2020年になりました。大阪のオカーサンのところでお年越をしてお正月を過ごし、3日に帰ってきました。だんだん、一族(?)のお正月の食料はウチが用意するような感じになり、野菜やお肉、仏壇のお花、お供えのお菓子、元旦がお誕生日の弟くんのお嫁さんのお祝いケーキ、お酒、それにウチにある食料品もすっかり大放出して車に積み込んで、大晦日に大阪に向かいました。
昨年末は、ウチの水回りトラブルで年賀状の作成が遅くなり、そのため毎年作る黒豆や田作りの準備が30日ギリギリになってしまいました。わたしのおばあちゃん直伝の黒豆は黒砂糖味です。弟くん一家が喜んでくれるので、新たに圧力鍋も購入し、なんとか600グラムの黒豆を仕上げることができました。でもいつも送っている妹のところには送ることができず、この年末は何かし残した気分でした。
ジョウビタキの雌が来た!フェンスの上にいるの わかる?
どういうわけか、大阪に行く前は体調が崩れるという情けないジンクス(?)があって、今回も病院に行こうかどうか悩む症状が少しあったのですが、行ってしまえば気が張っているせいか、なんとか大丈夫でした(帰ってきて気が緩んだ昨日、また調子が崩れたけれど)。
でも、普段の生活パターンが違うそれぞれが一緒に時間を過ごすのは、やっぱりなかなか大変です。生活の中で譲れない部分もそれぞれだし、年を重ねていくとお互い頑固になって自分のやり方に固執するし。ストレスが溜まっていたのか、次の日にわたしたちが帰るという前の晩、ちょっとしたオカーサンの小爆発がありました。それがなぜ怒られているのか全然わからないのです。
ことの発端は夫が職場の近所で出会ったわんちゃんのお話。すごく仲良くなったのに、飼い主さんの都合かなにかで他所にやられて会えなくなったという話でした。「じゃぁ、ウチでもらえばよかったのに」と軽い気持ちで言ったところ、オカーサンがそこからすごく怒りだしたのです。ねこちゃんや犬の毛が自分の家の中に落ちるのがすごく嫌いということは、聞かなくても普段の生活から想像できますが、動物を飼っているおうちの人が作る料理も食べたくないんだって。なんて失礼なお話。ウチが飼ったら追い出すとまで言われ、だいたい飼ってもいないのに怒られていることが納得できませんでした。
その前の日、「ワイルドライフ」のハリネズミの番組を息子がにこにこして観ているのに、「あー気持ち悪い気持ちわるい」と騒いでいたオカーサン。息子が「ハリネズミは害虫も食べるし、イギリスの人には大事にされているんだよ。おばあちゃんみたいな狭量な人(そんなこと言っちゃったんだ…)はイギリスにはいない。」と言ったことも関係していたのか、ウチは動物好きの理解できない家族と印象づけられていたのかもしれません。それにしても、自分の考えからはずれていると非難する癖がすごく強くなったんじゃない?そういうものなのかな?
お隣のねこちゃんを見るだけで、がまんがまん
お姑さんと同居して23年の妹から言わせると、わたしの合わせ方も良くなかったらしく、「そういうときは、違うと思ったときほど大げさに、そうだねーと相づちを打っておけばいいんだよ。」ということでした。まぁね、わたしもムキになっちゃうほうだからね。
別に深刻になるようなトラブルではないのでいいのですが、行く前に体調が崩れる原因はこんなところにあると思うな…というお話でした。こんなところで愚痴を言ってしまい、すみません。
お正月休みも今日まで。夫は青春18きっぷで電車に乗りに行きました。わたしはなんだか一日ダラダラしてしまいました。年明け早々、お風呂の水漏れを直しに業者さんも来ることだし、お掃除と片付けをがんばらないと。なんか楽しいことも書いておこう。
ミナぺルホネンの「タンバリン」 ドットの間隔が意図的に均一でないのです
今日の「日曜美術館」は「ミナペルホネン」の皆川明さん。北欧風のテキスタイルとデザインだなと思っていたけれど、生地に工夫を凝らして、シンプルな定型のデザインで展開するのは着物に通じるという見方を服飾評論家の方がされていて、なるほど、と思いました。日本の小さな町工場のようなところで、凄腕のおじちゃんおばちゃん(おばあちゃんも)達が生地の刺繍を一手に引き受けているのもステキ。わたしの好きな谷川俊太郎さんも出演していて、相変わらずステキ(皆川さんの絵とコラボして絵本を出したそう)。
なんとステキな「先輩方」
皆川さんが「理解するのが人より遅いので時間をかけてやっていて、それだと時間が足りないので
先に続けることが可能なものを作るように考えています。」といったような意味のことを言っていて、それはなにか、励みになるような言葉だなぁと思って聞いていました。年月を経たコートの袖口から、擦り切れて黄色の生地が出るようにあらかじめ考えられているなんて、感動してクラクラします。
最後に紹介された、ミナぺルホネンの60才以上(80才以上の人も)の店員さんは「先輩方」と呼ばれ、皆さんおしゃれで、本当にステキでした。憧れても手にとることはないけれど、見ているだけで豊かになれるミナペルホネンの世界だったのです。
ウチに帰ってきたら、ご近所の方が種から育てたパンジーの苗に花がついていた。嬉しい。ちょっと苦手な紫だけれど、玄関の寄せ植えの真ん中に加えてみたら意外とマッチ。今年も小さな喜びをちょこちょこご紹介していきますので、どうぞよろしく。
昨年末は、ウチの水回りトラブルで年賀状の作成が遅くなり、そのため毎年作る黒豆や田作りの準備が30日ギリギリになってしまいました。わたしのおばあちゃん直伝の黒豆は黒砂糖味です。弟くん一家が喜んでくれるので、新たに圧力鍋も購入し、なんとか600グラムの黒豆を仕上げることができました。でもいつも送っている妹のところには送ることができず、この年末は何かし残した気分でした。
ジョウビタキの雌が来た!フェンスの上にいるの わかる?
