なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

おひな様を作ってみた

2018-02-08 17:07:26 | 日記
寒い日が続きます。月曜日、先生の都合でヨガが休みになって、午前中の時間がぽっかり空きました。
ウオーキングに行くのも気が向かず、思いつきで、おひな様を作ってみることにしました。もともと気まぐれに始めたことなので、見本も型紙もなにもなく、わたしのテキトーなイメージを、さぐりさぐり作業しながら作り上げていくという、本当に無謀な試みです。

 昔トールペイントで描いたおひな様

  月曜日の午前中、布にポリエステル綿を詰めたものとアルミの針金で男雛と女雛のボディを作りました。針と糸では縫わずに、ギュッとしてしばって木工ボンドでくっつけるという簡単なもの。
  テンションが上がる女雛から作ることにしました。極細毛糸の茶色で髪の毛を作り、さすがにここは針と糸を使って縫い留めました。十二単の装束は、手近にある端切れを使って本当にテキトーに組み合わせてみました。唐衣は、もう30年も前に、祖母にちゃんちゃんこを作ってあげたときの裏地にしたもの。これだけなんとなく和柄ですが、あとは気にせずテキトーに。もちろん縫わずに、折ってボンドで止めるという荒業で、ほとんど折り紙で作っている感覚です。今になってみると、ちゃんと針と糸で縫って作ったら、何年か残せたのになぁと思うのですが、とにかくすぐに作ってしまいたかったのです。大事な顔の目や口も刺繍糸も探さず、普通の糸でくるくるっとして作ってしまいました。冠にお花のついたリボンをつけてみたら、あら、カワイイ。おすべらかしもレースのリボンで結んで…はい、できあがり。1日2時間ぐらいで火曜日までかかってできました。

 女学生風

  さて問題は男雛。装束もよくわからないし、髪型もどうなっているのか謎だし、気分的に着手しにくかったのですが、女雛をシングルにしておくわけにもいかないので、水曜日から取りかかりました。20年も前にわたしが描いたトールペイントのお内裏様の壁掛けを引っ張り出し、参考に。フムフム…髪はひっつめているのだな、袴をはいて、お袖の短い衣裳、首まわりがスクエアっぽいかな…とそれらしいポイントだけ参考にしてまたもや、端切れとボンドで作り始めました。髪の毛を黒のふわふわ毛糸で作ってみたのですが、これがなんともアイパーぽくなって、まるで藤岡弘さん。豆乳のキャップをかぶせてみても髪がおさまらず、失敗です。

 トウッ!

  今日(木曜日)になって、髪の毛を作りなおすことにしました。女雛と同じ茶色の毛糸で前髪も作ってかわいい感じにしてみました。豆乳のキャップもお似合いです。ドットの赤い袴がポップ過ぎるけれど、女のコと相性はいいみたい。小物の扇や笏のデザインがよくわからないので持たせていませんが、それはまたおいおい。

 いろいろ粗(お顔のシワとか)がありますが

  こどもの頃、おひな様が欲しくて欲しくてたまらなかった。息子しかいなくて買うこともなかったし、
ずーっと憧れていたんだな。今ごろ作って何してるんだろうと自分でも思うけれど、木工ボンドでベタベタの急ごしらえ人形の割には、それなりに可愛らしくできたんじゃないかな…と思うのです。こんどは、ちゃんと針と糸を使って作るおひな様にチャレンジしてみよう。まだまだ寒いけれど、玄関に飾って春を待ちましょう。

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