同じ物語

でも、いろいろな絵本を読み比べてみると 面白い発見があったりするんです。

話が横道にそれましたが・・・・

 

では、ご紹介致します。

   さるとかに    神沢利子 文  赤羽末吉 絵       2017年10月1日 初版 BL出版(1974年に銀河社から発行された作品を復刊したと記載あり)

                                                                   

 

かきのたねをひろったさるが、おむすびをひろったかにに、「おむすびは食べてしまったらなくなるが、このたねを埋めると

大きな木になり、おいしいかきがたくさんとれるよ!!とりかえないかね?と持ち掛けます。

かには、かきのたねを庭に埋め、一生懸命世話をします。やがて大きな木に成長し、おいしそうな真っ赤なかきがたくさん実りました。

しかし・・・いくら頑張っても木に登れません。。。

と、そこへ、さるがやってきて「かきをもいでやろう」とすばやく木に登り、自分ばかり柿を食べます。

かにが、怒って こっちにも柿をくれ!!と叫ぶが、さるは 青柿を「これでも 食わんかい!!」と投げつけます。

かにの甲羅に当たってしまい、かにはぺしゃんとつぶれて死んでしまいます。そして かにのお腹から小がにがたくさん生まれてきました。

小がにたちは 「きび」をまいて 出来たきびで「きびだんご」を作ります。

「さあ!!みんなで 母さんがにの 仇討ちにでかけよう!!」とそれぞれ きびだんごを腰につけて さるが住む場所までがしゃがしゃ

歩き出します。

と、そこへ 「くまんばち」に出会います。

「かにさん、かにさん どこへ行く?」「さるが住む場所に仇討ちに」「腰につけてるものは何だ?」「日本一のきびだんごだよ」

「ひとつおくれ、そうしたら 私も仲間になろう!!」

くまんばちは きびだんごをもらい 仲間になりました。

そうして、子がに達とくまんばちは 進んでいくと・・・・

順に「くり」→「牛のふん」→「うす」と出会い みな きびだんごをもらって 仲間になり さるが住む場所へと向かいます。

 

そして さるの家に着きました。 さるは留守でした。

さあ、この間に・・・・

みんなはそれぞれ場所を探して潜みます。

  くりは 囲炉裏の灰の中に。

  くまんばちは 水桶に入れてある ひしゃくの柄にとまります。

  うしのふんは 戸口の外に座り込みます。

  うすは 戸口の軒下によじ登りました。

  子がにたちは 水桶の中やむしろの下 そのほかどこにでも 入り込みました。

そして さるがかえってきました。

さるが 囲炉裏にあたろうとすると・・・・・

                             

「ぱあーん」と熱くなったくりがさるの顔に跳ね返ります!! やけどを冷やそうと水桶に行ったさるを待ち構えていた

くまんばちが・・・・

           

さるのお尻を力いっぱい さします!!    そして・・・・・

水桶から、むしろから そのほかの場所から一斉に子がにが出てきて はさみで さるを切りつけました。

                                        

どうにもならなくなった さるは 戸口へ逃げ出しました。外へ飛び出した途端・・・

               

うしのふんにすべって すってーん!!

とそこに うすが さるの上に 「ごろごろ ずっしーん」

                            

と落っこちて さるは ぺしゃんとひしゃげてしまいましたとさ。

 

 

皆さまもよくご存じのこの物語、作者の意図は別のところにあるようなのですが、「仕事術」の視点から見ると、

「多様性の力の大きさ」を感じました。

皆、それぞれの 強味をよくわかっていて、それを最大限に活かして 皆の共通の目標である さるをやっつけます。

子がに達だけでは もしかしたら さるをやっつけることはできなかったかもしれない。

仲間に加わった者たちが それぞれの強みを活かすことで それらが 相乗効果となって さるをやっつけることが出来たのでは

と思います。

 

実際の仕事の場面でも いろいろなバックグランド 能力を持つ人達が力を合わせて 目標に向かって頑張ることで「大きな力」

となるような気がしているのです。

 

 

 

 

 

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急がず 休まず!! 急がず 焦らず!!

