Google Earthのストリートビューを見ると、私の家の前の道 例幣使街道も鮮明に各家の軒先まで見ることができるようになりました。最近、このストリートビューを撮影する車、（車のルーフからアンテナのように球体にカメラのレンズをつけたものが、設置されている。）とすれ違ったのでひょっとしたらと、GoogleMapを見てみたら、約50ｍごとにパノラマ写真が360度見ることができます。
2007年にアメリカの5都市で立ち上げれられ、サンフランシスコで住んでいた、私のアパートが変わらぬ姿で見ることができたときも感動しましたが、その時以上に6年で足利市でも見えるようになるとは、その進歩の速さにびっくりします。当初、公開した各国で「住宅地も写るためプライバシーを侵害している」という批判の声が多く上がり、アメリカ・ペンシルベニア州の住民がストリートビューで自宅内部を勝手に公開されたとして、Googleを相手に裁判を行う事態も起こりました。その中でGoogleが答弁として「現代では完全なプライバシーなど存在しない」と反論を述べている。のを思い出しました。
まさにその通りだと思いました。私の家の前の電柱に掲げている、後援会連絡所の看板の似顔絵はなぜかぼかしています。ぼかしていただくなくて 良かったのですが。
本題に入りますが、ICTプロフィシエンシー、これは、P検のPと、以前のパソコン検定協会が昨年から、パソコン検定から、P検と名前を変えました。P検は1級から5級まであり、タイピング、コンピューター知識、情報通信ネットワーク、情報モラルとセキュリティ、ICTを活用した問題解決、ワープロ、表計算、プレゼンテーションについての問題をマルチプルチョイス、実技で解答していきます。現在では、425の大学で入試優遇、単位認定されています。そのプロフィシエンシーという考え方は、言語教育で使われていますが、面白い概念だと思います。 流ちょうさとか実際に使いこなせているか、それをどう引き起こすか、という考え方だと 思います。宣伝させていただければ、ホームコンじゅく足利教室はその認定校であり、3級以上で 200人以上が合格しています。
最近、SNSによる、発言が県議会議員、総務省、芸能界などで問題になり、そのブログが炎上したり、そのニュースが毎日のように、紙面をにぎわしています。インターネットが始まってから、いろいろな情報交換ができるようになりました。そのツールはメールから始まり、チャット（おしゃべり）、掲示板、2チャンネル、ブログ、Twitter、facebook、Lineとどんどん進化しています。これからも進化していくと思います。同時にGoogleが答弁した「現代では完全なプライバシーなど存在しない」というのが現実になりつつあります。更に、facebookは、スマフォに登録している電話帳から、友達を紹介し、その友達の輪を自動的に広げていきます。GPSと連動し、その居場所までご丁寧に教えてくれます。例えば、旅行したとき、近くに友達がいますなんて教えてくれたりします。余計なお世話です。オーマイニュースというホームページが脚光を浴びたとき、ネットを使う誰もが、芸能レポーターというそれこそ、誰が誰をニュースとして紹介するか、誰もがネットの餌食になる可能性があります。
インターネットのビッグデータから、それぞれパソコンに表示される広告は違うと思います。それはあなたにとって有効なことかもしれません。興味のある、広告が出てくるわけですから。同じようにグノシーという、あなたのtwitter アカウントやfacebookアカウント,はてなアカウント からあなたの興味を分析し，興味にあったニュース・記事を推薦するホームページができています。使い方によっては、情報入手ツールとして時間の節約にもなりますが、知らないうちに情報操作される可能性もあります。Googleグラスも怖いところもあります。そのめがねをかけると、顔認証された相手の知りたくない情報も頭の上に自動的に現れるのです。
ネットにまみれた私たちは、情報を正しく使用しなくてはなりません。正しく判断しなくてはなりません。つまり ICTプロフィシエンシー、情報モラルとセキュリティを使いこなさなくてはなりません。twitteｒやfacebookで発信することは、不特定多数の大勢の聴衆の前で発言していることと同じことなのです。受け取る側もそれをしっかり、理解しなくてはなりません。その情報は正しとは限りません。このことは、SNSをしている、すべての人が理解することが必要だと思います。もはや、「個人情報どころかプライベートもありません。」テレビ、新聞、週刊誌も信用してはいけません。選挙がネット解禁されます。皆さんが情報を料理しておいしくいただいて下さい。
現代人の基礎知識です。
