絵本に学ぶ仕事のコツ

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小さきものが大きな対象に挑むのに必要なこととは!?・・・

2024年07月29日 | 仕事術

 

皆さま こんばんは。

夏も本番!! 毎日暑い日々が続いていますが、皆さまお元気に過ごされていますでしょうか?

オリンピックも始まり 熱い戦いがこれからしばらく続くことと思います。

来月には高校野球も開幕しますね。

夏はいろいろな「戦い!?」がいろいろ目白押し

皆さんは何に熱くなりますか?

さて・・・前置きが長くなりましたが・・・今回は「ちいさな かしこい さかなの おはなし」をご紹介したいと思います。

ここまで書くと、絵本好きな方はピン!!ときた方もおられるかもしれません。

そう!!・・・

「スイミー」です

   スイミー  ちいさな かしこい さかなの はなし

               レオ=レオニ     谷川俊太郎 訳     好学社

 

うみに 小さなさかなの きょうだいたちが 楽しく 暮らしていました。

赤いさかなの中に 1ぴきだけ まっくろな魚がいました。

名前はスイミー。 特技は速く泳ぐこと!!

ある日 まぐろが すごい速さで突っ込んできて 一口で小さな魚たちをみんな 飲み込んでしまいました。

                                        

 

 

泳ぐのが速いスイミーは 逃げました。

スイミーは暗い海の底を泳いだ・・・こわかった・・・さびしかった・・・・とても悲しかった・・・

それでも 海の中で いろいろなおもしろいものを見つけるうちに スイミーはだんだん元気を取り戻します。

とその時 岩かげに隠れている スイミーにそっくりの赤いさかなたちに 出会います。

みんなで遊びたいスイミーは出てくるように誘います。

しかし・・・赤いさかなたちは「大きな魚に食べられてしまう・・・」と言います。

そこで・・・たくさん たくさん考えたスイミー、みんなにある提案をします。

それは 「みんなで1匹のいちばん大きなさかなのふりをして泳ぐこと」でした。

スイミーがみんなに言ったこと

        「決して離ればなれにならないこと」

        「それぞれが持ち場を守ること」

1匹の魚として 泳げるようになった時、スイミーは「ぼくが目になろう」と言って 目になります。

 

       

 

 みんなで 1匹の大きな魚になって 朝に 昼に 海の中を泳ぎ 大きな魚を追い出しました。

 で物語はおしまいです。

 

      実は 昨日ブログをアップしようと頑張っていたのですが・・・・写真の向きがおかしくて 格闘するも・・・

      結局 時間切れで 途中であきらめ アップできませんでした。

      (IT操作が本当に苦手で・・・・)

      気を取り直し 今日再度試みたら なんとか出来ました!!

      でも・・・今日はまだ月曜日。。。。

      遠距離通勤なので毎日4時45分ごろには起きるので、今日はもうタイムリミット!!(笑)

      皆さま申し訳ありませんが・・・コメントは後日にさせて下さい。

      (極力早くアップしたいと思います)

      皆さま、明日もお互い元気に励みましょう。

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自分のごきげんを取るのがとっても上手なねこのおはなし

2024年07月07日 | 仕事術

みなさま こんにちは 暑いですね~。

いかがお過ごしでしょうか?

さて!! 今日は 予告しておりました、ねこのおはなしをご紹介したいと思います。

 

ねこはるすばん 

   

   町田尚子 作 ほるぷ出版 2020年9月15日初版

 

  にんげん でかけていった。

 ねこはるすばん。と思いきや・・・から始まる絵本。

 飼い主さんが出かけたのを見ると、タンスの中から どこかに行ってしまうねこ!!

 ついた所は・・・原っぱ?                           

 そこからねこはいろんな所に行く。

 カフェ、理髪店、本屋・・・・・                       

 まぐろが食べたい ねこ は「つりぼり」へ (笑)           

 おいしいまぐろを食べることが出来たのでしょうか?

                                    

 今日という日を満喫した ねこ、 元来た道を戻り 家に到着!!

 最後は何事もなかった様子で 玄関で飼い主を迎える ねこ

 ねこ お疲れさま!!

