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本当の意味での持続可能な職場とは? (その2)

2024年06月23日 | 仕事術

おはようございます。

我が家の庭やあちこちで見かける紫陽花がきれいに色づいてきました!!

雨はなんとなく気分も下がり?気味ではありますが、恵の雨でもあります。

梅雨の楽しみも見つけて日々過ごしていきたいと思います。

さて・・・・前置きが長くなりましたが、前回の続き、 コメントを書かせていただきたいと思います。

 

   猫の事務所でのお話、現代でもある意味「あるある」な状況ですね。

   自分たちとちょっと違う人に対して意地悪したり、無視したり・・・

   仕事の場だけではなくて、子どものころからそういう状況に何度も遭遇してきました。

   「意地悪される人」は何も悪くないのに!!・・・です。

  事務長はかま猫の能力を買って メンバーに加えますが、始めは他の猫たちへも注意もしますが、結局 他の猫たち

  の言うことを鵜呑みにして いっしょになって無視してしまいます。

  リーダーとしては残念な姿なのではないでしょうか?

 

  まずは、共に働く仲間を尊重しあい、助け合うことが一番大切な事のように思います。

  共に働く仲間を大切にしないで、本当の意味でお客さんを大切に出来るのかな?と思います。

  結局、それが明るみになった時に 社会の信頼を失い存続の危機に陥る・・・・

  (近年、このような事件がいくつかありましたね)

  本当の意味での持続可能な職場・・・・

  それは仲間を共に認め合い 大切にし 助け合って同じ目標に向かって力を合わせていくことが出来ている職場・・・

  なのではないかと思うのです。

  とは言っても・・・

  なかなか簡単に出来ることではないのかもしれません。

  現代はなんでもスピード重視、効率重視の世の中、気持ちに余裕がなくなっている人も多いのでは?と思います。

  日々いろいろな事が起こる世の中、自己肯定感が下がることも多いかもしれません。

  「つい、周りの人に当たっちゃった・・・」と思う人もいるかもしれません。(自覚しているだけ まだよいのかもしれませんが)

  矛先が向いてしまい、つらい思いをした知り合いを何人も知っています。

  ただ、そこの職場は共に「所長さん達の人間性がすばらしかった」

  だから、今も普通に営業しています。

  いろいろな話を見聞き、そしてちょっと自分も体験したことで 感じたのは「いかに 自分のごきげんをとることが大切か」

  が鍵になっているのではないかと思い始めています。

  自分の気分が良いと 他人を気遣う余裕も生まれるのではないでしょうか?

 

  皆 一人一人が日々の生活の中で、きちんと自分を大切にしてあげる事が本当に 世の中の平和の為に 必要なのでは

  ないでしょうか?

  すごいことじゃなくてもいいと思うんです。

  ほんの小さな事でも 「自分のごきげん」は取れると思います。

  自分のごきげんの取り方は人それぞれ・・・

  蛇足ですが・・・私の場合は、「自分のために 上質なお茶を 丁寧に淹れること」です。

  お茶の香りを楽しみ、時間をかけて 最後の1滴まで丁寧に淹れる。  

  淹れる時間も含めて 大切な時間となっています。

  (でも、お店で淹れてもらうお茶のほうが やっぱりおいしい(苦笑)) 

  日々の忙しい生活の中のほんの少しの時間でもいい、「自分のために 好きなことを 丁寧に楽しんでみて下さい」

 

  さて!!次回は 猫つながり・・・ではありませんが、「上手に自分のごきげんを取っている 猫」のお話をご紹介

  したいと思います。

  

  

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本当の意味での持続可能な職場とは?

2024年06月16日 | 仕事術

皆さま こんにちは。

急に暑くなりましたね。お元気で過ごされていますでしょうか?

日本列島、梅雨に突入した地方もありますね。

今年の梅雨はどんな感じになるのか?・・・・

どうか、各地で豪雨災害などおこりませんように・・・・と願うばかりです。

さて・・・・

今日は 宮沢賢治さんの物語をご紹介したいと思います。

「猫の事務所」です。

    宮沢賢治 作 黒井 健 絵  偕成社 1994年10月初版

 

   ここは 猫の第六事務所、主に猫の歴史や地理を調べる小さな役所です。

   ここには 事務長である大きな黒猫、一番書記の白猫、二番猫の虎猫、三番書記の三毛猫、そして四番初期のかま猫

   がいました。

   かま猫というのを皆さま、ご存じですか?

   かま猫というのは寒さに弱くて、夜かまどに入って寝るため いつもからだが「すす」でよごれている

   猫のことなのです。

   なので、かま猫は他の猫には嫌われるのでした。

   この事務所でも他の書記たちにいつも意地悪ばかりされているのです。

   書記という職は大変皆に尊敬されていました。

   ですので、欠員がでるとみな後に入りたくてバタバタするのでした。

   かま猫は いくら勉強ができても とても書記になれないはずだったのですが、この事務所の事務長は「黒猫」

   だったので、たまたま選ばれたのでした。

   実際、このかま猫は優秀でした。

   仕事の流れを予測して 必要な事をさっとこたえられるように準備をしている様子も書かれています。

   他の猫たちへも本当によく気遣っています。

   他の猫たちが「自分の不注意で落とした物を拾うのに無精して取ろうとして失敗したことに、助けようとした

   かま猫が八つ当たりされてしまう・・・・

 

   ある時、かま猫はかぜをひき、休みます。

   その間 事務所ではかま猫の悪口大会。。。。事務長にいろいろ吹きかけます。

   事務長まで それを信じる始末。

   翌日、かま猫はよくなり、事務所へ出勤しました。

   しかし・・・皆 かま猫のことを無視し どんどん仕事を進めます。

   かま猫は しくしく泣き始めました。。。

   泣いたり 泣き止んだりを午後しばらく続けていますと・・・・

 

   と その時!!・・・・。何かが起こります。

 

 

   こうして この事務所は廃止になりました。

 

   最後に作者?の考えが描かれています。  ぼくは半分同感です。

   

   今回はあらすじのご紹介だけさせて下さい。

   コメントは次回のお楽しみでお願い致します。

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