どういうわけか、大阪に行く前は体調が崩れるという情けないジンクス(?)があって、今回も病院に行こうかどうか悩む症状が少しあったのですが、行ってしまえば気が張っているせいか、なんとか大丈夫でした(帰ってきて気が緩んだ昨日、また調子が崩れたけれど)。
でも、普段の生活パターンが違うそれぞれが一緒に時間を過ごすのは、やっぱりなかなか大変です。生活の中で譲れない部分もそれぞれだし、年を重ねていくとお互い頑固になって自分のやり方に固執するし。ストレスが溜まっていたのか、次の日にわたしたちが帰るという前の晩、ちょっとしたオカーサンの小爆発がありました。それがなぜ怒られているのか全然わからないのです。
ことの発端は夫が職場の近所で出会ったわんちゃんのお話。すごく仲良くなったのに、飼い主さんの都合かなにかで他所にやられて会えなくなったという話でした。「じゃぁ、ウチでもらえばよかったのに」と軽い気持ちで言ったところ、オカーサンがそこからすごく怒りだしたのです。ねこちゃんや犬の毛が自分の家の中に落ちるのがすごく嫌いということは、聞かなくても普段の生活から想像できますが、動物を飼っているおうちの人が作る料理も食べたくないんだって。なんて失礼なお話。ウチが飼ったら追い出すとまで言われ、だいたい飼ってもいないのに怒られていることが納得できませんでした。
その前の日、「ワイルドライフ」のハリネズミの番組を息子がにこにこして観ているのに、「あー気持ち悪い気持ちわるい」と騒いでいたオカーサン。息子が「ハリネズミは害虫も食べるし、イギリスの人には大事にされているんだよ。おばあちゃんみたいな狭量な人(そんなこと言っちゃったんだ…)はイギリスにはいない。」と言ったことも関係していたのか、ウチは動物好きの理解できない家族と印象づけられていたのかもしれません。それにしても、自分の考えからはずれていると非難する癖がすごく強くなったんじゃない?そういうものなのかな?
お隣のねこちゃんを見るだけで、がまんがまん
お姑さんと同居して23年の妹から言わせると、わたしの合わせ方も良くなかったらしく、「そういうときは、違うと思ったときほど大げさに、そうだねーと相づちを打っておけばいいんだよ。」ということでした。まぁね、わたしもムキになっちゃうほうだからね。
別に深刻になるようなトラブルではないのでいいのですが、行く前に体調が崩れる原因はこんなところにあると思うな…というお話でした。こんなところで愚痴を言ってしまい、すみません。
お正月休みも今日まで。夫は青春18きっぷで電車に乗りに行きました。わたしはなんだか一日ダラダラしてしまいました。年明け早々、お風呂の水漏れを直しに業者さんも来ることだし、お掃除と片付けをがんばらないと。なんか楽しいことも書いておこう。
ミナぺルホネンの「タンバリン」 ドットの間隔が意図的に均一でないのです
今日の「日曜美術館」は「ミナペルホネン」の皆川明さん。北欧風のテキスタイルとデザインだなと思っていたけれど、生地に工夫を凝らして、シンプルな定型のデザインで展開するのは着物に通じるという見方を服飾評論家の方がされていて、なるほど、と思いました。日本の小さな町工場のようなところで、凄腕のおじちゃんおばちゃん(おばあちゃんも)達が生地の刺繍を一手に引き受けているのもステキ。わたしの好きな谷川俊太郎さんも出演していて、相変わらずステキ(皆川さんの絵とコラボして絵本を出したそう)。
なんとステキな「先輩方」
皆川さんが「理解するのが人より遅いので時間をかけてやっていて、それだと時間が足りないので
先に続けることが可能なものを作るように考えています。」といったような意味のことを言っていて、それはなにか、励みになるような言葉だなぁと思って聞いていました。年月を経たコートの袖口から、擦り切れて黄色の生地が出るようにあらかじめ考えられているなんて、感動してクラクラします。
最後に紹介された、ミナぺルホネンの60才以上(80才以上の人も)の店員さんは「先輩方」と呼ばれ、皆さんおしゃれで、本当にステキでした。憧れても手にとることはないけれど、見ているだけで豊かになれるミナペルホネンの世界だったのです。
ウチに帰ってきたら、ご近所の方が種から育てたパンジーの苗に花がついていた。嬉しい。ちょっと苦手な紫だけれど、玄関の寄せ植えの真ん中に加えてみたら意外とマッチ。今年も小さな喜びをちょこちょこご紹介していきますので、どうぞよろしく。