 

    飼い主が出かけた隙に 思う存分好きなことを満喫した ねこ

    最後はやさしい顔で飼い主を迎えます。(表紙の飼い主を見送る顔、タンスを経て木の穴からどこかに到着した時の

    顔との違いがおもしろいです (笑))

    たっぷり自分のごきげんをとって 満足していると ねこも やさしい顔になるんですね(笑)

    なかなか 自分優先で考えるのが難しい人も多いとは思いますが、このねこ の様に「フルコース」とまではいかなくても

    ほんの少しでも自分がごきげんになれる事を普段からあたりまえのようにやってみませんか?

    ねこ好きな人はもちろん、特別「ねこ派」というわけではない人も、本屋さんに並んでいますので、是非見てみてください。

    個人的には 大好きな絵本です。

    

 

 

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本当の意味での持続可能な職場とは? (その2)

2024年06月23日 | 仕事術

おはようございます。

我が家の庭やあちこちで見かける紫陽花がきれいに色づいてきました!!

雨はなんとなく気分も下がり?気味ではありますが、恵の雨でもあります。

梅雨の楽しみも見つけて日々過ごしていきたいと思います。

さて・・・・前置きが長くなりましたが、前回の続き、 コメントを書かせていただきたいと思います。

 

   猫の事務所でのお話、現代でもある意味「あるある」な状況ですね。

   自分たちとちょっと違う人に対して意地悪したり、無視したり・・・

   仕事の場だけではなくて、子どものころからそういう状況に何度も遭遇してきました。

   「意地悪される人」は何も悪くないのに!!・・・です。

  事務長はかま猫の能力を買って メンバーに加えますが、始めは他の猫たちへも注意もしますが、結局 他の猫たち

  の言うことを鵜呑みにして いっしょになって無視してしまいます。

  リーダーとしては残念な姿なのではないでしょうか?

 

  まずは、共に働く仲間を尊重しあい、助け合うことが一番大切な事のように思います。

  共に働く仲間を大切にしないで、本当の意味でお客さんを大切に出来るのかな?と思います。

  結局、それが明るみになった時に 社会の信頼を失い存続の危機に陥る・・・・

  (近年、このような事件がいくつかありましたね)

  本当の意味での持続可能な職場・・・・

  それは仲間を共に認め合い 大切にし 助け合って同じ目標に向かって力を合わせていくことが出来ている職場・・・

  なのではないかと思うのです。

  とは言っても・・・

  なかなか簡単に出来ることではないのかもしれません。

  現代はなんでもスピード重視、効率重視の世の中、気持ちに余裕がなくなっている人も多いのでは?と思います。

  日々いろいろな事が起こる世の中、自己肯定感が下がることも多いかもしれません。

  「つい、周りの人に当たっちゃった・・・」と思う人もいるかもしれません。(自覚しているだけ まだよいのかもしれませんが)

  矛先が向いてしまい、つらい思いをした知り合いを何人も知っています。

  ただ、そこの職場は共に「所長さん達の人間性がすばらしかった」

  だから、今も普通に営業しています。

  いろいろな話を見聞き、そしてちょっと自分も体験したことで 感じたのは「いかに 自分のごきげんをとることが大切か」

  が鍵になっているのではないかと思い始めています。

  自分の気分が良いと 他人を気遣う余裕も生まれるのではないでしょうか?

 

  皆 一人一人が日々の生活の中で、きちんと自分を大切にしてあげる事が本当に 世の中の平和の為に 必要なのでは

  ないでしょうか?

  すごいことじゃなくてもいいと思うんです。

  ほんの小さな事でも 「自分のごきげん」は取れると思います。

  自分のごきげんの取り方は人それぞれ・・・

  蛇足ですが・・・私の場合は、「自分のために 上質なお茶を 丁寧に淹れること」です。

  お茶の香りを楽しみ、時間をかけて 最後の1滴まで丁寧に淹れる。  

  淹れる時間も含めて 大切な時間となっています。

  (でも、お店で淹れてもらうお茶のほうが やっぱりおいしい(苦笑)) 

  日々の忙しい生活の中のほんの少しの時間でもいい、「自分のために 好きなことを 丁寧に楽しんでみて下さい」

 

  さて!!次回は 猫つながり・・・ではありませんが、「上手に自分のごきげんを取っている 猫」のお話をご紹介

  したいと思います。

  

  

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本当の意味での持続可能な職場とは?

