荻原 久雄   おぎわら ひさお

足利に元気を
  そして新しい未来へ

足利市議会議員

公共施設マネジメント 4

2023年03月29日 | コラム

 足利市は直近の30年間近隣都市と比較して、人口減少率が高く、経済成長率が低かったと思われます

 

 公共施設の再編は現在の予算で、足利市を成長戦略に乗せるチャンスだと思います。その為には、市民の理解が必要です。

 必要な物は集約化と複合化し、不要なものは廃棄し、これから新たに必要なものは作らなければならないと思います。

 

 例えば、図書館は足利学校の近くに、近隣の小中学校と複合化して建設することで予算が削減できると思います。公共施設の複合化と集約化そして廃止は、それぞれ地域の特色、住宅地、商業地、工業地、農業地に関係すると思います。

 

 公共施設マネジメントは、地域の意見を尊重することが大事だと思われます。

 現在、各地域にある、公共施設は50年以上前に建設され、その時代にその地域に必要なものでありました。現在、そしてこれから半世紀、地域に必要な公共施設をこれから、その地域で生活する方々の意見を尊重することが大事だと思います。

 

 

 50年前、近隣の町の中で、足利市に一番人気デザイナーズブランドのブティックがあり、近隣都市から買い物に来ていました。高級フランチャイズ店が足利にたくさんありました。

 

 たくさんの都市銀行もありました。新しい流行の商品の販売店は足利市が最初でした。それらが近隣都市に移動してしまった原因は足利市の経済の縮小と平均世帯年収の減収だと思います。

 

 

 50年前の足利市の街の魅力に戻すには、質の高い会社が必要です。その為には、良い街づくりで会社を誘致できる条件を整えなければなりません。

 公共施設再編の中で新しい街づくり、復活のまちづくり、今までと違うまちづくりを緊急に検討する必要があると思います。

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公共施設マネジメント 3

2023年03月29日 | コラム

 この写真は 足利市民会館の緞帳(どんちょう)です。

 

 

 公共施設再編計画では、短期、中期、長期と時期を区切って、施設の集約化や複合化などを計画しております。

 

 私は、これからの公共施設を考えるとき、公共施設の役割とは何か、今まであったから、これからもあって当たり前というのではなく、本当にその公共施設がこれからも本当に必要なのか、その施設の機能や役割は、時代の流れの中でもう終わりを告げたのではないか、といった視点が非常に大切であると考えております。

 

 また、再編は将来も見据え、本市全体を見まわし、それぞれの地域が持つ地理的な特徴や、社会的な特徴にも考慮しながら、具体的に実行していくことも効率的かつ効果的な公共施設のマネジメントに資すると考えております。

 

 足利市公共施設再編計画では、短期の方向性2020年~2025年は実施計画進行中です。2026年から中期の方向性が計画されていて、公民館の複合化、小中学校の集約化、消防団詰所の集約化が決定されています。

 

 それではどの様に進めていくのか、どの様に市民に理解していいただくのか最重要課題であります。少子化の中、2021年と2022年の出生数は約700人という事実があります。5年後に700人の新入生が22の小学校に入学することになりますが、平均1学年約30人になります。11年後には11の中学校に平均約63人が入学します。できる限り早く、集約化の実施計画を策定する必要があります。私はここから、公共施設の再編を始める必要があると思います。

 

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