なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

「フランシス子へ」を借りた。柏餅も買った。

2016-04-30 17:58:28 | 日記
  昨日はとても残念な過ごし方をしてしまいました。風が冷たく強く吹いていて、外に出られないのを
言い訳にして、テレビとネットと読書の一日。夫は一人で大阪の実家に行ったので、食事もまったくテキトーになり、体重が着実に一日に200gずつ増えていっています。これでは1カ月で6キロ増える計算です。

 そこで今日はお天気も回復したことだし、図書館へ行こうと朝から決めていました。一昨日から昨日にかけて読み直した西加奈子さんの「きいろいゾウ」が、前に読んだときよりおもしろく、他の作品も読みたくなったのです。「サラバ!」は人気で借りられないだろうけどなにかあるでしょう、と思って。
途中川を渡ります
 わたしは車を運転しないので、図書館まで自転車で30分強というなかなかの道のり。古い道細い道を通ってせっせとこぎ続けました。よく行く古い和菓子屋さんの前を通ると、おじさんが今日はパリッとした白衣と和菓子屋さんらしい四角い帽子をかぶって柏餅を並べているのが見えました。いつもより気合が入っている様子がガラス戸越しにもうかがわれたので、帰りに買いましょうと決め、すこしおでかけ気分になりました。だいたい、世間がゴールデンウイークのこんな良いお日和になんで図書館?と若干やさぐれていたところだったのです。和菓子屋さんのおじさんの特別な感じの装いに、ふふっと笑って、すこし元気になりました。

 借りたのは西加奈子「窓の魚」、井上荒野「切羽へ」、朝倉かすみ「乙女の家」、小澤征良と杏の書簡
集、高山なおみ「はなべろ読書記」と女性ばかり。そして唯一男性は吉本隆明「フランシス子へ」です。
初めて読む作家もいて、どこまで読めるかな……。

 帰りは、予定どおり和菓子屋さんに寄りました。柏餅五個と食パンとクッペを買いました。ここはパンも
焼いていて、それもおいしいのです。「五月三、四、五は柏餅を作るので、パンは焼きません」と貼り紙がしてあって、端午の節句の柏餅にかける意気込みが感じられます。
このときは、粒あんや麹みそあんの柏餅も作るとのこと。おじさんがはりきっていて、わたしもうれしい。

 二時間ほどのお出かけで、けっこうクタクタになりました。運動になったかな。でも早速、息子と柏餅食べたんですよね。一個食べて、もう一個食べちゃおうかと言って、二人で四個。「おとーさん(夫)は大阪
で遊んでるんだからゼイタクしてしまえ」っていう感じ。わたしが太るだけで夫は痛くもかゆくもないでしょうけど。

 夫は今日はオカーサンと古墳に行くとメールにありました。堺かな?ずいぶん渋いお出かけだな。

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