2024年06月16日 | 仕事術

皆さま こんにちは。

急に暑くなりましたね。お元気で過ごされていますでしょうか?

日本列島、梅雨に突入した地方もありますね。

今年の梅雨はどんな感じになるのか?・・・・

どうか、各地で豪雨災害などおこりませんように・・・・と願うばかりです。

さて・・・・

今日は 宮沢賢治さんの物語をご紹介したいと思います。

「猫の事務所」です。

    宮沢賢治 作 黒井 健 絵  偕成社 1994年10月初版

 

   ここは 猫の第六事務所、主に猫の歴史や地理を調べる小さな役所です。

   ここには 事務長である大きな黒猫、一番書記の白猫、二番猫の虎猫、三番書記の三毛猫、そして四番初期のかま猫

   がいました。

   かま猫というのを皆さま、ご存じですか?

   かま猫というのは寒さに弱くて、夜かまどに入って寝るため いつもからだが「すす」でよごれている

   猫のことなのです。

   なので、かま猫は他の猫には嫌われるのでした。

   この事務所でも他の書記たちにいつも意地悪ばかりされているのです。

   書記という職は大変皆に尊敬されていました。

   ですので、欠員がでるとみな後に入りたくてバタバタするのでした。

   かま猫は いくら勉強ができても とても書記になれないはずだったのですが、この事務所の事務長は「黒猫」

   だったので、たまたま選ばれたのでした。

   実際、このかま猫は優秀でした。

   仕事の流れを予測して 必要な事をさっとこたえられるように準備をしている様子も書かれています。

   他の猫たちへも本当によく気遣っています。

   他の猫たちが「自分の不注意で落とした物を拾うのに無精して取ろうとして失敗したことに、助けようとした

   かま猫が八つ当たりされてしまう・・・・

 

   ある時、かま猫はかぜをひき、休みます。

   その間 事務所ではかま猫の悪口大会。。。。事務長にいろいろ吹きかけます。

   事務長まで それを信じる始末。

   翌日、かま猫はよくなり、事務所へ出勤しました。

   しかし・・・皆 かま猫のことを無視し どんどん仕事を進めます。

   かま猫は しくしく泣き始めました。。。

   泣いたり 泣き止んだりを午後しばらく続けていますと・・・・

 

   と その時!!・・・・。何かが起こります。

 

 

   こうして この事務所は廃止になりました。

 

   最後に作者?の考えが描かれています。  ぼくは半分同感です。

   

   今回はあらすじのご紹介だけさせて下さい。

   コメントは次回のお楽しみでお願い致します。

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グッジョブな少年の仕事術

2024年05月06日 | 仕事術

GWも最終日、今は働き方が多様化しているので、GWといえど日常と変わらなく仕事をされている人も多くおられますね。

どの業種も、今は労働時間がきっちり管理されているところが多いので、あとでちゃんとお休みが取れるのでしょうけど、

自分が休みの日に働いている方々に対応していただくと、「ありがとうございます!!」と言いたくなります(笑)

 

さて・・・今日の絵本は 世間は夏休みだけど、パパの仕事が忙しくて、どこにも遊びにいけない少年が夏休みの間にした

「仕事」のお話を紹介したいと思います。

 はちうえは ぼくにまかせて

        ジーン・ジオン 作   マーガレット・ブロイ・グレアム 絵    もり ひさし 訳

                      ペンギン社  1981年初版

  なつやすみにどこへも行かないから なんでも好きなことをやってもいいと言われたトミー、

  夏休みに旅行する人の鉢植えを預かってお世話をすることに・・・植木鉢1個で1日2セント!!