2024年11月10日 | 仕事術

皆さま こんばんは

今日は 予告していました通り、「急がず 休まず 着々と進み 成功した」者のお話をご紹介したいと思います。

だいたいの人がご存じだと思われる、 とても有名な物語 「うさぎとかめ」です。

もしかして、予想が当たった方もおられるかもしれませんね。

とても有名なお話で、絵本もいろいろな方が文章を書き、挿絵を描き いろいろな出版社から出されているかと思いますが、偶然

とてもシンプルなバージョンをみつけましたので、今回はこれをご紹介しようと思います。

        イソップものがたり うさぎとかめ

           ジェリー・ピンクニー作  さくまゆみこ 訳 光村教育図書 2013年10月30日 初版

 

 ストーリーはお話するまでもないとは思いますが、一応 ・・・

 ある日、うさぎとかめが どちらが 速く走れるかで言い争いになりました。

 では 競争をしよう!! ということになり、みんなが見守る中、「きつね」の合図で走り出します。

 どんどん 先を行く うさぎ。

 ところが・・・うさぎは 油断して途中で 寄り道といねむり・・・

 いっぽう かめはマイペースに 休まず進みます。

 そして・・・

                 とうとう 寝ているうさぎに追いつき・・・・

 

       追い越します!!

 

 

 みんなが ゴールで見守る中 かめは到着します!!    

      うさぎさん、惜しかったですねえ。。。

 

  ゆっくり ゆっくりのかめさんでも 急がず 焦らず、急がず休まず 着実に歩みを進めた かめさんが 勝ちました!!

 

  

  さて、うさぎとかめって 実はイソップ物語だったのですねえ(初めてしりました。

   童謡・唱歌でも うさぎとかめのストーリを歌詞にした歌があるし、てっきり 日本の物語だと思っていたのです。

   この物語は教訓として いろいろな所で紹介されているので、みなさまも「耳にたこができるくらい」聞いて育ってきた方も多いかもしれません(笑)

   今回改めて、急ぐ時ほど、焦らず、そして・・・休まずに 自分ができることを着実にすることの大切さを改めて確認したので、この物語を選びました。

   内容的には 「そんなの 知ってるよ~ 当たり前じゃん!!」と思う方も多いと思います。

   この絵本はカバーにあらすじの概要が書いてあり、そこに「かめは 自分が遅いことを知っているので 休まず進み続けました」とあります。

   自分の能力を過信せず、また 適切に自分の力を知っているのも大きなポイントだと私は思いました。

   自分の力量を知った上で できることを着実に実行する、かめさんのように 日々励んで行きたいと思っております。

   かめさん!! すばらしいです!! Good Job です。

   

  

 

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大変ご無沙汰しておりました。

2024年11月03日 | よもやま話

皆さま 大変ご無沙汰しておりました。

気が付けば60日以上更新していなかった様です。(苦笑)

それでも、このブログを見て下さった方が「0」になることもなく、うれしく思っています。

もしかして・・・「病気でもしているのでは?」「もしかして・・・死んじゃった?」

アラ還と書いてあったし、「身内の介護で忙しい?」

PCを苦手と公言しているので、「PCがどうかなって、どうしようもなくて更新できなかった・・・?」

などなど・・・いろいろご心配して下さった方もおられる?かどうかはわかりませんが。。。

実は、私 大きな挑戦をしておりました。

10月に資格試験を受験し、当初の予定では9月くらいまではブログを更新する予定でしたが、

このままでは本当にまずい!!・・・・と思う状況で、ブログの更新を延期せざるを得ない状況で、失礼しておりました。

さて・・・今日はとても「心に響いた言葉」をご紹介したいと思います。

     「急がば回れ」と

     「焦るな 怠けるな」(急ぐな 休むな)です。

  2番目のは 原文は英語で、Haste not , Rest not. です。

  とても有名な方が残した言葉です。

さて・・・試験勉強していても、膨大な内容に途方にくれ、時には丸暗記しようとも試みましたが、なにせ 年齢も年齢!!

さびついた記憶力ではなかなか覚えられず、日にちだけが過ぎていく毎日。。。

そんな時、TVでとある方が「私の好きな言葉は 急がば回れです」と言っていて はっとしたんです。

そして、ある意味開き直って 「時間がかかっても理解するようにしたんです」そうすると比較的頭に残りやすくなったような

気がしました。

やっぱり 上滑りの勉強だとだめなんですね。

そして、ちょっと スムーズに進んだ日があれば、すぐ「ちょっとぐらいいいか・・・」と怠けがちになりがちな私なので、

もう一つの言葉を知り かなり反省しました。

仕事でも当てはまると思います。

この2つの言葉を これからも大切にしていきたいと思っています。

2つの言葉を知るきっかけを与えて下さったお二方には感謝を申し上げたいと思います。

この場を借りて・・・「ありがとうございます」

 

次回は「急がず 休まず 着々と進み 成功した」とある物語をご紹介したいと思います。

 

 

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