なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

さすがに冬

2020-12-18 17:07:05 | 日記
寒くなりました。生まれ故郷の岩手県南部は、それほど積雪の多い所ではないのですが、大雪で立ち往生する車の映像がニュースで流れて、それを見たら、誰も住んでいない実家が雪の重みでつぶれてしまうんじゃないかと心配になりました。
  コロナの感染拡大も心配です。目薬をもらいに近所の薬局に行くのもちょっと気をつかい、なるべく患者さんがいないであろう開店すぐの時間に行きました。一組の親子と一緒になりましたが、若いお母さんがすこし咳をしているだけで、変にドキドキしました。過剰な心配だとわかってはいるのですが…。


   さて、飯南町仁柿のアマビエさまです。朝刊に載っていて、なかなか立ち姿もなかなか可愛らしいので、日曜日に夫と訪れてみました。地域の方たちが、毎年年末に、次の年の干支や招き猫などを稲わらで作って飾っています。いつも素晴らしい出来なのですが、今年は特に脚光を浴びているようです。全国版のニュースでも流れたらしく、県外ナンバーの車もちらほらみかけました。
   高さ六メートルの堂々とした姿で立っています。わたしが感心したのは、稲わらを細工する技術の高さです。胸のところの波模様の美しさ、生え際の立ち上がり、足の造形などなど、素晴らしいです。地域に伝承されている技なのでしょうね。こうして次代に受け継がれていくのも素晴らしい。
 かんざしや櫛もさしているの
   皆さんが想いをこめて作った稲わらのアマビエさまは、見ていてもほのぼのとキモチが温かく
なりました。見に来ている人も地域の人もみんなにこにこ。桃源郷…。


   飯南町横野の天然酵母のパン屋さん、「木琴堂」さんです。木、金、土に開いているからもっきんどう。今日(金曜日)は、勢和の図書館に行った帰りに息子とアマビエさまを見に行って、ついでに木琴堂さんに寄ってみました。十二時開店から30分は過ぎていたので、売り切れているかなと思いながら、ふもとに車を停めて歩いて坂道を登って行きました。心臓破りの坂道をヨレヨレと。
   コロナ対策で玄関前にパンが並べられているようです。まだ、残ってたー。ライ麦のバゲットと、クリームチーズの入った帽子パン、ピザパンを買いました。こちらのパンは天然酵母のパンらしく噛み応えのあるもっちりした生地です。噛めば噛むほど味わいがある感じ。
   なんだか里山のパン屋さんめぐりが趣味になっているみたいですが、食欲がないときでも食べられるパンを買おうとすると、そうなってしまうというのが本当のところかな。いっそ自分で焼けばいいのにね。山里のパン屋さんの魅力はその立地にもあります。農家のたたずまいでこだわりのパンを焼いているその物語性に魅かれます。
 
   勢和丹生のパン屋さん ホタルカゴさん

    勢和図書館では、ひさしぶりに図書室ディスプレイから離れて自分のためだけの本をさがしました。

   年賀状のアイディアのための本を何冊かと、中島京子さんの「夢見る帝国図書館」。「夢見る…」は紫式部文学賞を受賞したそうです。すぐ読みたいところですが、年賀状の図案を早く考えて木版を彫らなければ。民芸品の「俵牛」を彫ってみようかな、それとも草原の柔らかい感じの牛さんを描こうかな。


   最近の小さな楽しみは、ウチの庭に朝8時にやってくるジョウビタキの雌と、午後2時のジョウビタキの雄。小さくってすばしっこくって、カワイイ。メダカの鉢で水浴びなんかしていたらもうそれは可愛すぎてたまりません。木をかちかち叩くような声も個性的です。雌も雄もそれぞれ縄張りがあるらしく、争いを避けて時差でやってくるようです。日本にいる期間は繁殖期ではないので、ペアになることはないのですね。ヒヨドリに追い払われてすぐに飛んで行ってしまうけれど、数少ない冬の楽しみです。小さな冬の楽しみをみつけて、不安に駆られないようにしないと。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。