  トミーの家は家じゅう植木鉢でいっぱいになりました。

  植木鉢の世話が上手なトミー、1週間経ち、2週間経ち・・・・植物はどんどん伸びて、ジャングルのようになりました。

  お父さんは「いつまで続けるんだろう・・・?」とつぶやきます。

  しかし、トミーの世話はずっと続きます。

  お父さん、お母さん、トミーは鉢植えに囲まれてごはんを食べます。

  部屋でTVを見るときは、ジャングルで映画を見ている様でした。

  トミーは「こんなおもしろいこと、今までになかった!!」と思います。お父さんは「こんなつまらないこと 今までになかった」

  とつぶやきます。

  トミーは植物がどんどん伸びて 家に入れなくなって 煙突から水をあげる・・・そして植物がぐんぐん大きくなって家が壊れて

  しまった・・・夢をみました。

  朝起きたトミーは図書館で植物の本を片っ端から調べます。

  それから・・・・園芸店に駆け込んだトミー、なんやら買い込みます。

  さて・・・トミーは何をしたでしょう?

  トミーは伸びすぎた部分を刈り込み、切り落としたのを小さな鉢に植えました。

  夏休みも終わるころ、近所の人達が鉢を受け取りに来ました。

  「前よりも素敵になってる!!」 「鉢植えがとても元気!!」

  ところで、小さな鉢植えたちはどうしたのでしょうか?

  子どもたちにプレゼントしたのです。みんな大喜び!!

  そして・・・ようやく、トミーのうちから植木鉢がすっかりなくなり・・・・お父さんも喜んだことでしょう・・・

  と思うトミーでしたが・・・・

 

  結末が気になる人は是非、本屋さん、図書館などで読んでみて下さいね。

  だいたいどこにでもおいてある絵本じゃないかなと思います。

 

 

       さて トミーはとてもいい仕事をしたと思っています。

         トミーは植物たちをじっくり観察し、植物に合わせてお世話をします。

         そして・・・大きくなって大変!!な状況に直面すると とことん「自分で調べて」「具体的な行動を起こし」

         「お客さんが満足するサービスを提供し」仕事の基本をしっかり押さえていますね。

         今は図書館に行って本で調べる・・・というよりはPCで調べる・・・・人が多いかもしれませんが、「自分で調べる」という

         事では同じですね。

         ただ・・・家族にとっては「大歓迎」ということではなく、お父さんは「いつまでするんだろう?」と不満な気持ちが絵本から

         伝わってきます。 しかし・・・結末では・・・意外なことが起きます!!

         お母さんは、文句を言ったりしませんし、お風呂で寝てしまったトミーに「明日も朝から水やりするんでしょ?」と早く寝るよう声をかけます。

         不満を感じているお父さんもつぶやきはするものの「面と向かってやめるように言わず見守っています」

         なので、トミーは思う存分自分が好きな事ができたのかもしれませんね。

         もし、逆にとても理解がある父・母のもとでやっていると、どうしてもあれこれ口と手が出てきて、「自分で考え、対処する!!」ことが出来なくなる    

         のでは?と思いました。

         そして、切り取って不要になった植物も小さな鉢に植えて、それを子どもたちに「プレゼントした」ことも地域の人たちに還元する行為をしたというこ

         とで すばらしいと思いました。

 

         いろいろなお仕事をされている人たちの行動などいろいろな媒体で、目にすることも多いですが、世間から選ばれ、愛されて

         いるお仕事をされている方(会社・団体も含めて)は皆、損得抜きに 「還元すること」も大切にされているように感じています。

 

         過日に今は小学生・中学生・高校生で「起業」する子どもがいる と知りました。

         子どもは「興味を持ったことにとことん向き合う時間が取りやすい」というメリットもあるように思います。

         そして・・・今は文明の利器もいろいろ揃っています。情報も得やすくなっていますね。

         トミーのような子どもたちもこれからどんどん出てくるかもしれません。

         「取引先の相手が小学生だった!!」という話もでてくるかもしれませんね。(笑)

         そして、新しく入ってくる新人さんたちはかならずしも学校を卒業した人というだけではなく、義務教育を学んでいる

         最中の人たちともいっしょに仕事をする!!・・・なんてことも未来にはあるかもしれません。

         私たち大人もそんな子どもたちと共にいい仕事をしていけるように、子どもたちに「いっしょに仕事をしたい」と思ってもらえるように

        「頭や心も柔らかくしないといけないなあ」と感じています。

         

         

 

         

             

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